SMTに行くことになった経緯

冒頭の通り、昨日9年ぶりにSMTに行った。SHINeeのファンこと、シャオルでジョンヒョンペンだった私は7年前のことがあり、4人の京セラ公演を見たあの日からSHINeeを見ることはもう出来ないとSMから離れた。振り返るとSMF全てで少しずつ大好きな人たちがバラバラになる経験をした積み重ねもあったが。

そんな私はRIIZEのソヒちゃんに出会ってしまい、機会があれば生で見て見たい..と思っていた。それを知っていたNCT(特に威神)のオタクをしている幼馴染から一緒に行かないかと誘いを受け二つ返事でOKしたのが始まりだった。

公演が始まると見たかったステージ、まさかの推しヒチョルの出演、古のオタクに優しい懐かしい曲たち..と、見たいと願っていたモノ、幸せだと感じる全てが詰まった宝箱のような公演だったわけだがその中でテンに気づいてしまった。

9年までが最後のSMTとわかるように古のオタクなので存在は知っているし、実力がずば抜けていることだって知っていたが生パフォーマンスを見て私はアーティストとしての彼を1ミリも知らなかったと、わかった気になっていたことに猛省した。

昨日から止められない興奮をここに書き留める。

テンさんのここが魅力的だったポイント

テンさんの魅力①:とても美しい身体バランスとスタイリング

身長が高くないイメージはあったが、そんなことを1ミリも感じさせない手足、首の長さに感動した。

特に肘、膝下のリーチが長くて短丈のトップスを着た時に際立つ足の長さ、細い腰から大きく直線距離を伸ばした肩幅による美しい大三角形。
このタイプの方はどんなお洋服も着こなしてしまうのでいろんなスタイリングが見たい。

テンさんの魅力②: 見るもののアドレナリンをも引き出すダンス

言わずもがなメインダンサーであり、昔ダンスの番組出てたのも見たのでこれも知った気になっていた。
あとは曲によって全然違う見え方をするカメレオンのようなお方だと感じた。

威神の曲ではPhantomのサビで両手を振り払いながら左右にパンッパンッパンッと投げるコレオでラフにしている姿をみて緩急つけてくるタイプ？！とグッときた。

(↓1:17- のことですが音楽番組だとラフ感は弱くて長い公演でしか見られない姿かもしれなくて...また行くしかなさそうです。)

正解なんて知らないけど、一音ずつ止まる時のドンズバな正解位置への止まり方、長い腕が彷徨う空虚もテンさんのお腕が空虚を掻いた瞬間に息するみたいな感じがしてドキドキした。

体幹も素晴らしくてウェーブをしながらまるで時が止まったり、スローモーションに見えるような感覚を魅せていて正直人間技とは思えないほどだったし、アイソレをフルに生かした、手足の伸びる方に体をも連れていく姿がとても美しくて息を飲んだ。

特にNightwalkerが本当にとんでもなくて終わった後に
「สวยมาก(とても美しい)」と叫び、
「私本当にテンさんやばいかも...」と幼馴染に報告した。

ベタな表現になるのが悔しいが、テンさんの身体中が感情を持っていて、触れた空気が全てに感情が伝染して色づいていくような感覚で、素早く音にハマるのにコンマ何秒かの余韻があってこの残しの美学にまたドキドキした。

Nightwalkerで特に感じた体のしなやかさと肩甲骨の柔らかさは絶品。
上半身が右斜めにウェーブしている時、左肩は正面から見たら映らないくらい引き落とし、対角線になる左腕までしなやかにラインを描いていてなんて美しいラインを描けるお方なんだろうか。

肩甲骨はバレエをされていた経験がありますか？
と言うくらい柔軟性があって、Holy Story(0:44あたり)の歌詞のところで腕を高く天に突き上げ縦に細長い蕾のようになった途端、ダンサーと一緒に大輪を咲かせていてこの縦の細長さも別格だった。
そしてその後Higher(0:49)で頭と体を最大限に引き離して現れた長く綺麗な首に思わず感嘆が漏れた。

素晴らしい体幹による大好きな低い低い位置まで沈みゆく動作、腕を天高く伸ばし天を仰ぐ時には水中にいて水圧を感じているような重たさがあってこれを知るともう戻れなくなる。

畳みかけの美学を感じるクライマックスに入ったら増える笑みの回数、バックショットから指先まで遊びを聞かせてステージに寝る..その最後の最後まで何が起こるのかわからないままただ興奮しながら立ち尽くした。

テンさんの魅力③: 歌声、表情...全てが極上の表現力

歌声はLove Talkの世界への誘い方がとんでもなくて、
冒頭の

がたまらなくて思わず心の中で『テンさんの声、聞こえています！！』と叫んでいた。
そして最後もテンさんなのとてもいい。始まりの誘いから締めくくりまでただ興奮だけでほとんど記憶がないが最後には指ハートでお茶目な瞬間も入れてくださった。

表情に関しては1曲目(Love Talk)で
『... もしやテンさん、私の好きなゾーンに入ると笑みが溢れてしまう属性の方では？』
ほんとにそうだったようで昨日たくさんの笑みを浴びた。
ATEEZのサンくんに感じる憑依というよりも純粋にステージに立つのが楽しいという感情から漏れた笑みのようでこちらも思わず笑ってしまった。

テンさんの魅力④: 多言語話者と日本語の破壊力

日本語をお話しされている時、
会場に向かって呼びかける時絶対両手を口元に持っていってお叫びになられる姿がとてもとてもかわいい。

というかわいい日本語で振り返ると完全に掴まれていた。

テンさんが多言語話者であることはもちろん知っているし、创Aでお世話になっているメンター様なので英語、タイ語、中国語を話す姿、あとは昔のコンテンツは結構見ているので(なんで)韓国語も話す姿を知っているが日本語の破壊力がえげつない。
カンペを追わずにメンバーに話しかける姿もとても素敵だった。

さいごに

SMTへ行くことを誘ってくれ、WayVがとてもいいぞ、と教えてくれていた幼馴染への感謝を。
そしてこれまでのテンさんを学び、これからのテンさんを応援したい。