どうしたらいいのでしょう？

一番手っ取り早いのは、書いて書いて書いて書くこと。

そして、その文章にたくさん突っ込みを入れられること。

ダメ出しをたくさんされること。

それが一番早く文章力がアップする方法です。

作文が好きだからと、一人で一方的にたくさん文章を書いているだけではダメなのです。

とにかくダメ出しを大勢からたくさんされること。

そうすると、文章を書いているときにだんだんと、「あ、これはこう突っ込まれるだろうな」、「あ、この一文は文句が来そうだな」、「この表現は変えた方がいいな」と自分の頭の中にいる架空の評価者があーだこーだと指摘してくるようになるのです。私はこれを文章の神だと思っています。

ダメ出しの目安は1000回ぐらい、というのは少々大げさかもしれませんが、ほんの数回というのではまだまだです。

ダメだしは何もクライアントからではなくて、SNS上などでもいいのです。

また、知人でもいいのです。

自分と立場や環境など全然違うところにいる人からのダメ出しはとてもいいと思います。

なぜなら、同じ日本語という言語を使っていても、その言葉からイメージするものは結構違ったりするからです。上記のような人はまさにその視点で見てくれます。

理解力のある人や想像力のある人、物分かりのいい人と逆を行くような人に読んでもらうといいです。

ダメ出しの経験は必ずいきる日が来ます。

そのうち、原稿が完成していざ納品するときに、どんな指摘があっても「なぜこの一文を入れたか」、「なぜあのコメントは省いたか」すべて自分なりの理屈がある文章が完成するようになります。

それでも指摘がなくなるわけではないかもしれません。でも、単なるダメ出しというものとは違うタイプの指摘となります。

文章がうまくなるためには

・たくさんの人に見てもらう

・突っ込み、ダメ出しをたくさんしてもらう

この２つです。それが簡単で一番手っ取り早い方法です。

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