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MEOライターの体験談【失敗談】

私自身、MEOライターと名乗って仕事を受けたことはありませんが、Googleマップが定着し始めた頃にMEO対策に関わったことがありました(その頃はMEOという言葉もなかったと思いますが・・・)。

そこは海外の雑貨を扱う雑貨屋で、その地方では少し珍しいお店でした。

ただ、お店が見つけにくい場所にあることから、そこのオーナーは「集客面に不安を覚える」と知り合いを伝に私に依頼してくれたのです。

スタッフとしてお店で働く

そのころは別にライターの仕事をしていたのではなく、強いて言うならブロガーのようなことをちょこちょことやっていた程度でした。

そこで私は雑貨屋の販売スタッフとして働きながら、ブログなどでお店を紹介するという作業を任されることになります。

ただ、ブログを書いても書いても実際に集客につながることは少なく、私もオーナーも頭を悩ませていました。

Googleマップに登録すると・・・

そんな試行錯誤を重ねる中、Googleマップにお店を登録する方法を思い付きました。

オーナーにも許可を得て、実際にGoogleマップに店舗登録、必要な情報をアップして見ました(ちなみに特にその分野に知識があったわけではありません)。

すると

片手にスマホを持ってお客さんがたくさん集まるようになったんです!! その時からGoogleマップの凄さ、MEOの重要性を認識するようになりました。


ーーここまでが良い話。ーー

しかし、物事は思いも依らない出来事で悪い結果を招きました。

トラブル続出

問題の発端は「お客さんが集まりすぎたこと」でした。

県外からもお店を見つけられるようになったことで、中には遠方から車で来店するお客さんも増えてきます。

雑貨屋と言っても狭いテナントを借りている程度なので、駐車場が不足するようになりました。お店で準備している駐車場は1台分のみで、それ以外はコインパーキングを利用してもらうしかありません。

けど、「コインパーキングで損はしたくない!」と考えるお客さんが増えて、お店の正面の道路や近所の店舗の駐車場を勝手に使う人が後を絶たなかったのです……。

お客さんと近隣店舗とのトラブルが増えて、こちらへの苦情も増えました。

マナーを守らないお客さんにも問題はありますが、身の丈に合わない集客をしたことにも問題があったのだと思います。

報酬が払われない

加えて私とオーナーとの間にも問題がありました。

シンプルに言うと、約束した報酬を頂けなかったのです。未払い分の報酬が増えたことで、私としても悶々とした日々が続きました。

最終的には私はその雑貨屋での仕事を辞めることにしました。そもそも口約束で受けた仕事だったことも問題だったと思います。親しき中にも礼儀ありではないですが、「しっかり契約書も作成するべきだった」と痛感しました。

体験から得た学びも含めたMEOライター起業マニュアル

noteで紹介している以下の「MEOライター起業の手引き」では、今回紹介した体験談も踏まえた工夫をしています。

CTAの重要性

例えば、本記事の中には

CTA
(コール・トゥー・アクション)

の重要性について触れています。CTAとは商品の購入やサービス利用までのプロセスを具体的に伝えることです。

先にお話しした体験談では、駐車場トラブルが発生していました。もちろん駐車場に関する情報は掲載していましたが、もっと見やすくわかりやすく説明するべきだったと思っています。

CTAは商品・サービスを購入するお客さんが行動を移す際のハードルを下げると同時に、不要なトラブルを避けるためにも重要な役割を果たします。

「契約書サンプル」を添付

MEOライター起業の手引き」には契約書のサンプルも添付しています。

あえてオーソドックスでシンプルな契約書にして、ご自身の環境に合わせて編集できるようにしました。

これも先にお話しした私の体験談から必要だと思い添付しています。口約束で身内の「お手伝い感覚」で仕事を受けたことに問題があったことは明白です。将来的なトラブルを避けるためにも、契約書のサンプルを参考にしてもらえればと考えました。

※あくまでサンプルなので、必要に応じて弁護士のチェックも受けましょう。

最後に

今回は私の失敗談を紹介しました。

Googleビジネスプロフィール(GBP)を中心としたMEO関連ビジネスは需要が多い割に、まだまだ参入している個人・企業が少ない領域です。

それを一つのチャンスとしてMEOライターに挑戦することもできるでしょう。その反面、現場では思いも依らないトラブルが付きものです。

そのような状況にも柔軟に対応していくため、

  • MEO

  • オンライン 

  • マーケティング

  • ライティング

などの継続した学習も忘れないようにしましょう(自戒の念も込めて)。

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