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iPad pro 2020で生配信構築の方法(HDCP対策)

まず先に、最初から条件をクリアしている配信ソフト&キャプチャボードを使用しているなら全く問題ないのでスルーしてください。

基礎知識として、apple製品の最近の傾向として著作権保護の観点から外部出力して録画などする機器が使用できなくなっています。

要はipad pro にアダプタをつけてHDMIケーブルでテレビに接続して画面を表示するなどはできるけど、録画機を間に挟んだり、録画機で画面の録画はできないし、生配信の機器も同様にひっかかって表示されません。

今回i-oデータの
スタンドアロン型 ライブストリーミングBOX 「LIVE ARISER」GV-LSBOX
を使用して生配信システムを構築しようと思ったら見事にひっかかりました。。。

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ちなみに何世代か前のipad proは普通に使用できたので「やられたー」感がすごくて結構混乱させられました。ちなみに、これは↑の機器がwindows10ベースらしく、それで引っかかったのでは?みたいな話でした。

で、どうやって解決したかと言いたいところですが、結論の前に色々罠があったのでそっちの話を先に書こうと思います。

世間ではHDCP2.2対応機器って売りでHDMI接続の間に挟む商品が沢山あります。KanaaN HDMIスプリッター みたいなのとかね。

こういうの軒並み駄目みたいです。秋葉原のそういうのに詳しいお店の人にも聞きました。appleの新製品は対応しているものは無いのと、期待できる販売数の数を踏まえると、そういう機器はなかなか市場に出ないんじゃないかと。

とは言え、↑の配信機材を無駄にするわけにはいかないので、色々方法を模索して2つの方法を発見できました。

①HDMI録画機器※細かいことは自分で調べてね

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これを間に挟むことによってHDCPのブロックを掻い潜って表示をすることができました。気になるのは若干のディレイがあること。まぁ生配信自体がディレイするものなのでそう問題ないと思います。

②HDMI→VGA→HDMI変換する
先程から出ている保護機能はあくまでHDMIの機能のひとつなので、一旦VGAを経由することでアナログにしてしまえば、保護機能をシャットアウトして表示できるという手法です。無駄に2回も変換かけるし、その為の機器も必要なのでホント見た目はやばいです(笑)しかもそれぞれの危機に電源がいるのでそれもまたきつい。

ちなみに注意しないといけないのは、VGAはHDMIと違って音声は一緒に伝わらないので、ちゃんと音声出力ができる機器を使わないと詰みます。VGA→HDMIの機器にも音声入力があると良いと思います。

この接続方法の方がごちゃごちゃしますがディレイは無いので気になる方はこちらの方が良いと思います。

いやー今回結構 人柱りました・・・(;´∀`)

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