二度目の独立までの113日 14話

久々の投稿です。

最短で7月に2度目は独立をすると宣言してスタートした今回のノートですが、すでに残り2ヶ月ほどになってしまいました。

しかし今回、1つ問題が発生しました。

それは、ライターとして依頼を受け作業を行ったのですが、その給料が未払いのまま依頼主が飛んでしまいました。笑

ライターとして、非常に小規模な活動も含めると1年以上が経っていますが、初めての経験になります。

それも、タイミングが悪かったのが、年明けからここまで順調に収入が上がっていると思っていたタイミングだったから、余計に精神的に来ています。

具体的には、2018年3月の作業量が末締めで、今月の末に支払われると言う予定でした。

しかし、今月末日は祝日ですので、一昨日の金曜日に支払われるものとばかり思っていました。

しかし、午前中に入金はありませんでしたので、依頼主に「本日入金される予定と思って良いのか」と言う確認の連絡をしました。

その後、何の連絡もなく1日が経ったのですが、元々そんなに返信が早い人ではなかったため、それほど不審には思っていませんでした。

夕方になってもまだ入金がされていませんでしたので、週明けに入金されるのかとも思ったのですが、少し不安にはなっていました。

そのまま土曜日をむかえ、土曜日にも同じ依頼主の仕事をしていました

仕事のやりとりは、基本的にGoogleのスプレッドシートとGoogleドキュメントを使用していました。

そのスプレッドシートを利用して作業していたのですが、突然スプレッドシートが見れなくなったのです。

一時的にネット環境が悪くて落ちる事はあったので、過去のデータも含めて色々と探してみましたが、対象のスプレッドシートが見つかりません。

不審に思ったので、普段連絡を取っていたチャットワークから、URLをたどろうと思いました。

しかし、そこに依頼人の名前がありませんでした。

そこでやっと理解したのです。
「依頼主が飛んだのだ」

と。

その被害額は、先月と今月の作業料合わせて45万円ほどになります。

月20万円以上は、この会社からの依頼だったので、比率としてもかなり大きなものになっています。

それも含めて、今後の独立の資金源と考えていたために非常に大きな打撃でした。

しかも質が悪いのが、この詐欺は計画的に執行されたものでした。
会社名も個人名も偽名を使っていたのです。

正直、かなり大手の会社の名前だったために、信用していたという部分もありました。

チャットワークでは、向こうから一方的に消されたスレッドに関しては、強制的に閲覧こできなくなる仕様になっているようで、これまでのやりとりの内容でさえも見ることができませんでした。

少し焦ったのですが、最終的には警察にも連絡して、被害届も出そうとも思っています。

その際に、証拠となるものが一切手元にないのが不安ですが、色々と調べていくとその会社自体は見つけることができました。

先月の作業料として、こちらから請求書を発行していたのですが、その請求書の内容に、記事タイトルが含まれていたのです。

この記事タイトルをネットで検索すると、一言一句違わないタイトルを使ったサイトができました。

その記事の内容を見てみると、正に自分の書いた記事そのものでした。

もともと転職等に関係する情報を、記事としてあげてくれと言う依頼だったため、それに準じた内容でした。

そして、そのサイトの目的は自分の転職支援サイトへの誘導だったのです。
そのため、その転職支援サイトから会社の情報を見つけることができました。

仮に、自分で請求書を発行していなかったと考えると、非常に恐ろしい状況でした。

記事を書いた後に、タイトルをしっかりと覚えていると言うのは非常に難しいことだと思います。
しかも、月に何十件と言う記事を書きますから、その内容覚えていなくても仕方ないです。

しかも、過去に聞いた情報ではライターは全部で50名近くいると言う話でした。
私は一応犯人を突き止めるところまで行きましたが、もしも自分で請求書を発行していなければ、会社の情報を見つけることができなかったでしょう。

さてここからの対応は、平日になってから警察に相談をしようと思っていますが、どこまで対応してくれるのかはわかりません。

正直しっかりとした証拠もありませんし、Cチャットワークのメッセージも消えてしまったので、警察の協力を得てチャットワークの会社に操作依頼を出してくれなければ、具体的な金額については把握できないかもしれません。

と言う状況になってしまったですが、一晩経って意外と自分が落ち着いていることを感じます。

45万円という損害は非常に大きなものですが、それよりも次のライターとしての案件を探すなど、自分が思っている以上にポジティブな行動をしていることにびっくりしています。

これまで、多数の詐欺師に騙されてきた経験があるからかもしれませんが、こういった人に関わりたくないと言う気持ちも非常に大きいです。

どれだけイライラしても、どれだけ追いかけても、損をするのはこちらばかりになってしまうという経験があるため、今回は警察に任せるだけ任せて自分はもっと前向いて行こうという気持ちが強いです。

正直、かなりショックではありました。

なんといってもタイミングが悪かったんです。
せっかくある程度安定してライターとしての収入が得られるようになって、最短あと2ヶ月ほどで今の会社を辞め、再度独立をするという覚悟や希望が見えてきた瞬間だったからこそ、このタイミングでまた振り出しに戻るというのは精神的に辛い状態でした。

思い返せば、1度目の独立の時もこういった状態でした。

物販をその時をやっていたのですが、その場限りのテクニックを利用した物販方法で、長期的に稼ぐ事は不可能だと自分でも理解していました。

そのため、色々と悪戦苦闘したものの新しい方法を自分で思いつくことができました。

そしてその方法を使って次の月に20万円から30万円ほどの利益を出しました。

この方法であれば、長期的には無理だとしても、次の手段を思いつくまでの間稼ぐことができると確信した瞬間に、利用していたネットショップのルールが変わってしまったのです。

その結果、その方法も使うことができず、結局在庫を持つと言う非常にリスクの高い方法を取らざるをえなくなったと言う経験をしてきました。

今考えると、私の起業には、「いける」と確信した瞬間にダメになることが非常に多いと感じます。

これは、どうすることもできないのかもしれませんが、正直タイミングが悪いなと思っています。

自分的には、かなり真面目にビジネスをしてきたつもりでした。

システム化して、楽に作業ができるように努める反面、良い商品や良いサービスを提供できる努力は惜しんでないつもりでした。

しかし、それでもまだ報われない…
という感情は正直拭えません。

努力しても結局悪い人の方が稼げる。

この状況が、残念で仕方ありません。

悔しいですが、また一から積み上げていこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?