見出し画像

ワイルドリフト公式世界大会 WILD RIFT GLOBAL CHAMPION SHIP ICONS 2022 各地域代表チーム紹介記事

HELLO!
elDiveGaming所属のEVO纳瓦(nawa)です

最近の大会メタのせいでソナとセナの評価が上がって
自分がADCをする時に横に来るんですが大体負けてます

Rush, HAK先生方
tier表でソナとセナtier4くらいにしてください


Wild Riftではパッチ3.2が実装されて
競技シーンのメタが大幅に変わると言われてる中
6月からワイルドリフト初の公式世界大会
Wild Rift Global Championship Icons
が行われます

皆さん国内大会のWJCや
海外のWCS, WRL, WCKなどは見ましたか?

そうですよね?まだ見てないですよね?(食い気味)

そしたらまだ見てない人が多いということなので
地域によっては全試合見ている私が皆さんのために
時間を犠牲にして前パッチの競技シーンのメタや
今大会のメタの予測、更には各地域代表チームを
この記事で一気に紹介したいと思います

なお、一部の人によっては興味のない話が
含まれていると思いましたので
そんな人たちのためにも
目次を作成しておきました

感謝は不要なのでチャンネル登録とTwitterのフォロー
よろしくお願いします

Twitter
YouTube

前置きで記事が終わるところだったので早速
Horizon CupからICONSまでのメタの変遷から
話していきたいと思います

各地域の環境の変化を元に
後ほど紹介する世界大会出場チームを見れば
より一層、視聴する楽しみが増すと思います

MahiiさんもICONSの記事を作っています
自分は韓国地域とか見てない部分もあるので
両方見たらこれで君もICONSマスター!

始めに言っておきますが
この記事とんでもないくらい長いです
興味のあるところだけ読むのもOKです

無限の彼方へさぁ行くぞ!

Horizon Cup

懐かしい

ワイルドリフト初の国際大会
Horizon Cupでは
初の国際大会ということもあってか
各地域特有のメタで世界に挑みました

その中でも他を圧倒していたのが
中国のマクロとドラフトでした

彼らは試合で勝利を掴むために何が必要なのか
ワイルドリフトがリリースされて間もない中で
メタを理解し、そして各地域を圧倒しました

ワイルドリフトにおいてタワーから獲得する
グローバルゴールドがより重要なことを知り
他地域がドラゴンの取り合いをしに行く中
彼らは真っ先にタワーをバキバキに折っていきました

かと言って彼らが最初のドラゴンを捨てているか?
と言うとそれはNOです

ミッドの主導権がファーストオブジェクトにおいて
彼らはどれだけ重要かを知っていて
中国のチームは常にヘラルドかドラゴン
どちらでも獲得出来る準備がありました

デュオレーンとミッドレーンを
オブジェクトが同時湧きする4:00の
少し前に入れ替え(スワップし)て
ミッドウェーブを相手に押し付けてから
リバーのコントロールへ向かう手法が
彼らの常套手段でした

そうしてミッドの主導権を獲得した後
ファイトを望む構成であれば相手に合わせて
マップのコントロールを望む構成であれば
先にヘラルドを獲得してタワーを折りに行く

彼らは国内でそれを既に実践していて
メタとして確立していました

中国以外の地域はと言うと
その場で対応出来るチームも居れば
全く対応出来ずに試合を畳まれるチームもいました

肝心なピックはというと
デュオレーンにはタンクサポートと
レーン戦を避けつつ遠くからハラスが出来て
尚且つファームの早いポーク系のキャリーで
DUOレーンを構成するのが好まれていて
残りのミッド、JG、トップの3チャンピオンで
全体の構成を固めていました

そんなワイルドリフト初の国際大会の決勝は

Thunder Talk Gaming VS Da Kun Gaming
(決勝の動画URL埋め込みしてあります)

中国vs中国という
何とも言えない結果に終わってしまい
世界にとって悔しい2021年となりました


Wild Rift Global Championship Iconsの発表及び、ワイルドリフトEsports Season1の開幕

この発表のあと大はしゃぎしてランク落ちました

今年2022年の1月に公式からSeason1として
世界大会開催と各地域大会が発表されました

日本では
「リーグ戦が始まるのか?」とか
「どうせ中国が勝つんだろ」とか
この発表がとても話題になりました

SEAや欧州、北南米でもこの話題で持ち切り
Facebookではトレンド入りするほど

Season1ということもあり
毎年開催されることが予想されますが
日本では既に解散したチームもたくさんいて
MOBA好きの私や他のファンからしたら
不安な2022年の走り出しでした

そんな中、今年は
VCTという同じRiot Gamesの
Valorantというゲームの世界大会で
ZETA DIVISIONというチームが大変活躍し
それに便乗する形で各界隈の有名配信者が
腫れ物カスタムといったタイトルで行った
League of Legendsがプチバズりしました

そして少しナイーブな話ではありますが
他タイトルのモバイルMOBAである
モバレジェやAoVが衰退し始めて
前述の本家サモリフのことも含めて
ワイルドリフトに移行するプレイヤーが
現在進行形で増えています

日本は世界的に見て盛り上がっていない地域
いわゆるマイナーリージョンと言われ
競技シーンに所属している
海外のプレイヤーからは"穴場"と
揶揄され移籍を希望する人もいます
(競争率が低く世界大会出やすいから)

この現状を打破するためには
我々プレイヤーが一丸となって
コミュニティー愛を持って
盛り上げる必要があります

だから最近のBC SWELLの活動や
公式インフルエンサー陣のカスタム等
そういった活動は個人的に嬉しく思っていて
これがプロチームに限らず
もっと色んな所で浸透していって欲しいと
MOBA好きとして切に願っています

話が大幅に逸れて寝落ちするところでした

夜中に書いてます

話を戻して
そうして今年の地域予選から始まり
今に至るのですが、メタの方はというと
次の見出しで話したいと思います


各地域の予選大会とHorizon以降のメタの変遷

※ここの解説は長めです

2022年 世界大会の予選が各地域にて始まりました

Horizon Cupを経て中国チームがやっていた動きを
トレース(真似)するようなチームが世界的に増えました

まず先陣を切って開幕したのがSEA地域

この地域は所属する国の数が多く
開幕が他の地域より少し早いのです

チーム数が多いこともあり
メタがとても進行していて
中国チームに見劣りのしない
世界レベルなチームが多く存在します

特にその中でも台湾は中国の隣国ということもあり
スクリムという練習試合を組むことが多いので
必然的に他国よりも情報収集のスピードと
メタへの順応性が高くなっています

SEAの各国で予選が始まり
メタに注目が集まりましたが
いざ試合内容を見てみると

あれ?

Horizon Cupの時と
さほど変わっていませんでした

やっぱり中国リーグが始まらないと
メタは変わらないのか

結局中国がメタの覇権を握って
世界大会も中国チームが独占かぁ

と思っていたところ
様子が変わりました

なんと
大会期間中に高速でメタが変化していきました

(ちなみにメタとは簡単に説明すると
その時期に流行しているキャラやムーヴのこと)

一歩譲って決勝とかまで進行してから
変化していくならまだしも
Bo3の1試合毎に尖った構成や
奇抜なマクロを持っているチームが
突然増えてきました

その中で注目を集めたのが
Team Under Groundという
Horizon Cup前のフィリピン予選で1位だった
Amihan Esportsというチームの元メンバーが
所属しているダークホースのチームでした
(Amihanは規約違反でBANされて出場停止)

彼らは中国や韓国、SEAの他チームと違い
独自に考え独自に変化させたドラフトや
マクロを確立していてフィリピン予選では
大活躍していました

パッチ3.0以降では
タンクやファイターが横行し
その対策としてバフされた
ブラッククリーパーを組み込んだ
黒斧ミッドコーキ

そして

ポーク系のデュオレーンが多い中で
セナをキャリーに置くセナ〇〇構成が
レーンの維持とオールインが強いので
流行していました

そんな中で彼らは黒斧コーキ
そしてミッドファイターの対策であるフィズ

ポークのカウンターであるケイトリン
ファイタータンクに対して強いコーキ以外の
選択肢としてアッシュを起用する
といったピックをして
構成を尖らせていました

マクロはミッド主導権よりも
サイドで大掛かりなアクションを続けて
敵を左右に振り続けて掻き乱していました

この戦法に各チームは混乱し対策できずに
苦戦するプロチームが多くこのままUDGが
フィリピンの代表になるのではと思ってました

ですがそこに待ったをかけたのがFENNEL

Bo3だかBo5でUDGに勝利し
見事SEAの最終予選へ勝ち進みました

フィリピンで例えましたが
このようにSEA地域ではHorizon Cupで
ベスト4にもなったTeam Secretが敗退するなど
各地域でドラマがあり壮絶な戦いが行われていました

SEAでの全体的なメタというと
基本的にはHorizon Cupからマクロ面において
変化はさほど感じませんでしたが
ピックの方が大幅に変化して

前述でも挙げましたが
ミッドファイターやタンクのカウンターで
黒斧コーキやフィズ

デュオレーンではADCでなく
メイジを置くAPC構成のカウンターとして
セナを置いたグループファイト構成

ポーク系が増えてユーミの使用率が上がると
アサシン系のJGやミッドが増えました

そんな感じでメタの進行は急速に進み
気が付けば中国の予選大会が開幕していました

世界から注目が集まる中国リーグ

ちなみに黒斧コーキを流行らせたのは
中国地域の大会です

まず注目されたのはHorizon Cupに出場していた
Da Kun Gamingです

彼らは中国リーグのLPLに所属しておらず
国内の予選に出場しなければ
世界大会へ進めませんでした

一方、Thunder Talk Gamingはというと
LPLで優勝しHorizon Cupでも2位なので
既にWRL1部リーグに所属する権利を
保有していたのでパスしました

そんな感じでWRLの1部リーグに参加するために
国内から国際大会優勝のDKGを筆頭に
中国の有名チームや強豪が集まった
壮絶な予選大会が始まりました

予選大会のメタはいきなり驚きが隠せませんでした

ADCが復活

一部のチームを除いたほとんどのチームで
デュオレーンにADCがいました

サポートはお馴染みのルルや
ポジショニングの強いタンクサポート

そうして中国の予選大会が始まったと思いきや
今度はそのADCが一瞬でいなくなりました

何があったかと言うと
モルガナAPCとムンドサポートの台頭です

モルガナはヴァルスやジグスへの対策で
ムンドに関してはスレッシュやラカンといった
当時覇権を握っていたサポートのカウンターとして
流行り始めました

互いにCC無効の特性を持ち
完全にレーン戦を放棄するが
かと言って放っておくと強力になり
サポートにロームを許してしまうので
それ以降はデュオから離れる
サポートローム環境が流行していきました

オブジェクト前のミッド主導権は
メイジ系のAPCや射程の長いヴァルス等で
ウェーブを処理しつつ、エンゲージサポートは
リバーの茂み(ブッシュ)に隠れて敵を待ちます

中国ではオブジェクト前のミッドで
長いと2~3分も試合時間が
経過することがあるくらい
重要視されていて
特にタワーに直接干渉のできる
リフトヘラルドの優先度は高かったです

昨年のHorizon Cupのメタをトレースしていた
他地域のチームと違い、彼らはオリジナルであり
完成度があまりに違いました

特にDKGとFPX、305とTFCに関しては
他の中国チームと比較しても完成度が高く
チームとしてレベルが違いました

彼らは他のチームが流行りのメタで戦っている中
独自のメタを確立しプレイオフへ進出しました

DKGはどのチームでも追いつけないタワーゲーム
FPXはどんなチームにも対応するドラフトとマクロ
305は事前に研究してミッドJGで破壊するミクロ
TFCは韓国のRYよりも完成度の高いトップゲーム

中国予選大会のプレイオフは壮絶な戦いになりました

まず好カードと言われたTFCと305の1回戦では
305が事前にTFCを研究していたと思われます

そうしてTFCのトップゲームを見事に完封しました

続いてDKGと305の対戦カードでは
国際大会優勝のDKGが順当に勝つ予想がされていて
配信の勝利チーム予想ではDKGが
視聴者から80%の支持を得ていました

実際フタを開けば305が圧勝

まさか優勝候補筆頭が2回戦で破れて
世界的に話題になりました

そんなレベルの高いチームがいるプレイオフで
待ったをかけたのがNOVA Esportsです

彼らはプレイオフのトーナメントの中で
急成長をし続けて決勝まで残りました

そうしてプレイオフの上位6チームが1部リーグへ
進出を決めて、WRLの開幕へと続きます

WRL開幕まで期間が長く、その間に
北米と南米、欧州地域の予選が
開催されました

各地域のメタはというと
欧州では先程から言っている通り
中国やSEA地域のメタをトレースし
肝心な構成理解度に関してはかなり低かったです

何故中国チームはそういうドラフトをして
構成を組み立てているのかを
理解した動きとは思えませんでした

これは北米と南米にも言えることですが
北米と南米に関してはそれ以前に
構成すらメタに追いついていませんでした

この時点で自分はこれらの地域への関心を失い
大会を追うことをやめてしまいました

これらの地域はWRLが終幕へ近づいて行くにつれて
進化していくのでこれは後で話すとします

ここでWCK(韓国リーグ)に初めて触れますが
WCKはLoLの聖地とも言われるほど
MOBAの競技人口が多い地域です

オフライン大会羨ましい

自分はこの地域にかなりの期待をし
大会を見守っていたのですが

落胆しました

理由としては
韓国チームの特徴としてRYを除いたほとんどのチームが
Wild Riftとサモリフを同じものとして考えたような
マクロやドラフトをしていたからです

MOBAとして基本は同じかもしれませんが
全く違うものです

この認識を改めない限り
韓国の大会は見る価値がないと判断して
直ぐに視聴をやめました

ですがプレイオフまで進んで
どれくらい変わっているのか気になって
何となく見てみたのですが驚きました

完全に別のチームになってました

特に初めて見たKDFは
韓国特有のスローゲームではありましたが
ジワジワと選択肢を迫っていく詰将棋スタイル
構成理解度もかなり高くRYとの決勝は
レベルが相当高かったですね

そうしているうちに各地域では
プレイオフまで進行し
パッチ3.1のメタが確立していきました

その中でもやはり中国では
独特なメタが横行していました

それは

シンジド

眩しいぜ

はい?なんでこいつ?
と思う方が多いと思います

理由としては超単純
集団戦最強でレーンガンク決まりやすい
サイドにスワップしても問題ない
レーン戦拒否しやすい

足元に置くブリンク禁止を強制するスキル(釘付け)が
JGとのガンク合わせや、集団戦において優秀で
パッチ3.1でのメタは軒並みブリンク持ちで
機動力の高いチャンピオンが評価されています

なのでシンジドのスキルがぶっ刺さります

しかも構成に不足しがちなAPダメージと
クリスタルセプターなどによるスロウ
釘付けや背負い投げのCCとタンクの役割

レーンはもちろんミッドとサポートで…

ん?

そうなんです
何故かミッドなんです

バロンレーンでもごく稀に見かけますが
対面に強力なチャンピオンが多く
相当高いスキルがないと活躍出来ない
のでスケールしやすく対面に序盤の弱い
チャンピオンが来やすいミッドレーンや
セナとセットでサポートのパターンもあります

それらのポジションであれば
他のレーンに干渉しやすく
集団戦での影響力を多く出せる事が
シンジドの強みとして評価され始めました

中国のドラフトではシンジドがキーになり
BAN or PICKという状況になっていて
メタが混沌としてきました

中国リーグのWRLに話を戻しますが
プレイオフでは予選で急成長を遂げた
NOVA Esportsが更なる成長期を迎え
他チームを圧倒していました

Horizon Cup 準優勝したTTはというと
直前にまたしてもメンバー変更があり
各チームに対応することもチームの色も確立出来ず
リーグ戦では大苦戦を強いられました

WRLの総括はまた別の機会に話そうと思いますが
大会期間中に成長していく姿を見ると
競技シーンはやっぱり面白いと再認識しました

結果的に優勝したのはFPXでした

話をメタの方に一旦戻します

シンジドが横行し始めた中国のメタ

そこに畳み掛けるように
Horizon Cup前のメタを思い出すような
懐かしい面々が再び競技シーンに姿を現しました

それは

メイジサポート

ジャンナとナミがメインの私としては
大変嬉しく思っています

何故再び脚光を浴びたか

理由としてはプレートやタワーの破壊による
グローバルゴールドの減少と
度重なるメタチャンプのナーフ

そしてADCアイテムのバフが大きな理由でしょうか

リフトヘラルドの価値が若干下がり
JGが試合を作ってADCがキャリーする
といった昔ながらのプランが復活したことが
この現象の要因となっています

それに乗じて

さりげなくバフを貰っている
冬の訪れと相性のいいナサスの復活

セナナサスやっぱり強いって
元TTのSoilが言ってました

そしてダブルメイジDuo筆頭の
ソナセラフィーン、ラックスモルガナ
そしてカルマなど

構成に幅が出るようになったパッチ3.1B

この新パッチで行われた各地域のプレイオフ決勝や
中国2部リーグでは今並べたチャンピオンが
めちゃくちゃいました

このパッチ3.1Bで行われた欧州や北米
南米地域の大会は一気にメタが変わり
全く別の地域を見ているかのような
そんな気分にもなった試合が多く

中でもブラジル地域のOMH VS VKの決勝は
Bo7最終戦までもつれ込み熱い試合を
繰り広げていました
(リンク埋込みあり)

内容は他地域と何ら遜色なく
さらに言うと各選手をピックアップすれば
スーパープレイとも言えるような
いいシーンも沢山ありました

私のYouTube動画でも軽く触れたのですが
ブラジル大会は有観客でお祭り状態とも言える
相当な盛り上がりを見せていました

公式によればプレイヤーのアクティブ人口比率は
ブラジルが世界一だそうです

中国メタの流入は世界で多大な貢献をもたらして
地域レベルの底上げに繋がりました

そうして来月には世界大会が始まります

パッチ3.2での開催になりますが
環境はどのように変化するのでしょうか?

ここからは個人の見解ですので
聞き流し程度にしておいて下さい

今まではタワーから獲得出来るゴールドから
リフトヘラルドの優先度が高く
そのためにバロンレーン側で
試合を作る展開が流行ってきました

今パッチでは
・度重なるメタチャンプのナーフ
・キャリーアイテムの強化
・タワーゴールドの減少
・オブジェクトが5分に変更

この仕様の変更によって恐らく
最初から1-3-1で来るチームも増えるでしょう

過去にそういったメタがありましたが
その時はADCが強かったので
当時のメタが返り咲きすると予測します

オブジェクトが1分遅湧きするので
そのタイミングで各レーナーは
1stコアが完成しファイトする
勝った方がオブジェクトの選択権を得る

ヘラルドとドラゴンの価値は
ほぼ同程度になったと言っていいでしょう

この1-3-1メタの派生で開幕インベード
(相手ジャングルに侵入)する構成も
流行りそうですね

そういったことから序盤から強い構成
パンテオン、グレイヴス、イヴリン
ブラウム、ラカン、ラックス、アーリ
この辺りが増える予感

バロンレーンはそこまで変化はないと思います

とにかくADCとSUPが
今のメタと一気に変わりそうですね

シンジドもSUPとして起用するチームが増えそう笑

話が右往左往して長くなってしまいましたが
次は世界大会へ出場する各地域代表チームの
紹介へ移りたいと思います


ICONS 各地域代表チームの紹介

たのしみ

各地域予選大会が終幕し代表チームが確定していき
つい先日、中国リーグも終わったので
ICONSの出場チームが決まりました

早速YouTubeで動画をアップしたんですが
時間が無くて雑編集になってしまい
結局noteにまとめる二度手間

アホかいな

最近覚えた外国語です

やった!討伐数1!

YouTubeの動画の方は
かなりざっくりした紹介になってますので
時間が無くて聞き流ししたい方はそちらを勧めます

紹介動画はこちら

では早速、優勝候補筆頭の中国地域から
紹介していきたいと思います



WRL代表チーム

まず最初に紹介するのは中国代表にします

WRL1位通過 FunPlus Phoenix

ロゴと略称がズルい

激戦区中国を制したのは本家でもお馴染みのFPX

予選から多くの試合を重ねてやっと手にした
世界大会出場権と中国1位の座

ファンや選手達からしたら涙ですね

選手の紹介をさせていただきます

いちいち宣材写真がカッコイイ

名前とポジションは画像の通りなので省きます

FPXのスタイルとして相手の
どのような動きにも対応出来るマクロ
長い時間をかけて積み重ねてきた経験
チームの色として前面に出しています

キーパーソンは画像で見てもらったら
分かると思いますがFadou0711です

まずJGの0711の話をしましょう
彼はカジックスやリーシンといった
序盤から試合を作りやすく機動力の高い
アサシン系をよく好んで使用します

メタであるジャックスや他にはオラフなども
使うことはありますが勝率が段違いです

チームの完成度が高い理由の1つとして
彼の存在がとても大きいでしょう

TopのFadouはWRLの紹介記事でも取り上げましたが
別タイトルからWRに流入した台湾人です

中国国内でもトップクラスのミクロ
誰よりも広いチャンピオンプールが彼の武器です

WRLの中間地点では彼がとてつもない不調に陥り
チームとしても負けが重なり彼らの強みである
安定が揺らいだ時期がありました

それを支えたのが0711とMidのYezi(イェズ)でしょう

彼らは度重なる試合の中で成長し
Fadou復調とFPXの立て直しに貢献しました

データにも残っていて
予選ではチームで1番MVPの数が多く
スタッツの高い選手がFadouだったのですが
プレイオフでは0711とYeziが急激に伸びています

チームとして完成度が高いとはまさにこのこと

誰かが不調なときは誰かがその分を補い
そして当事者意識を持ってチーム作りに励む
このチームファーストの精神が
競技シーンにおいて重要な事であると
私は考えています

触れてはいなかったですがSUPのCHAOは
途中で身体の不調を理由にLayという
サブのメンバーに変更されてから
出場機会を失っていました

CHAOはFadouと同じく台湾の方で
大师杯や虎牙杯では大活躍していました

WRLも序盤は出てたりしたのですが
継続して出場することが難しく
Layにメインを譲りました

中国の大会は日程がとんでもなく
ブラック企業のスケジュールのようでした

SM?

そりゃあ体調崩す人も出てきますよね
腰痛とかの人も出てたそうで

そうしてFPXは国内最強の名を手にして
世界大会へ出場します

中国のチーム紹介はとてつもなく長くなりそうなので
別の記事を参考にしてすっ飛ばしてもOKです


WRL2位通過 JD Gaming

ロゴかっけぇ

有名かと言われればそうでも無いけど
中国国内では割と上位に位置するプロチーム

メンバーは以下の通り

Xingdouが高校の同級生に似てる

つい最近までは無名の選手ばかりでしたが
WRLを経てコツコツ積み上げてきた
The中国といった感じのチームです

キープレイヤーはSUPのDokiと
JGのXingdouだと思っています

予選ではあまり目立ったチームでは
なかったのですが地道に勝利を重ねて
滑り込む形で1部リーグに参戦しました

そして1部リーグでは覚醒し
特にSUPのDokiは中国のサポート
指3本に入るレベルまで成長しました

個人的には
TT smy
FPX CHAO
JDG Doki
だと思っています

ロームタイミング、フィールドコントロール
アグロ引き、スキルショットどれをとっても
一流でして、Dokiは特に
フィールドコントロールに優れていました

ワーディングとポジショニングが絶妙で
アクションを起こしたいポイントで
ワードや身体で必ず視界が取れていたり
ここぞと言う時に身体で味方をプロテクトしてます

JGにとって最高とも言えるサポートです

続いてJGのXingdouですが
元々はChosen Oneという
斗鱼大师赛の優勝チームに所属

彼はキャリー系のジャングルを好んで使用し
特にジャックスとレンガーのパフォーマンスは
かなり優れていました

メタであるカジックスやリーシンも使えますが
ドラフトの時点でBANされる比率が高いので
比較的空きやすいレンガーの使用率は高めでした

彼のマクロはとにかくキルゲーム

キルラインの見極めが上手くて
当たれるタイミングを逃しません

彼に弱点があるとすれば
アクションが上手くいかないと
リカバリーが効かない所でしょうか

1度組み立てたプランを
臨機応変に組み替えるのが
そこまで得意ではなく
成功するまでトライしまくるので
気が付けば試合が終わったりしてます

それっていいのか?って思う人多いと思います

結局中国の大会ルールは基本的にBo3以上の
連戦する場合がほとんどで
そういうところで彼の強みが光ります

トライし続けるメンタルのタフさと
長引いた試合を畳む能力の高さは
かなり評価が高いです

キーパーソンでもないような気がしますがTopは
Lemonという鬼フィジカルの選手がいます

彼は過去にOMGのinYanと
MEFというチームでチームメイトでした

未だにFPXのことを夢に見るJDG Lemon

中国国内ではプロ以外でも
たくさんの上手いプレイヤーがいることは
皆さんご存知だと思います

その中でも特にTopとJGは競争率が高く
ゲーム内のチャンピオンスコアも
相当高いです

このLemonという選手は
EDGのXZhangとまでは言いませんが
数々のファイターでランキング入りしていました

JDGは各々のフィジカルが高く
とにかくトライアンドエラーを繰り返し
相手を翻弄していくのがチームとしての特色です

苦行を乗り越え手にした世界大会の切符

彼らは世界でどう活躍してくれるのか楽しみです

※追記5月28日
サブの01とVianが脱退し更に
ADCのTimelessが上海のロックダウンや
中国のコロナに関する問題でビザが発行されず
Team WeiboからChiが代わりに出場します

Morはサブで登録されました

変更後の出場選手一覧はこちら

補強後のが強くね?

ICONS出場資格獲得チーム NOVA Esports

ガンダムのツノ

中国ではもちろん世界でも話題になっている

NOVA Esports

一応最終的にJTと同率3位の扱い

ですが個人的にはこのチームの爆発力が
1番高いと感じています

岡本太郎もそう言ってます

NOVAは大会前に注目は一切されておらず
気が付けば予選大会で準優勝
WRLのグループステージでは
途中まで無敗の1位でした
(プレイオフ確定後は数試合負けて2位)

そうしてプレイオフに勝ち上がって
最終的には3位で世界大会への切符を
手に入れました

メンバーは以下の通りです

ユニフォームがジオン軍のキシリア・ザビみたい

ロゴも含めてダークな雰囲気がありますね

ここでピックアップして紹介する選手はただ1人

JGのLongです

WRLのMVPと言っても過言ではないでしょう

NOVAの大躍進には彼の活躍があってこそでした
チャンピオンプールは無限に広く
フィジカル、メンタル、コントロール
全てにおいて万能でした

恐らく頭もいいのでしょう
彼の仕掛けはほぼ100%決まります

賢いなと思ったシーンの1つで
レンガーでトップへ無理やりダイブしに行き
デスしながらパッシブを無理やり貯めて
それ以降マップ下半分でアクションし続け
フルスタックを4分過ぎに達成してました

試合後半の展開を始まる前から考えていたのか
彼の思い描くシナリオ通りに進んでいきました

確か試合後のインタビューでもそんな話をしてました

序盤で試合を作り、ADCがキャリーする
というMOBAの王道パターンを彼は
自分が全て作り上げ自分でキャリーする

中国人らしいプレイヤーです

ただし、チームとしては彼中心に動いて
なおかつマクロというよりフィジカルパワーで
ゴリ押しするパワーチームです

結成からまだ短いので世界大会までに
どれだけ仕上げてくるのか楽しみにしています

ちなみに自分はMidのGuoguoも
良いプレイヤーだと思っています

初の公式大会で初の世界大会
期待しています

※追記5月28日
MidのGuoguoが以下略
変更後の出場選手一覧はこちら

結構変わりそう

ICONS出場資格獲得チーム Oh My God

アイアンマンの胸にこんなのありましたよね

はい、来ました
遂にこのチームを紹介できる時が

WRL1部リーグ開幕から
TT以外で応援していたチーム

Oh My God

残念ながらTTは1部リーグには存続するものの
リーグ戦では大敗してしまい
勝ち残れませんでした

なので上位に残っていたOMGを
私は応援していたのですが
戦績はこの通り

参照:Wild Rift liquipedia
参照:Wild Rift liquipedia

ボコボコ笑

やめて!中国強豪チームの特殊能力で
ジャングルの森を焼き払われたら
闇のBo7で使用チャンピオンと繋がってる
OMGメンバーの精神まで燃え尽きちゃう!

お願い、死なないでJG inYan!
あんたが今ここで倒れたら
Midのirmaや散っていった305Gamingの
元チームメイトとの約束はどうなっちゃうの?
試合はまだ残ってる!
ここを耐えれば、資格獲得戦に勝てるんだから!

次回「OMG死す

デュエル、スタンバイ!

OMGだけにオーマイガーってね

言うてる場合か

茶番はここまでにして
イカれたメンバーを紹介するぜ

ユニフォーム1番好き

OMGにはJGのinYanとMidのirmaという
Horizon Cupで優勝を収めたDKGから
予選大会で勝利し話題を集めた
305の元メンバーでして
彼らの実力はと言うと
中国国内で最強のMidJGコンビです

宣材写真でお祈りポーズしてるのが
神の子inYan
彼のリーシンはリーシンです(語彙力)

とにかくミクロお化け
見ていて気持ちのいいプレイが多く
他にもカジックスやレンガーなどのアサシン
フィオラやジャックス、オラフといった
ファイターもそつなくこなす

彼には1つ大きな問題がありまして
それは

チームに全くコミット出来ていない

どういう意味かと言うと
つまるところ、彼のスピードに
ついてこれる人が少ないです

逆に言えば
チームが彼にコミット出来ない

でしょうか?
まぁチーム競技でこの言い方はおかしいですね

Midのirmaは共にプレイしている期間が長く
合わせるのがとても上手いのですが
他の選手たちは時間がかかりました

本当に資格獲得戦までチームがまとまらず
最後の最後でチームがひとつになりました

その感じから察するに
恐らくショットコールをしていない
という可能性があります

チームの動き的にミッドかサポートが
ショットコールをしている印象ですね

まぁ彼は世界最強JGなので見てる側としたら
そんなのどうでもいいレベルで上手いんです

最終的にはチームがまとまったので
世界大会が楽しみですよ私は

メンバー紹介に話を戻して
Midには神の子の子irma

神の子の子ってなんやねん
そうです、彼はinYanの金魚のフンです

中国ではそう言われていますが
私はそう思っていません

305の頃からずっと一緒に
プレイしてきた彼ですが
WRLでは彼のジェイスが
神がかっていました

他にも真っ先にMidシンジドを生み出した張本人で
(大会で最初に出したのは恐らくOC Corn)
スクリムした人からそんな話を聞きました

スクリムの情報流すなよ

中国人はお話が大好きなので
聞けば何でも言ってくれます

彼もまたミクロお化け
そしてゲームIQ8000くらいあるので
マクロがめちゃくちゃ良い

他にもエンゲージをするタイミングや
目立たないけどルートカットをして
相手にポジションを取らせないように
するのがとても上手いです

スキルを使わず相手にプレッシャーをかける天才

彼の得意チャンピオンは昔からフィズ
「DKGをボコボコにしたのはいい思い出」
そんなセリフ言ってみたかった

TopにはDustwindという選手がいます
彼はLPL出場していた頃からOMGにいまして
その時からTopはXZhangかDustwindと
周りから言われるほど

今では進化し続けるXZhangに
遅れを取っているイメージですが
広いチャンピオンプールや
チームとの相性を見たら
欠かせない存在です

(ちなみにEDG XZhangとはFPXのFadouや
TT Zをボコボコにして舐めプまでした
中国最強のトップレーナーです)

呼んだ?

そしてSUPのSu

彼はLPLで最多MVPを獲得した
中国屈指のサポートで
TOP5を作るとしたら
1. TT smy
2. FPX CHAO
3. JDG Doki
4. DKG Emo
5. OMG Su
だと思っています

同じ世界大会出場チームとして
CHAO Dokiの2名と比較した時
サポートでキャリーをする
というTT smyと似たようなスタイルです

EmoやCHAO Dokiはチームのサポート
smyとSuはキャリー
そんな認識でいいでしょう

チャンピオンプールも分かりやすいほど
セナ〇〇構成でよく使う
ナサス、グラガス、ガリオ、セトを
よく好んで使用していました

昔からグラガスずっと使ってますね

そして最後に紹介するのはADCのYuri
彼もまたずっとOMGに所属している選手で
病的にカイサが好きで使っています

自分も中国チームにいた頃は
彼のカイサにインスピレーションを受けて
立ち回りを学んでいました

今大会は環境的にADCが使われないメタでしたが
世界大会はパッチ3.2で行われるので
ADCが輝く環境になれば
彼のキャリーが見れるでしょう

OMGだけで1000字以上を
消費するこの偏向記事どう思います?

※追記5月28日

こんなに時間をかけて応援しているOMGの紹介をしたのですが、OMGは上海のロックダウンによって活動に制限があり、ICONSのために新たに選手を獲得する動きもしたのですが間に合わずRiotの方針に則り5位であるJ Teamに世界大会出場資格を譲ることになりました

本当に残念です

なのでJTの紹介を間に挟みます


ICONS出場資格繰り上げ獲得チーム J Team

ニューピー(新星)って言われるのも分かるロゴ

前述の通り出場資格を放棄したOMGに代わり
ICONS出場資格を得たJTの紹介をします

OMGの代わりということもあって
しかもBerryが所属しているので
私は応援します

そんなJTのメンバーはこちら

JTっていうと日本たばこ産業かと思うよね

ポジションは画像の通りです

個人的に注目している選手は
まずBerryです

この人はDCというチームに
所属していたのですが
今季からJTに移籍して
好成績を収めたスーパーキャリーです

予選でもオリアナで
試合を壊すシーンがありましたが
得意ピックは言わずもがなオリアナ

そしてヴェインです

多分中国リーグで1番のADCはBerryか
2部リーグのSVGに所属している
元Thunder Talk GamingのSoilでしょう

ADCって上手いとか下手とか
正直傍から見たら判りづらいですが
メインロールがADCの私から見て
わかり易く説明すると
まず第一にポジショニングです

キャリーは集団戦で安全な立ち位置から
ダメージを出し続けなければいけません

大会を見ても上手い下手より凄いとか
ダメージヤバすぎだとか大雑把に
見られがちです

彼らをよく見てみると
相手が主要なスキルを落としたり
味方がターゲットを引いてる一瞬で
前に出てバーストしたり
自分がタゲを引きそうな時は
しっかりと逸らしたり引いたり
そういったポジショニングの
技術に長けています

なかなか判りづらいですが
そういった事を当たり前のように出来ないと
中国では絶対に活躍出来ません

強い選手が多い中で今例に挙げた2人は
ポジショニング以外にも
ピックの幅やスキルショット
アグロの管理など
様々な分野において最強だと思っています

次はTOPのDawn128
元々はWeiboに所属していて
MidのPanはその時からのチームメイトです

彼らは活動期間も長く
JTに移籍後もTOPで作る動き
またはミッドにロームして
主導権を握ることに関しては
他のチームより素早い上に洗練されてます

基本的にTOPはタンク系が多いですが
1vs1も間違いなく強いです

中国代表4チームの中では
Fadouが注目されがちですが
今1番強いんじゃないですかね?

そしてMidのPanですが
彼もまたピックの幅が広く
相手の構成に刺さる嫌なピックをしてきます

立ち回りもかなり狡猾で
相手がスキルを落とすまで
じっくり待ってから仕掛ける
諸葛孔明スタイルです

彼もビルドはドンキで仕入れてるそうです

ゼドやアーリ、コーキなど
アサシンからメイジ、キャリーまで
全てのチャンピオンが高水準です

そして最後に紹介するは
CherryとMalefic、そしてdyの3名

dyはJT結成初期から在籍している古参で
ひたすらにタンクサポが得意な印象

珍しいなと思ったのは
セナガリオやグラガスをする際
彼がセナを使っていることです

基本的にはキャリーの人が
使うことの方が多いセナですが
dyはセナのロームタイミングに長けていて
グループアクション以外でも
セナの強みを活かしていました

パッチ3.2でもセナは出てくると思うので
彼のマクロに注目しています

そしてJGの2人ですが
MaleFicはInvictus Gamingや
Ninja in Pyjamasを経て
このJTに行き着いた
競技歴ベテランのJGです

ゼドJGやったり大会でアムム出したり
昔から奇抜なピックをしてましたが
今は落ち着いてリーシンやカジックスとか
メタチャンプを中心に使っています

Cherryはただただひたすらに
リーシンとジャックスを使っていて
BANされたらカジックスとオラフ
みたいにチャンピオンの幅はありません

ですが彼はそれぞれのチャンピオンをピックする
構成に対しての理解度の深さがあって
どの試合でも関心してしまうような
動きの綺麗さが見ていて楽しかったです

そんな中国の中でも彗星の如く現れたJTですが
初の世界大会ではどこまで勝ち上がれるか
期待しています


WRL中国美人キャスター

推し!!!!
子供の頃から可愛すぎる

男ばっか紹介して疲れたので
WRLのキャスターで可愛い人貼っておきます

さて、また男紹介しますか


WCS代表チーム

ここからはWCSという
SEA地域の激戦区を乗り越えて
出場資格を獲得した強豪チームを
紹介していきたいと思います

まず初めに紹介するのはこのチーム

WCS1位通過 ベトナム代表 Team Flash

パックマン最終形態

WCS地域を1位で通過したのは
皆さんが普段から口を揃えて
ベト〇〇と呼ぶこの人たちでした

これを機にそういう呼び方を
している人達はやめましょう

そりゃあベトナムがSEA1位ってコビーも涙流しますよ

彼らは台湾地区を全勝で勝ち上がってきた
後ほど紹介しますFlash Wolvesに対して
WCSグランドファイナルを4-0で下した
とんでもないチームです

余談ですが
FW VS TFのグランドファイナルで実況の人が

お互いのチャンピオン全て
フラッシュを落としていますね
チーム名にフラッシュはあるのに
誰もフラッシュ持ってない

とか言ってて笑いました

そんなWCS1位通過した
最強チームのメンバーはこちら

ベトナム人ぽい

私のYouTube動画の方では
Team Flashはマクロが少し劣っている
という表現をしているのですが
あくまで中国チームと比較している場合が多いので
SEA地域においては彼らのマクロは
とても綺麗なものでした

注目選手はTopのShyで
彼のポジション取りやエンゲージの判断は
チームのベースになっていて
そこから始まる集団戦は相当強かったです

この世界大会において中国チームに一矢報いるのは
このベトナム代表のTFではないでしょうか?

JGのZysuは細かいミスが目立つものの
チームメンバーを信頼していて
自分がいない所で当たっていても
寄る素振りなど見せず平気で
スプリットしてきますし
チームファイトは恐れずに
オールインしてきます

こういったアグレッシブなプレイは
相手チームを下がらせたり
スキルを無駄使いさせる要因になり
チームのマクロやファイトを
より一層安定させる一因に
なっています

Mid coyoteは元々Divine Esportsという
去年ベトナムでSBTCと並んで2強だった
チームの元メンバーで
今年の頭から加入しています

プールが広く
アーリのような王道から
ガレンやセトなどのファイタータンクも
幅広く使うことが出来ます

ひとつの集団戦でまず先に
相手のどのチャンピオンから落とすべきか
そういう一瞬の判断が上手くて
驚かされました

ちなみにデュオレーンは割と普通


WCS2位通過 台湾代表 Flash Wolves

ポケモンぽくないですか? 

次に紹介するのは台湾リーグ全勝
WCS2位通過のFlash Wolvesです

このチームは昔から
変わったデュオレーンを生み出していて
ソナセラフィーンやセナナサスの発祥です

もっと意味不明なのでいくとナミジャンナとか
ガリオユーミとかもあります

でも国内リーグどころかSEAでもまかり通る
チームでこの変わったピックのマクロを
確立させている強豪チームです

そんないい意味で変人がいるチームの
所属メンバーはこちらです

ブルース昔からイケメン

注目選手はやはりMidのBRUCE
Midのチャンピオン全部使えます

元ADCということもあり
中でもコーキとルシアンは
他のミッドの選手とは別格です

一時期コーキにどハマりして
Bo5全てコーキ使って後ほどBANされてました

レーン戦は特別上手い訳でもないですが
ロームタイミングや集団戦の入り方が
絶妙で素晴らしいです

自分が落とすべき相手チャンピオンに
しっかりとフォーカスして
人数有利を作るのがとても上手い

そしてJGのCookie
彼もまたずっとFWでプレイしていますが
FWが特殊なピックをすることもあり
彼の周回ルートはかなり独特です

ミッドルルの時なんてジャックス使って
赤→青→カニ→敵クルーグ→Top gank
という誰にも見られずにアサシンしてました

何でミッドルルなのにミッドに来ないの?
って敵は思っていたでしょう

自分も思ってました

相手のJGはずっと自陣の青にping刺してました
青にいるって思ってたのでしょう

TopのYseraはダリウスが得意で
他にもカミールやガレン、レネクトン
最近だとシェンやリヴェンなど使うことも

彼はメタへの適応力が高く
パッチ変更でのバフやナーフによって
メタが変わる時期にいち早く順応します

なのでパッチ3.1では大会期間中に
パッチが変わる特殊な環境でしたが
彼のパフォーマンスは落ちませんでした

何故そのような能力が高いかと言うと
彼は中国サーバーとグローバルサーバー
合わせて1シーズンで2000試合プレイします

マジでイカれてる

知ってる人も多いと思いますが
現在(5月上旬時点)SEAサーバー1位のYujiって人が
1シーズン1000試合以上プレイしてて
その2倍以上って考えると分かりやすいですよね

ランク環境で試行錯誤をとにかく繰り返し
日々のスクリムで実践しています

彼のようなプレイヤーがもしも日本にいたら
国内リーグでファ〇キン盛り上がりそうですよね

DUOレーンはお馴染みのSUP Easonと
ADC Demonです

あれ?Demonいなくなってる
そうなんです

最近Lock1ngにメイン奪われてしまったそうです

キャリー系のチャンピオンは
彼の方が上手くて環境的に
Lock1ngの方が出場機会が多くなりました

DemonはAPCの神ですので
世界大会でまた彼のセラフィーンが
見てみたいですね

フレンドというのもあって彼らを応援しています


WCS3位通過 フィリピン代表 Rex Regum Qeon

フィリピンのフレンドがカミールの足って言ってました

WCS3位通過のチームはRRQ
昔からとある人物が所属している
SEA地域では有名なプロチームです

とりあえずチームメンバーはこちらです

白黒にすると遺影みたいだからやめて欲しい

注目選手はただ1人
JG Chazzです

SEA地域No.1とも名高い彼ですが
何故そこまで有名なのか

彼はSEAサーバーで
S0からS4までのシーズンを通して
チャレンジャーランキングTOP10に
ずっといました

実力はもちろん競技シーンにおいての
立ち回りも積み重ねてきた努力で勝ち取り
ようやく世界大会への切符を手にしました

肝心なプレイスタイルはというと
フィリピン特有の集団戦スタイル
とにかくレーン戦よりも
オブジェクト前でのファイトに注力し
ドレイクを積み重ねてファイトする
その繰り返しです

基本的に序中盤の金銭はあまり意識せずとも
ファイトで勝ててしまうフィジカルが
フィリピン特有のキルゲームに
なっているんではないでしょうか?

最近ではその考えも薄れてミッドの
主導権を意識するチームは増えましたが
彼らに限ってはそうではなく
とにかくドラゴン
 
被せてきたら戦うだけ
勝てばいいという考えでしょうか

実際その戦法で勝てているので
現状では正しいと言わざるを得ないですが
世界大会でそれが通用するかと言われたら
恐らく否

中国チームやTeam Flash、はたまた
日本のUSGやSGといったチームは
ミッドのプライオリティの高さを
理解しているので
このままですとPlay-inを突破できるか
怪しいところではあります

世界大会までの1ヶ月の間に
各国のメタをしっかり研究して
臨めるかが鍵になってきそうですね


WCS4位通過 タイ代表 Buriram United Esports

サッカーの名門クラブ?

個人的に面白かったチームのひとつです
WCS4位通過のBURIRAM UNITED Esports

Horizon Cupの時のSEA予選、ICON SERIESでは
当時タイ国内で2強だったEVOS Esportsと
INVATE Esportsを下して勝ち上がっていました
(決勝ではEVOSに負けてたけど)

今シーズンはそのINVATE Esportsから
SUPのWhat the jesとJG Coldenfeetを
獲得してチーム増強をしてきました

選手の基礎レベルが高く、このPlay-inでも
突破してくる可能性がかなり高いチームです

そんなチームのメンバーはこちら

スポンサーYAMAHA? 日本についてくれ

注目選手はその新加入した
SUP Whatthejesです

動画でも軽く触れましたが
スキルショットがえぐい

仕掛けの判断も的確だし
オブジェクト前で相手の
ワンチャン狙ってくる動きを
完全に消してきます

他にMidのArchenyは
Whatthejes同様、使用チャンピオンのスキルが
とにかく高くて集団戦でのパフォーマンスも
かなり高いプレイヤーです

ただしポーク系のチャンピオンは
あまり得意ではなさそう?

ADCのVVV(トリプルV)は
キャリーらしくダメージをしっかり出しつつ
自身のポジショニングは徹底されていて
敵チームからするとかなり厄介なプレイヤーです

全体としてアクションの成功率が若干低く
もう少しレーナーが精査するべきどころが
あって、世界大会前にどれだけ調整できるか
そこが勝利へのポイントになりそうですね

こんな感じでWCS SEA地域代表チームの
紹介の方を終わります

続いてはお待ちかね
WJC 日本チームの紹介です!


WJC代表チーム

お待ちかね、我らが日本地域から
選ばれし2チームを紹介します

WJCは約2ヶ月間に渡って行われた大会で
解散したチームやフリーで活動していた選手が
様々なプロアマのチームに合流し
日本でワイルドリフトがリリースされて以来
1番大きな規模で行われました

世界的に見て未知な部分の多い日本地域ですが
競技シーンをご覧の方はご存知だと思います

日本地域は強いです

様々な地域を見てきてますが
日本のレベルは個人的に相当高いと思ってます

日本固有のマクロやドラフト
中国や他地域からパクったマクロではなく
オリジナリティ溢れるチームが沢山いました

そんな日本地域から出場資格を得た2チームで
最初に紹介しますは

WJC1位通過 Sengoku Gaming

和風テイスト

紹介しなくても知ってますよね
じゃあ次行きますか

おい

一応前回、WJC開催前に
日本チームの紹介記事は作成したので
大まかな内容はそちらをご覧下さい

WJC紹介記事はこちら

そしてSengoku Gamingの
メンバーはこちらです

情報過多宣材写真

WJCも終幕して国内王者の座を維持した
Sengoku Gaming

SUPがDejiwoから
元SCARZのOukiに
変更されたこと以外は
大きな変化はありません

キープレイヤーは皆さんご存知
RushとHAK

と言いたいところですが

今回はKaiと新加入のOuki
注目していきたいと思います

まず新加入のOuki

世界的に見てSUPとして高いレベルにいた
SG Dejiwoから新たに加わった選手で
元々はSCARZというプロチームに所属していました

その頃はIceという選手とDuoを組み
国内でも屈指のデュオレーンでした

肝心のパフォーマンスはというと
Sengoku Gamingに加入後も相変わらず

中国チームの紹介時にサポートtop5を
個人的な順位付けで書きましたが
SUPには大きく分けて2種類存在します

チームサポートとキャリーサポートです

Oukiは前者に当てはまるでしょう

ここで例に挙げると
WJC Main Stage Play-offのBo7(リンク有)
VS USG第1試合目のとあるシーンで
ガリオを使用していたのですが
エンゲージとフロント、及び
味方キャリーのプロテクトに徹底していて
RushやWANを何度も救っていました

仕掛けのタイミングも良く
返しの上手いUSG相手に
強気なプレーを繰り返していました

チャンピオンプールも広く
今大会でメタだったタンクを中心に
様々なチャンピオンを見せてきました

世界大会のパッチでは
ADCの復権が予測されるので
エンチャンター系のサポートも
使われるようになるでしょう

彼のメイジサポートは
そこまで見たことはありませんが
世界大会でどれだけのパフォーマンスを
見せてくれるか期待しています

そしてTOPのKaiですが
彼が1番のキープレイヤーでしょう

世界大会ではレベルの高いTOPが多いです

SGのマクロはTOPとMidへの依存度が高く
世界相手に安定したパフォーマンスを
しっかりと発揮できるかが問題です

前回のHorizonでは
今ほど強烈なメタは存在せず
全体的に見て強豪チーム相手に対し
フィジカル的な部分とマクロにおいて
多少の差が出てしまったくらいで
TOPの差が勝敗に大きく影響する
ということはありませんでした

今回は違います

中国のマクロが流出して
世界的にレベルが上がり
なおかつ日本の大会は
海外の選手たちも見ています

しかもパッチが更新されて
TOPの環境がかなり変わると思われます

今パッチではTOPメタと言われていて
日本国内ではかなり良いパフォーマンスを
見せてはいましたが
それは各国の代表チームも同じです

世界大会のパッチでは
Duoメタが再来する予想がされて
TOP中心に組んでくるチームは
今よりも少なくなってくると思ってます

なのでTOPで試合を動かすためには
必然的に地力が相当高くないと
世界で活躍するには難しいでしょう

Kaiのフィジカルはというと
上振れ下振れが試合の中でも
変化しているイメージが強く

先程も例に挙げたvsUSGの1試合目では
序盤ダリウスキャリーになる展開かと
思っていたところ中盤以降
思ったよりスケール出来ずに
結局序盤の有利を失っていました

世界大会は海外で行われますし
Bo3やBo5など長い戦いが多いので
スケジュールや身体的な負担が多く
1試合1試合集中力を切らさずに
自分のプレーを徹底できるか
要求値は高いですが
彼にかかっている部分は大きいでしょう

チャンピオンプールも問題なく
前回と違ってチームにかなりコミットした
動きが洗練されていました

上振れた時の彼の爆発力は素晴らしいので
世界大会楽しみにしています

そして最後にWANです

前述の通り世界大会はADCメタ予想

Horizon Cupでは
彼のADCのパフォーマンスは
世界レベルでしたし
心配することは無いでしょう

得意チャンピオンはルシアン(?)で
韓国代表のRY相手にソロキルしてたり
ライブで見た時は発狂しました

Cub3さんもdaggerさんも音割れしてました

世界大会では中国チームに
注目が集まると思いますが
もしFPXやJDGと対戦する機会が
あるとしたらめちゃくちゃ楽しみです

今言った2チームは
中国国内でもDuoレーンのレベルが高く
そんな相手からレーン戦でキルを奪えたり
ミッドへのスワップ後にソロキルしたり
そんなシーンがもし見れたらと思うと
楽しみで仕方ないですよね

RushとHAKは十分なほど
皆さん見ていると思いますので省きます!

20000字目前で
めちゃくちゃ重くなってる笑

彼らのYouTubeリンクを貼っておきますので
まだ見たことない方は要チェック

様々なメタチャンピオンや
ランクのPlayThrough動画を
たくさん発信しています

HAK
Rush


WJC2位通過 Unsold Staff Gaming

木ノ葉一族的なsomething

WJC2位通過したチームはUSG

チームロゴこっちで良かったのかな?

Horizon Cup前の国内予選では
SG相手に大敗してしまいましたが
今大会は違いました

圧倒的な成長を遂げて帰ってきた彼らは
今大会ではBo7で最終試合にもつれ込む
3-4の接戦を披露してくれました

惜しくも負けてしまいましたが
内容だけで見たら負けていません

国内1強とも言われたSGを
ここまで追い詰めたのは
素晴らしいとその一言に尽きます

もうSGの1強と言えなくなりました

次のシーズンもBBやLDG
他にも強いチームが出てきて
国内リーグを盛り上げていきたいですね

話を戻してメンバーの一覧はこちら

Khazさん又吉に似てる

注目選手はJG MaiiとMid tatsuki217

どうせそうだろうなと思ったそこのあなた

安心してください
全員紹介しますよ

懐かしい

まずJGのMaiiから
言わずとも知れた国内最強のJG
実力的にRushと拮抗していると思ってます

USGでは彼を中心に
キャリーのtatsuki217
そしてThreezで展開していく
そんなチームではありますが

彼はショットコーラーでもあり
序盤から強気に仕掛けていくスタイル

彼のアサシンJGは見ていて楽しいです

特にリーシンのパフォーマンスが高く
世界大会では警戒されるでしょう

集団戦でも役割の徹底をしっかりしていて
彼なしではUSGではありません
と言っても過言ではないです

20000字超えたので
USGの紹介はやっぱりここでやめます

嘘です

続いてtatsuki217
彼は前からゼドが本当に上手いイメージ

世界大会のメタでゼドが出てくる
可能性はそこまで高くなさそうですが
少し期待しています

今大会のメタではジェイスやカルマ
そしてアカリやアーリなど
幅広いプールを求められるレーンですが
彼は問題なくそこをクリアしていて
プールが広いだけではなく
各チャンピオンの練度が
非常に高いです

今のメタは最初にハルブレイカーを購入し
サイドにスワップしてスプリットする
そういう展開が増えていますが
彼の強みはスプリットが上手いところで
今大会のパッチとかなりマッチしていました

ADCメタになる予想で
Duoレーンが必然的にMidへ
スライドしてくることから
自ずとMidはサイドへ展開するので
このメタは継続されると思います

ジェイスやコーキ、ゼドなども
継続してピックされるチャンピオンに
なると思いますので
世界大会でも彼のパフォーマンスが
発揮されることは間違いないでしょう

そしてThreezとKhazのDuoレーンです

ここのデュオレーンは良くも悪くも安定
パフォーマンスに波は無いのですが
チームにコミットし過ぎているのか
Duoレーンで試合を壊したり
そんなシーンが足りない気がします

今パッチではポーク系のチャンピオンが
メタとして頻繁に見かけました

ですが中国やSEAでは
そんなポーク系のチャンプや
セナなどの特殊なピック
またメイジ系のオリアナなどでも
試合を壊す、そう壊せるのです

文字通りキャリーしていました

USGではレーン戦放棄に徹底し
チームにコミットしています
それもチームの色として
悪くは無いのです

ですが世界大会のキャリーメタでは
そうは行きません

各国代表チーム、特に中国やSEAなど
アグレッシブなDuoも多く
USGのMid JGの展開では
どこかで限界を迎えると思います

Duoレーンのチャンピオンプールは問題なく
新パッチでも適応するでしょう

USGに必要になってくるのは
今のマクロをDuoレーンに組み替える事も
選択肢の1つとして増やすことだと思います

なのでDuoレーンには
ここで自分たちでゲームメイクをする
そういう技術が必要になってくるので
世界大会までにどれだけ調整できるか
楽しみにしています

そしてTOPのLarkはDuoレーン同様
チームに徹底的にコミットしています

ファイターよりタンク寄りのピックが多く
チーム全体の構成をまとめる
むしろ役割としてサポートに近いでしょう

レーン戦は決してアグレッシブとは
言えないですがチームのまとめ役ですので
こちらに関しては問題ないです

ですが世界大会ではどうなるか

もっと自分よりも強いレーナーが
対面に来るのでLarkにはもっと
アグレッシブさが必要になるでしょう

USGは世界大会までに課題が多いので
また進化した姿を見せてくれることを
期待し楽しみにしてます

対中国やSEAの試合早く見たいですね

次は個人的に面白かったと思ってるEMEAです


EMEA地域代表チーム

私はこの地域の大会を
全てはチェックできていません

なので不完全ですが
見た試合や今までの傾向を踏まえ
考察程度で紹介しようかなと
そう思っています

チーム数が相当多いので
試合を追うのが大変でしたが
見ていて楽しい試合が多く
まだまだ成長の余地がある
そんな地域でした

そんな苛烈な環境下で
世界大会出場の切符を
1位通過で手にしたチームは

EMEA1位通過 スペイン代表 Team Queso

スペインだから海賊?って思ってる

そろそろ読むのダルくなってきた
って人多いと思うので
サクッと紹介していきます

ちなみにQueso読み方はケィソ

TQはHorizon CupでもSGと
同じグループで戦ったチームで
世界大会のグループ振り分けは
またしてもSGと同じグループになりました

そんな因縁のあるチームですが
各々選手を紹介していきたいと思います

まず第一の注目選手はTOPのAcolyte

リアルでノクサスギロチン振り回しとる

Horizon Cupの時も注目選手でしたが
今回も変わらずEMEA地域で
最も注目を浴びていました

彼のストロングポイントは
アグレッシブなレーン戦と
ランクしまくって得た知識量と
幅広いチャンピオンプールでしょうか

配信ではランクを中心に
視聴者との交流や
コーチングとかも行っていて
EMEA地域が活発な理由は
こういった選手が多いから
盛んなんでしょうね

話を戻して、彼はダリウスを中心に
カミールやリヴェンを得意としてましたが
今パッチではシェンで無双してました

カミールは運営によって
殺されたと言っても過言ではないので

世界大会ではシェンやダリウスを
使ってきそうですね

次はJGのAndreszed

アジア系スペイン人かな?

彼にジャックスを使わせておけば
間違いないでしょう

画像の通りリアルジャックスである彼は
得意チャンピオンもジャックスで
他にはリヴェンやグレイヴスなど
キャリーを意識したジャングラーです

TQが毎度序盤負けている理由は
序盤に強いピックをあまりしない
そして序盤から試合を動かす
というマクロはしていないので
そうなっています

JGのピックに偏りがあるので
そこも原因の一つではないでしょうか?

ですが流れに乗った時の彼は
名前の通りキャリーと化し
チームを勝利に導きます

序盤にどれだけ負けても
集団戦とか相手をキャッチしたりとか
そういった瞬間から捲るための動きは
Andreszed然りTQは徹底しています

続いてはMidのVejos(ベヨス)

Jの発音はしないのがスペイン語

彼のプレイスタイルは
チームマクロのサポートが中心

基本的にキャリーというより
徹底的にチームにコミットした
サポートに近しい動きですね

プールもアサシンよりもメイジ

決勝ではカルマやモルガナといった
ミッド周りのコントロールや
JGやBaronのエンチャントを
目的とした動きが多かったです

中国でメタになっていたシンジドを
使っていたりとメタには敏感

世界大会ではキャリーメタになるので
サイドへ展開したりスワップしたりした際
アサシンやファイターが使えないと
かなり厳しい戦いになるので
この準備期間で対策しなければ
いけないでしょう

続いてはDuoレーンのJoeyscags

独特な名前多い

インタビューでも言っていたんですが
これといって得意なチャンピオンが無く
なんでもそつなくこなすと言った印象

モルガナやヴァルスなどのポーク系を中心に
コーキやヴェインなどのキャリーも
当たり前のように使いこなします

実況は彼のことを魔術師とか言ってました

相方のSUPはMethanaute

カタカナでメサノウツって書くと違和感

彼のプールはADCのJoeyscagsに
完全に合わせてピックするような
チームの構成のまとめ役です

基本的にはメタなこともあり
タンクを中心に使用してます

かなり昔の映像とか見ましたが
メイジサポートも得意らしく
世界大会のパッチではナミとか
ルル、カルマなども見れそうですね

JGアンドレスの紹介の際にも言いましたが
このチームは基本的に序盤は
かなり負けています

RIXとの決勝では序盤終わってました

ですが中盤にかけて小規模戦や
集団戦で徐々に差を詰めていき
気がつけばドラゴンスタックを重ねて
相手チームはファイトに勝てなくなっています

そんなチームですが
EMEAでは1位を取りましたが
世界大会ではどうなのか

個人的な意見ですが
グループステージを突破する可能性は
恐らくそこまで高くないでしょう

理由としてはやはり序盤のマクロが
世界の強豪チームと比べて遅れています

スタートの遅い展開は
ワイルドリフトにおいて
かなり渋いです

中国の試合を見たことある人はご周知だと思います

ピックのpriorityも
序盤強いチャンピオンが好んで先ピックされます

レイトキャリーなどは余程壊れている
また構成によっては強ピックになりうる
例えばヴェインやジャックスなどは
たまにピックされる程度で
最近ですとBANすらされなかったりします

そんな中でこのTQが勝ち上がるには
序盤の弱さを克服する必要があります

世界大会までにどれだけ仕上げてくるか
楽しみにしてます


EMEA2位通過 イギリス代表 RIX.GG

ロゴそのまんま

2位通過したチームはRixです

名前を聞いたことある人は
そんなにいないと思います

個人的にEMEAを見て
1番優秀で1番強かったと思ってます

残念ながら優勝は出来ませんでしたが
実力はEMEAと思えませんでした

そんなRixのメンバーはこちら

めちゃいい写真

まず第1に注目すべきは
Mid Snitch(真ん中)でしょう

単純に配信者としてEUでは有名人

プールも申し分ないしミクロも十分

チームにコミットしたピックや
キャリー系のコーキ
チームを引っ張るアーリや
ダイアナも使えます

決勝ではシンジドで
チームを引っ張っていましたね

唯一問題点があるとすれば
肝心な時に思い切りの良さが無くなる

特に不利になった時に
自分主導で動けてない印象です

そんな所でしょうか?

見たら分かるの一言です

Twitchでよく配信してるので
見てはいかがですか?

Snitch Twitch

続いてJG Se7(セブン)(右から3番目)です

中国人って書いてあったので
そうだと思うんですが
EMEAの大会で1番アクション回数の多い
アグレッシブなJGだったと思います

中国と言えばやっぱりリーシンですよね?

もちろん彼のリーシンはEMEA地域で
1番上手かったなぁってイメージです

積極的に仕掛けるスタイルは
EMEAにはあまりないので
個人的に1番好きなJGです

そして最後に紹介するのは
Mr. PENTAKILL
ADCのDoom(1番右)です

愛称の通り準決のMVPで
ペンタキルを過去大会含め
公式大会で3回達成している
スーパーキャリーです
 
ポークでチマチマ攻撃するくらいなら
オールインして全滅狙ってくるような
スーパーアグレッシブなADCで
ヴェインやドレイヴンが得意

弱点はオーバーチェイスが
たまにあるくらいで他にはありません

基本的にはメリハリがしっかりしてる
ミスをしないADCって感じです

そんなチームですが
同じグループCに中国のJTがいるので
JT Berryとのキャリー対決が
早く見たくてしょうがないです

個人的にめちゃくちゃ楽しみなチームです

ちなみにTOPはRandom(左から2番目)で
SUPはClue(1番左)です
彼らももちろん素晴らしい選手たちです

ですが紹介するには自分の情報量が
まだまだ足りていない感じで
RIXはADCとMid JGで試合を作るので
必然的に目立たなくなってる印象


EMEA3位通過 ベルギー代表 Game-Lord

EUってサッカーチームのロゴみたいなの多い

3位通過したGLD

チームファイトが好きな
EUの中では独特なチームで
カウンターアクションと
ワンキャッチするアクションが多い印象です

注目すべきはまずJG Zefta

え?22歳?え?

ロン毛だった髪の毛を削ぎ落とし
身軽になった彼は
EMEA地域で3位と世界大会への
切符を手にしました

プロゲーマーの世界線ver. マイティーソー

可愛らしい顔している彼ですが
彼のプレイスタイルは全く可愛くないです

JGとして試合を掻き乱し
積極的に主導してアクションするが
カウンターアクションにも対応するし
EUでの評価もかなり高いジャングラー

チャンピオンプールも豊富で
3位決定戦ではジェイスJG出してました

画像の通りカウンターに翻弄されたPRLは
キルを全然奪えずに
終始不利を背負っていました

続いてはMid Ruizです

スペインってことはつまり?

そうです、彼は元TQのメンバーで
Horizon Cupの時のMidレーナーです

更に元を辿ると
NOVA Esportsにも在籍していて
今は中国チームを所有しているので
EMEAに部門自体はありませんが
あのDarkBreakerが元チームメイトです

TQのMidレーナーVejosもチームメイトでした

そんなTQをクビになった彼ですが
今の環境だとあまり適応しているように見えず
かなり苦戦しているなぁといった印象です

チャンピオンプールやスタイルに
問題があるかと言われたら
そうでも無いんですけれど
レーン戦があまりに弱い気がします

取れるはずのレーン主導権を
弱気に立ち回りすぎて譲っていたり
なんか引っかかってました

ただしチームがノっている時だけは
パーリーピーポーでした

そりゃ宣材写真もハートにしますよね

メンタル的な問題なのかは知り得ませんが
世界大会までにどれだけ仕上げてくるか
そこだけです

続いてはTOPのLonely Kidです

最年少ターキー来た

言うまでもなく
チームの軸となっているのがTOPの彼です

年齢が若いのもあってやはりミクロ面が
他のどのチームやメンバーにも勝っていて
Zeftaを中心にTOP側で常に作っています

タンクよりもファイターを好んでいて
ルシアンやヴェインなどの変わり種も
たまにピックされていました

Ruizも彼の好調に乗っかって
調子を取り戻せたら
ここが1位を取れる可能性もあります

Kidのウィークポイントは
若さゆえに調子にバラツキがあるところ

それさえなければ完璧なのですが
まだまだ経験が浅いので仕方ないでしょう

最後にduoの2人

アニメ2話くらいで倒される
プーさんみたいで可愛いですね

チーム自体トップで作ることが多いので
デュオレーンはひたすら目立ちにくいですが
予選ではしっかりやることを徹底してました

世界大会でもその面を維持しつつ
パッチがキャリーメタになりそうですので
世界大会までにキャリー力に磨きをかけて
臨めたら同グループのFWにも勝てるかも?

ちなみにGLDのグループAは
死のグループと言われていて
台湾1位とWRLステージ1の1位が揃っています

ここから勝ち上がるには少なくともFWに
勝たなければいけないです

個性的で面白いチームなので
このグループにも要注目です

25000字突破して読み込みが遅くなってきたので
サクッとアメリカ大陸を紹介します


Wild Rift Open Latino América地域代表チーム

WOL1位通過 アルゼンチン代表 Leviatán

ベイブレード

Wild Rift Open LatinoAmerica地域を
1位で通過したチームは
Leviatán(レヴィアタン)

ロケーションはアルゼンチンで
チームロゴの色合いとマッチしてますね

動画や冒頭でもお話した通り
アメリカ大陸の地域リーグは
去年よりも大幅に強くなっていて
他地域のリーグと比べても
何ら遜色のないレベルに
なっていました

そのラテンアメリカ地域で
1位になったこのチーム

ラテン地域は1~3位の間に
実力的な差は正直ほぼ無くて
個人的には同率だと思っています

ドキュメントはスペイン語で
ほんの少ししか言ってることが
分かりませんでしたが
相手チームに対するリスペクトは
プロならではのものでした

そんなチームのメンバーはこちら

んー、画質w

左から
TOP Androck
JGL Andy
MID Lumesh
ADC Kite
SUP Eunha

注目選手はAndyで
ラテン地域のチームに
実力差はほぼないと言いましたが
彼だけはJGとしてWOLの中では
頭一つ抜けていた印象です

ジャックスが特に印象的で
とにかく戦うタイミングが良くて
相手のアクションをまるで
予知しているかのように
カウンター仕掛けてくるところ
そしてアグロの管理が絶妙でした

マクロも申し分ないと思っていて
彼のアクションはとてもいい判断が
多かったと思っています

どっちのアクションにするか悩むアンディ

Andy以外の紹介もしようと思いましたが
ぶっちゃけるとAndy最強チームで
まだまだ未熟な感じがしたので
この辺にしておきます

WOLはこのチームもそうですが
他のチームも同様に文字数が減ると思います

試合数が少なくて情報量が足りないので
その辺はご容赦を


WOL2位通過 アルゼンチン代表 Furious Gaming

ヒロアカのギガントマキア

ここもLEV同様アルゼンチンのチーム

LEVに決勝で4-1で敗北し
2位通過になったFGですが
彼らもまだまだ進化の途中で
チームとしてはあまりに未完です

メタは追いついてきてはいるのですが
アクションの意図やマクロがまだ微妙で

例えば
セト取っててトップでソロキルしてから
ミッド側に寄ってきたのに
オブジェクト前でセトから仕掛けない

とか

ジャックス取っててプッシュ手伝わずに
序盤負けてるレーン側の
スカトルコントロールでファイトする

とか

ここまで勝ててるのは個人個人の
ミクロでゴリ押してるとしか思えません

場面場面では良いプレイもありましたが
そういったチームの戦略面を
もう少し精査した方がいいでしょう

そんなFGのメンバーはこちら

いや、だから画質

左から
TOP Libra
JGL Ek0
MID Pusher
ADC Sarther
SUP Capoxzseba

注目は特にはしていませんが
MidのPusherって方はミッドでヴェインしたり
今の環境では珍しくキャリーをよく使い
アグレッシブにプレイしてました

このチームは5~6試合分しか見ていないので
そこまで情報を持っていませんが
自分が見た中では
日本チームが警戒すべきレベルまでは
まだまだ達していないと思っています

FGのPlay-inグループの他チームが
NV, FW, Rixと本当に強いので
突破できる望みは薄いですが
いい試合を見せて欲しいです


WOL3位通過 メキシコ代表 STMN Esports

DCコミックのフラッシュ思い出す

メキシコから出場するのはSTMN Esports
このチームもFG同様まだまだ未完の状態で
WOLを3位で突破してきました

ラテン地域は呪われているのか
何故かグループ分けが地獄のような
チーム振り分けになっていて
このチームはUSG, JDG RRQと
同じグループで正直言うと
突破は難しいでしょう

FGと同様、紹介するような注目選手は
見つかりませんでした

一応メンバーの一覧はこちらです

春は過ぎましたね

左から
TOP, JGL, MID, ADC, SUPの順です

基本的にこのチームもゴリゴリの
ファイト構成を主に使っていて
オブジェクトはほぼ間違いなく
ファイトを狙ってくるでしょう

オラフやリヴェンなどの序盤から強い
チャンピオンをよく使ってくるので
USGもドラフトで上手く躱しながら
対策すれば問題なく勝てるでしょう

続いてはブラジル地域の紹介です


Wild Tour Brazil代表チーム

この地域は世界で間違いなく
1番盛り上がっていた地域と
断言できます

前にも紹介した通り
BRサーバー導入後
全世界のセールスで
1番の売上比率は
ブラジルでした

成長率で言えば
後ほど紹介する
NA地域と同じくらい
強くなっていました

日本チームが警戒すべき
中国以外の地域リーグは
EMEAとSEA及び
このWBRでしょう

そんな盛り上がりを見せている
WBRを1位で通過したチームは

WBR1位通過 Omegha Esports

病院のマーク

ブラジルの激しい戦いを制したチーム
Omegha Esports

このチームハッキリ言って
マジで強いです

南米地域って
ゴリゴリにファイトする構成にして
序盤からオブジェクトを被せて来ます

このチームはどのタイミングで戦うべきか
または戦わずにカウンターアクションするか
ブラジルでは去年まで見られなかった
綺麗なマクロをしています

Libertyとのアッパー決勝Bo7の1試合目

グランドファイナルの前だね

この試合で力の差を見せつけました

14分で2万近いゴールド差

構成自体は若干Libertyの方が強いかなと
思って見ていたら
最初のドラゴンファイトで5-0

あー、レベル違うわ

って思いましたね
結局LBRとのファイナルは3-0で圧勝

そんなブラジル地域を1位で通過した
OMHのメンバーはこちら

Huyaの無理やり連れて来られた感

TOP Huya
JGL Benignus
MID suitS
ADC Aomine
SUP Seelinah

1人黒バスの選手紛れてますね

注目選手は圧倒的TOPのHuyaです
シェンやセトなどエンゲージタンクを
好んで使用している印象です

シェンのウルトのタイミングや
セトのウルトでのエンゲージなど
ファイトの場面で
必ず起点になっているのが彼で
かと言ってレーン戦が弱いわけでもなく
普通に世界レベルのTOPだと思います

次はBenignusですかね

レンガー使ってる試合が印象に残っていて
中国のJGレベルでした

オラフでも前に出るタイミングとか
すごく良かったし
かなり競技シーン見てますけれど
このレベルなら世界大会も
普通に期待できるレベルです

チームのマクロも良くて
真似事ではなく独特な色がありました

彼らはミッドの主導権よりも
サイドを重視していて
恐らく事前に決めていた
取りたいオブジェクトのサイドに
デュオレーンをスワップさせて
サイドから主導権を取りに来るスタイル

ミッド1人になるので
suitSに対する信頼度も分かりますよね

実際ブラジル地域では圧倒的な
マクロとチームの完成度で
グループステージはFPXと同じグループなので
対戦するところが見てみたいです


WBR2位通過 VIVO KEYD

正式名称どっちか分からん

WBRを2位通過したのはVK

このチームはプレイオフでLBRに敗れて
ロワートーナメントに移ったのですが
そこでも決勝でLibertyと対戦し
そこで勝利しGrand Finalに駒を進めました

LBRといい勝負してたから
実力は拮抗してそうですが
実はそうでも無いです

OMHが圧倒的なのはありましたが
このVKはグランドファイナルで
OMHとBo7の最終戦まで戦いました

なので単純にLBRとは相性が悪いのでしょう

そして試合内容も悪くありませんでした
Play-inのグループ分けにも恵まれ
普通に突破してくる可能性は高いです

そんなVKのメンバーはこちら

No Mercy(慈悲は無し)って笑顔でこっち向いてるのやばい

やっぱり注目選手はJGのLorDと
SUPのMaynahでしょう

OMHのJG Benignus同様
彼もまた高水準のジャングラーで
リーシンやカジックス
世界的にも人気のオラフなど
ピックの幅も広い選手です

若干アクションに雑味があるので
そこを取り除けば世界大会でも
間違いなく活躍出来るでしょう

続いては個人的に注目しているMaynah

グランドファイナルの最終戦では
彼はラカンを使用していたのですが
一生裏取りし続けて
OMHを掻き乱していました

敗色濃厚の中でチャンスを作ってくる
メンタルとそのマインドは
こういった競技シーンで
とても重要な事だと思います

チームとしてもう少しアクションの精度を
正確に仕上げて来たら
とてつもなく面倒な相手になりそうですね


WBR3位通過 Liberty

もみじ

WBRを3位で通過したのは
自由や解放を意味するLiberty

名前の通りかなり自由な戦術で
ハマらないとOMH戦の様にボコボコにされて
終わるような試合もかなりありました

VK戦では多少巻き直したものの
やはりまだこの2チームとは実力差がありそう

そんなチームのメンバーはこちら

ブラジルの宣材は必ず誰か1人無理やり連れて来られてる

注目選手はKonaとFreaks

まずMidのKonaから

アッパーファイナルではOMHに
言葉通りボコボコにされましたが
役割を全うしていたのは彼のみでした

また、ロワーファイナルでも同様
VK戦は惜しくも3-2で破れはしたものの
Konaのパフォーマンスは良かったです

基本的にはメイジ系を使用しています
特にカルマやセラフィーンは
とても上手かったです

カルマはともかくパッチ3.1でセラフを
ミッドで起用する勇気は凄いですよね

そしてKona同様、高パフォーマンスを
維持し続けていたのは
TopのFreaksです

現在運営によって殺されたと言っても
過言ではない
カミールがメインで
Freaksは世界大会で何を使用してくるのか
注目しています

リヴェンやダリウスでハルブレを積んで
とにかく1-1を勝ちに行くのが彼のスタイル
(OMHとVKにはひたすら負けてましたが)

世界のトップレーナーは
強者が揃っているので
世界大会はミスれないですね

彼らのグループは唯一
中国チームのいないグループです

その中でしっかり自分たちのスタイルを貫き
勝ちに繋げられるか楽しみですね

そんなこんなで最後の地域
北アメリカです


Wild Rift North America Series代表チーム

圧倒的成長率No.1

ブラジル地域同様に
前回のHorizon Cupから
最も成長を遂げた地域です

世界レベルで比べた時
まだまだ未知な部分も多いですが
少なくとも今回代表として出場する
2チームは健闘してくれると思います

Near Airportなんて呼ばれますが 
予選でも多く見られたADキャリーが
世界的にメタになりつつあって
ICONSでは間違いなく
上位に食い込んできそうです

そんなバチバチに戦うスタイルの
NA地域を1位で突破したチームは

WNS1位通過 IMMORTALS

イモータルって名前がカッコイイ

NA地域を1位で突破したのはIMMORTALS

このチームと言うより
NA全体に言えるのですが
ファイトする頻度が多くて
オブジェクト周りで
試合が決まることが多いです

IMTは決勝でSENTINELSと対戦し
3-0で勝利した後に
グランドファイナルで再戦

そちらは4-2で勝利を収めました

内容はファイトが多いのもあって
見応えがあるゲームがたくさんありました

そんなIMTのメンバーはこちらです

アジア系が多い

左から
TOP IraqiZorro
JGL Lebmont
MID Hoon
ADC Gume
SUP Charm
です

注目している選手はJGのLebmontと
MidのHoonですね

まず初めにLebmontから

彼はチームの特色から
インファイトゴリゴリの
ファイターJGを好んでピックします

グランドファイナルではオラフを多用し
オブジェクト前では暴れていました

他にもグレイヴスやリーシン
そしてカジックスなども使えます

チームの性質上かなりグループを意識していて
相手のリソースが落ちた瞬間に
仕掛けるタイミングを逃さず狙ってきます

キルの嗅覚も優れていて
ミッドよりもサイドで動かしてく印象

それに乗じてMidのHoonもグループして
JGのサポートをしていました

続いてHoonですが
グラガス、アカリ、オリアナなど
Bo7の中でも幅広いピックをしていて
相手チームからしても
BANで対応しにくいため
かなり厄介な選手ですね

ちなみに韓国人らしいです

どんなピックをしてもポジショニングや
ヘルス管理などにバラツキは無くて
高水準で使えるので
IMTの軸になっていると言っても
過言ではありません

他の選手も細かく紹介したいのですが
基本的にはMidとJGで動かしていくスタイル
なのでここでは省きます

NAはこの記事を通して話している通り
成長率で言えば間違いなく1~2位を
争っているレベルで高いのですが
オブジェクト前などは
まだまだ改善点がありました

ウェーブをクリアせずにタッチするので
相手に侵入を許したり
ファイトに勝っても
オブジェクトに繋がらなかったりしてました

これはSENTINELSにも言えることですね

そういったアクションをするための
細かいプロセスを省く傾向があるので
もし日本チームが当たることがあれば
相手の狙いをよく考えて
小さいミスを咎めていけば
勝てないチームではないと思っています


WNS2位通過 SENTINELS

こういう感じがアメリカっぽい

このチームはIMTにボコられましたが
実力差はさほど感じませんでした

本番ならではの空気感や
緊張感に負けて実力を発揮できなかった

そんな印象です

SENTINELSのメンバーはこちら

ターザンEsports参戦

左から
TOP MTS
JGL sheesh
MID mali
ADC Rest
SUP Beginnings
です

このチームの注目選手はJG sheeshですね

NAはファイトが多いのもあって
JGにファイターが起用されがちでした

その中でもIMTのLebmontと彼は
ファイターの特性をよく理解していて
操作技術においても他のチームとは別格でした

彼はオラフが相手によく取られがちでしたので
リヴェンやレンガーをピックしてました

立ち回りはやはりオブジェクト前でキルを集めて
キャリーしていくスタイルは変わらず
基本的にグループアクションが多かったです

SENはオブジェクトを相手に触らせて
後から仕掛けてファイトで勝ちに行くスタイルで
自分たちから積極的に戦うことはしないので
ポーク系に弱く、オブジェクトを譲っている場面が
かなり多く見受けられました

ポジショニングの問題もあるし
ポジションを奪いに行く動きがまだ微妙で
ファイトが上手いのに
かなり勿体ないシーンがありました

ただし、このチームも相手のオーバーステイや
スキルミスなど見落とさないで
しっかり回収してくるので油断はできません

彼らのPlay-inのグループは
恵まれているのか激戦区では無いので
突破してくる可能性は非常に高いです

日本チームもNAとの対戦機会が
あるかもしれないので
非常に楽しみです


最後と言ったな

あれは嘘だ
あまりの文字数に忘れていた地域

WCKごめんな

WCK代表チーム

WCK1位通過 KT Rolster

お馴染み

Horizon Cup ベスト4でお馴染みのKT

そんな彼らですが、正直言うと
WCK全然見てないから
あんまり紹介できないんですよねワロタ

決勝はもちろん見ました
メンバーはこちら

コスプレ可愛すぎ選手全然見えないわ

このチームは昔から
徹底的にTOPで作るマクロです

注目選手はもちろんRatel
得意ピックはフィオラで
世界大会前のパッチではようやくバフされました

ナーフ続きで別のファイターを
使うことも多かったですが
やっぱり彼にはフィオラしかいません

WCKの決勝は見応えありましたので
良かったらご覧ください

RY vs KDF 決勝

※6月9日追記
サポートのSalemが契約終了(?)につきICONS前ですが出場選手は変更されるそうです
文字数増えました


WCK2位通過 Kwangdong Freecs

音符

さっさと書きたいのでサクッとメンバー紹介

キャスター可愛すぎる

注目選手はZekiですね

KDFとはスクリムもしたことあるのですが
ホントにJGが上手い

何使っても強いし
メタの理解もめちゃくちゃ早い

あんまり文字で表せないんですけど
韓国人にしては珍しくアクションが早いです

韓国ではレイトを意識したものが多いと
勝手なイメージを持ってたのですが
彼は多分中国人ですね(違う)

冒頭でも話したんですが
WCKは個人的に
見る価値ないって捨ててたんですが
このチームだけは
めちゃくちゃ良かったんですよ

グループ分けも良くて
必ず突破してくるでしょう

日本チームはこことかRYとかと
スクリムする機会は多いと思うので
必ず勝って欲しいです


WCK3位通過 T1

知らない人いないでしょ?

このチームにはFakerがいます
以上です

嘘です

本当のメンバーはこちらです

Fakerがいない…

Fakerはいませんが
日本語が話せるBDGがいます

本当に正直言ってWCKは上位2チームが強くて
T1はマクロとか色々な面で微妙でした(個人的見解)

同グループにJTとRIX、VKがいるので
突破出来るか怪しいですが
頑張って欲しいところですね

T1は流し見で見ましたが本当に
世界大会までに何とかしないと
普通に敗退すると思います

1度国内で優勝経験はあるんですが
その時のWCKは全体的に
レベルが落ちていました

韓国のメタを信じていて
実際に強いとされる中国のマクロなどは
あまり取り入れようとしてない印象

大会では何が起こるか分からないので
そういったところもみなさんで楽しみましょう


終わりに

非常に長いこの記事
最後まで読んでいただき
ありがとうございました

韓国WCKホントに忘れてた笑
もっと詳細に書きたかったんですけど
投稿した後だったから簡単になってしまいました

出来れば
Twitterでこの記事の告知もするので
拡散の協力をして頂けるとありがたいです

ついでにYouTubeの
チャンネル登録よろしくお願いします

YouTube

ワイルドリフト初の世界大会

日本チームが大躍進してくれることを
本当に期待しています!

ではまた別の機会で🙂

See you

このアーニャ風ルル可愛すぎん?

ダラダラ書きまくって
最終的に35838字でした

書いてる期間中に中国代表が代わったり
メンバーの変更があったり
ホントに中国やってくれたなぁって

あとこの記事めちゃくちゃ中国チームを
応援してる偏向記事に見えるけど
ちゃんと日本チーム応援してます

※OMGの代わりに出るJTは応援してる

4強が全部中国とかホントになりそうで怖い

あと最後にTwitterでは発信しませんが
最後まで読んでくれた方々に向けて
隠れて抽選でプレゼント企画を実施します

iTunesカード 1500円
Google playカード 1500円
どちらか選んでください
これを5名に配ります

応募方法は簡単です

対象のツイートをRTして
この記事を「読みました!」
とリプライする
(読んだことが書いてあればOKです)

以上です

私のTwitterのフォローと
YouTubeのチャンネル登録を
していただいた方には
チャンスアップもします🫰

期限は世界大会が始まる2日前
6月12日終日とさせていただきます

疲りた🤯

作業しながら
Mori Calliopeの MERA MERA

星街すいせいの GHOST
聞いてたんですけど神曲なので
皆さん聞いて見てください

Bye

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?