Ashley(レソト)に聞いた、中国人ビジネスがアフリカで大繁盛な話

2月3日
レソトは南アフリカ共和国に囲まれた小さな国だ。イギリスの植民地だったが、1966年に独立した。

Ashleyは、このレソトで小説を書きながら、カスタマーサービスや英会話講師をしている。「私の小説は、1冊出版されているのよ」と教えてくれた。南アフリカを舞台にした恋愛小説だそう。読んでみたいなぁ。

レソトには巨大なダムが3つあり、大量の水を南アフリカに売っている。日本がレソトからトラウトサーモンを輸入している記事を読んだことを伝えると、「そうなの。ダムで大量のトラウトを育てているの。とっても美味しいけど、高いのよね」と言っていた。海がない国から魚を日本が輸入しているなんて、とても意外だった。

食事について聞いてみた。朝食にはmotoho porridgeをよく食べる。もろこし粉で作った少し酸っぱいおかゆに砂糖を入れて食べるそうだ。子どもはそれにミルクを加えてよく食べる。お昼には、papa maize meal をよくたべる。もろこし粉をお湯でねった主食で、キャベツやホウレン草などの野菜を添えて食べることが多い。

「山に住む人たちは、野菜を自分たちで育てているのよ。鶏や羊、ヤギや牛も自分たちで飼って自給自足して、野外で調理しているのよ」というので、街の人はマーケットで買うのか聞いてみると、「そうなの。中国系スーパーマーケットがいくつもあるわよ」と言っていた。

「そう、中国人がスーパーを経営しているの。ほかに、最近はリーバイスとか、たくさんのテキスタイル工場がレソトにあるわ。中国人が工場を経営して、そこでレソトの女性達が何千人も働いているわよ」とのことだった。

以前、大学の授業で、ユニクロの巨大工場が中国の北京市郊外にできてから、地方から出てきた女性達が工場で大勢働きに来ている映像を見たことがある。日本人が中国でやってきたことと同じことをもう中国はアフリカの地でやっているのだ。

中国のアフリカ進出の話はニュースなどでは聞いているが、ごく当たり前のことのように現地の人から話を聞いて、あらためて 中国の勢いに驚いてしまった。

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