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【大卒者必見】あなたは「高卒生涯賃金+大学費用NISA全振り」に勝てますか?

おはようございます、ひらっちです。1月も半分が過ぎましたが、いかがお過ごしですか?

僕は新年からフルスロットルで大忙し(苦笑)。やりたいことの半分もできていない感じですけど、まあ自分なりのペースで頑張りたいと思います。

新たに始めたことと言えば、資格取得、ゲーム制作あたりかな。今年の前半は、自宅兼事務所の外構の整備、ニワトリの飼育、ふるさと納税などに取り組んでみようと思っています。また面白いネタができたらこのnoteでもご報告しますね(^^♪

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2024年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中。農業に興味をお持ちの方はぜひご覧下さい。

■そろそろ娘の大学進学を真剣に考える時期になりました

あらためまして、ひらっちです。今日は「教育資金」「大学進学」「新NISA」あたりをテーマに書いてみようと思います。

もうじきうちの長女が高校2年生。少しずつ進学の話題が増え、「大学に行くのかどうか?」という議論が日夜繰り広げられております。

僕と妻は「どっちでもいいんじゃない?無目的で進学するくらいならいっそ就職したら?」という意見で一致しているんですけど、娘は「特に目的はないけど大学に行きたい」という意見で譲らず。

本来、大学進学は「手段(道具)」であるはずなのに「目的化」してしまっているのがだいぶ不満ですが、行きたいのであれば、まあ応援しようかなと思っております。

このnoteでは、たびたび大学進学をテーマとして取り上げています。過去にはこんな記事をアップして色んな方に読んでいただきました。

大学進学のメリットとしてよく挙げられるのが「生涯年金の違い」ですよね。皆さんも「高卒よりも大卒の方が生涯賃金が高いから、大学に進学する価値がある」という意見を目にしたことがあると思います。

ただ、僕はコレ、何となく疑問なんですよねー。

だって、大学に進学するのって、結構お金がかかるじゃないですか。下記のサイトによれば、私立文系大学の4年間の学費はおよそ670万円とのこと。

1年間で170万円か…。改めて聞くとかなりの金額ですね。

授業料が高くなっているのは、国公立大学も同じようで。僕が大学生だった頃の国公立大学は年間40万円前後の授業料でしたけど、こちらもだいぶ上がってきているようですね。

で、ふと頭をよぎったのが今年から始まった新NISAです。

数年前から大学生(18歳以上)は「成人」となりました。立派な大人です。当然ながら新NISAも活用できる年齢になります。

そこで、もし大学進学を諦めて、教育費をすべて新NISAに放り込んだら、60歳の引退時期にいくらになっているんだろう? 

お金に汚い下世話な僕は、そんなこと考えちゃったわけですね(笑)

というわけで、資産運用のシミュレーションをしてみて「大卒の生涯賃金」と「高卒の生涯賃金+大学費用分NISA全振り」のトータル金額を戦わせてみました。

皆さんは、どうなると思いますか? 

■大卒VS高卒+NISAの結果やいかに…

まず前提となる生涯賃金は、過去の記事からもう一度引っ張ってきました。詳しく知りたい方は下記の記事をご覧いただければと思いますが、ここではざっくり「6000万円」としておきます。

大卒と高卒の生涯賃金の差:6000万円

大学費用を運用してこの金額を上回るかどうかが、一つのポイントというわけですね。

さて、ここからが本題。大学進学をあきらめ、その分の教育費を新NISAにぶち込んだら、18歳→60歳までの42年間でどこまで資産がふくれあがるのでしょうか? こちらのサイトでサクッと計算してみました。

ちなみに、それなりに妥当な数字である「年利5%」で計算しています。

気になる結果は…

670万円を年利5%で42年間運用すると、5447万5151円になるという結果になりました!

なんとなく予想できた結果ですが、やっぱり複利運用のパワーってすごいですね。

というわけで、単純にお金の面だけに着目した場合、大学費用をそのまま投資するのであれば、大卒でも、高卒でも、大して変わらないという結果になりました。

■まとめ

いかがでしたか? 今回は、シンプルに大学費用だけを投資するという前提でシミュレーションしてみましたが、「大学進学のために塾に通う」といった周辺の教育費まで投資に回した場合、大卒の生涯賃金を大きく上回る可能性が高いです。また、株式投資の年利5%はそこまで高い見積もりではないため、上振れする可能性も十分あります。

「生涯賃金を目的に大学へ行くのはあんまり意味がないかな~」というのが今回の結論です。こんなことを娘に伝えても「あ、そう」と言われてしまいそうですけどね。

できれば「大学に行きたい」ではなく「〇〇〇がしたいからこの大学に行く」と進学を考えて欲しいんですけど…。なかなか子育ては難しいですね(^^♪

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