自分に合ったアルバイト

今のアルバイトを始めてから、アルバイト先の人と気軽に会話を交わせるようになった。なんなら、話したくてアルバイトが楽しみになっているくらいだ。

今までは、うまく会話が続かず、空気が読めない人には「気まず笑」と言われてしまうであろう空気感を生み出していた。

高校一年生の頃から、アルバイトをしている。100円ショップ、カラオケ、中華料理屋、ゲームセンター、銭湯、歯医者、工場、カレー屋、居酒屋、キャラクターショップ、スーパーなど、、。様々なアルバイトを体験してきた。1日で辞めてしまうことがあるほど、とにかくアルバイトを長続きさせることが苦手だった。

今のアルバイトを始めてから1年が経つ。長く安定して続けられるアルバイトに出会うまで、6年ほどかかった。なぜ今のアルバイトを続けることができているのか、自分なりに考えてみた。

1.基本1人
商業施設の中にある小さなお店のため、基本的に1人でお店に立っている。シフトが被るといっても、完全な入れ替わり、30分だけ、長くても1時間(稀)だ。あ〜もう少し話したかったな、ちょうどいい時間だなと思うような時間の立ち方しかしないので、私には30分がアルバイト先の人と話すちょうどいい時間なのだと思う。会話に躓くことも疲れることもそうそうない。

2.充実したマニュアル
私は全てメモをし、間違いがないよう、何度も人に聞かないよう徹底していた。しかし、メモを見ても理解できずに結局何度も人に聞いてしまうということが、アルバイト人生の定番だった。今のアルバイト先は、非常にわかりやすく、オープン作業からクローズ作業や支払い方法のやり方など、細かく確認することができる紙が置いてある。何より嬉しいのは、紙ということだ。結局、紙が1番わかりやすいのだ。

3.作業が少ない
私は、遅番に入ることしかなく、この1年間、基本的に同じ作業の繰り返しだ。お客さまが指定した商品をレジに運び、お会計をする。たったそれだけだ。時間になったらクローズ作業を始め、それも全て紙に書いてあるので忘れてしまっても確認しながら進めることができる。お金が関わっている販売職であるため、同じ作業の繰り返しほど安心することはない。

4.客が少ない
4時間のうちに、10-15人ほど対応するだけだ。30分間誰も来ないことなんてよくある。1人でぼーっと立ったり、平沢唯と長野原みおの会話を妄想したり、メモに文章を起こしたり、鼻歌を歌ったり、そんなことをしていたらあっという間に帰る時間になっている。その中でたまーに、販売・接客業務をするだけだ。

以上のことが、私には合っているため長く続いてるのだと考えられる。そんなストレスを感じにくい環境だからこそ、心に余裕があり、アルバイト先の人との会話を楽しめるのだろう。なにより、一対一会話をすることが好きなのだと思う。基本的に、30分の間にアルバイト先の人と一対一で会話をするので、短い時間にも関わらず仲良くできているのだなと思う。アルバイトが長く続かない人は、ぜひ参考にしてほしい。

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