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ロッシー小川氏の契約解除に対する違和感

トペスイシーダプロレスブログのメインサイトにも書きましたが、ロッシー小川氏がスターダムを契約解除となり、その内容がファンの間で話題になっています。

多数の所属選手とスタッフの引き抜きがあったことを契約解除の理由とアナウンスしたスターダムですが、そこに至る経緯をスターダム代表の岡田社長はご覧のように説明しています。


岡田社長は「12月頃に小川さんが引き抜きをしているという情報を耳にし始めた。口頭で『そういうこと(引き抜き)をやっているなら、やめてください』『今後も一緒にやっていきたいです』という話はずっとしていましたが、その後も継続して引き抜き行為をしていることが確認できたので、このような措置を取りました」と説明した。

引用:東スポWEB


一方で、ロッシー小川氏はこの岡田社長の発言に反論。
自分から引き抜こうとしたのではなく、一部選手・スタッフから『また(団体を)やってください』という声があり新団体設立に動いたとのことです。

「強引なカードを強要されたり、社内でハラスメントがあった。それが続いていて、ここではやっていく意思がもうなくなってきたんですよ。そういうので一部の選手やスタッフから『また(団体を)やってください』という声があった」と明かす。
 その上で「新団体? そうだね。ここでできないことを、またやりたいなと。ここでできないことって結構あるんですよ。大企業だから何でもできるわけじゃないから」と新団体設立に動いていることを認めた。
また解任理由となった選手・スタッフへの引き抜き行為については「こちらからはしてないですよ。うわさを聞きつけて、こっち(新団体)に来たいという選手がいっぱい出ちゃったんですよ。だから、向こうも慌てちゃったんじゃないですか」と弁明。「ただ、岡田(太郎)社長は(新団体を)〝容認〟してましたよ。『(横浜)BUNTAIにオファーしますよ』『2年後の15周年で対抗戦をやりましょう』と言っていたから。それをいまさら何を言ってるの?という感じですけど」と付け足した。

引用:東スポWEB


昨年11月末、スターダムは団体が抱える様々な問題解決のため組織を刷新しました。
過密日程による選手の負傷、PPV配信トラブル、スタッフの選手に対する不誠実な対応、会場のブッキングミスによる大会開始時間の大幅な遅れなどなど。
選手のSNSでの発言により明らかになったこどありますが、恐らく団体が抱える闇はこれ以外にもあるのでしょう。
もしかしたら、この“闇”の一部はまだスターダムから取り除かれていないのかもしれません。

ここからはスターダム側にとって不利益になる考察です。


現時点でスターダムと小川氏の発言には食い違いがあり、どちらが正しいかは分かりません。

一方で海外メディアからは3月の契約満了のタイミングで、スターダムから退団する選手が複数人出るという情報(あくまで噂)が出ています。

全員かどうかは分かりませんが、選手がスターダムに対し不満を持っていたことは明らかであり、一部ファンは同団体の運営に対し不満や疑問を抱いています。

スターダム創立者であり、功労者であるロッシー氏の契約解除は、経営層にとって団体の不利益という判断から苦渋の決断なのでしょう。

ただ、経営層の認識が選手やスタッフと同じだったかどうかは疑問が残ります。

あくまで個人的な考察に過ぎませんが、ロッシー氏の発言からスターダムが抱えているかもしれない“闇”について考えてみました。


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