インターネットの話 VS架空請求編

こいつらの続きです。

小4でインターネットの世界に飛び出した少年オットセイ。
小学男児にネット環境を渡すと必ず通る道があります。
それはエロに吹っ切れること。
精通すらしていませんでしたが、女体に対する興味は絶えません。
検索窓に単語を打ち込むだけで夢もおっぱいもいっぱいなわけです。良い時代ですね。
当時は“爆乳”とか、“無修正”とかで検索していた記憶があります。
小学生の分際でモザイク無しを求めるとはいい身分ですね。

で、今では当たり前の存在ですがxvideosもpornhubもオットセイ少年は知るはずもなく、よくわからんアフィサイトで見事に架空請求に引っ掛かりました。
確か、18歳以上か確認する画面ではいをクリックすると感染する仕様でした。
もちろん、目の前に乳ぶら下げてられて正直な年齢を答える倫理観など持ち合わせているわけもなくパソコンはウイルスまみれに。

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パソコンを起動するとこうしたタブが常に開かれるようになりました。
使っているのはおじいおばあの共有パソコン(僕しかほとんど使っていませんでしたが)なので、大変困ります。
第一に、普通であれば家族に正直に話して払ってもらうことを考えるのが普通ですが、貧乏性が既に根付いていた僕にウン万払うという選択肢はありませんでした。

新規ユーザーを作り感染したユーザーにカギをかけ、臭い物に蓋をすることで応急処置をしたまではいいものの、根本的な解決をするためにオットセイ少年は頭を悩ませます。
しかしオットセイ少年、人類最大の叡智と言われているググるというスキルを身に着けているのです。
インターネットでウイルスに感染しましたが、それを解決するのもまたインターネット。
片っ端からググって調べた結果、マルウェアとは何かを完全に理解し削除することに成功しました。

以上架空請求に引っ掛かった話でした。思ったより早く終わっちゃった。
この戦いの中で、僕は著しく成長を遂げました。
パソコンに強くなり、ネットリテラシーまでも与えてくれたのは架空請求のおかげです。
今の僕があるのは架空請求のおかげといっても過言ではありません。
ありがとう、架空請求…
僕の周りだと架空請求に引っ掛かるのは当たり前で、もはや義務教育レベルなんですけど案外健常者は引っ掛からないのでしょうか。
幼稚園児にさえスマホが浸透し、ネットトラブルが絶えない現代を見るとこのイベントがあって本当に良かったと心から思います。



オットセイに課金してもガチャは回せません。