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旅で訪れた「名作のモデル」と言われている場所

心を亡くすと書いて、忙しい。

まさにそんな目まぐるしい日常から、非日常へといざなってくれる「旅」。

単なる日常からのエスケープだけでなく、そこには人生を豊かにしてくれる"特別なエレメンツ"がたくさん詰まっていると感じています。

たとえば、小説や映画などのモデルや舞台、インスピレーションを与えるきっかけとなったといわれる場所に自分も立ち、その同じ景色を味わうこと。

自分も一瞬その作品の中に入り込んだような体験が叶う瞬間は、写真や動画では得られない特別なもの。

そして小説や映画を初見とは異なる、また違う目線や感情で、もう一度味わうことができる点も、贅沢な楽しみ方だと感じます。

過去の旅の中でも、そんな瞬間と出合う場面がありました。

たとえば、映画『千と千尋の神隠し』のモデルになったといわれている(ジブリは否定されています)、

台湾の九份(きゅうふん)、

中でも阿妹茶樓(阿妹茶酒館)
アーメイ ツァージョウグァン

は、日が暮れるとランタンに灯が灯され、艶かしく浮かび上がる赤を基調にした建物がより一層際立つ、独特の世界観を放つ魅惑的なスポット。

この阿妹茶樓の外観が、作品の中の"油屋"にとてもよく似ているので、モデルではないかと話題になりました。

そして、こちらはカリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドの『眠れる森の美女』のモデルとなったドイツのお城、ノイシュヴァンシュタイン城

中世の歴史ある景観が魅力的なミュンヘンの市街地からも、ほど近い場所にあります。

お城までは馬車に乗って移動しました。

お尻が目の前!

こちらの写真は、

マリエン橋から見たノイシュヴァンシュタイン城

お城の全景を眺められる場所として有名なマリエン橋から撮影したもの。

ガイドブックによく載っているお城の写真は、ここから撮ったものが多いようです。

その後、お城の中に入りテラスからマリエン橋を見てみると、

ノイシュヴァンシュタイン城から見たマリエン橋

ヒャー!!
こ、こんなところに立っていたんだ!

もし先に知っていたら橋の上で足がすくみ、ガクガクブルブルしていたことでしょう。

子供のころ目を輝かせて見ていた、憧れのディズニーのワンシーン、そのモデルとなったこのお城を見た時の感動は生涯忘れることのできない、格別のものとなりました。

コメ子。

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