昨日も全然眠れなくて、病院から入眠剤を処方してもらっているけれど最近は殆ど効果なし。かといってもっと強いお薬に代えてもらうのはちょっと怖いので避けたいところです。
　眠れなくなると考えがぐるぐると止まらなくなってしまうのが私のクセ。
20代の頃なんか、一度解決したような悩みでも深夜にもう一度考え直して解決前より落ち込んだりしました。牛の食事みたいに何度も反芻してしまうのです。
　昨晩は、やっぱり就職活動のこと、体調のこと、自分の情けなさなどがどんどんと押し寄せてきて、脳の中は「今夜は寝かせないぜ」モード。いつもなら落ち着かせてくれるはずの「荻上チキ　Session」を聴いても効果なし。

　仕方がないので、起き上って本棚を眺めました。今読むなら、あまり真剣じゃないものがいい、と漫画をチョイスすることに。私はあまり漫画読みではないので、それほど本があるわけではありません。
A.「いとしのムーコ」
　内容的にはほっこりで大好きだけれど、モデル犬のムーコちゃんが亡くなられているから、そこから過去の愛犬たちへの想いで涙がとまらなくなりそうなのでNG。
B「深夜食堂」
　う～ん。様々な職業の人が悩みながらもご飯を食べてきっかけを見つけて立ち直ったりする。仕事もなく、好きな御飯もアレルギーで食べられない今は避けた方がよさそう。
C「チンプイ」
　昨日投稿したけれど、TBSアナウンサーの外山惠理さんは「チンプイ」のエリ妃殿下だと私は思っている。エリ様からは元気をもらえるけど、やはり同年代としての自分の不甲斐なさが…
D「エスパー魔美」
　魔美のパパとボーイフレンドの高畑さんが素敵すぎて、絶対嫉妬するな。

と、ここまで持っている漫画を眺めてもいいものが浮びません。
もっとホッコリできる何か…と考えていたら、ふと、以前アニメでみた「サザエさん」のことを思い出し、そこからサザエさんについての考えが止まらなくなりました。
　土用の丑の日、カツオが「うちは鰻食べないの」とか何とか言って、お父さんにお願いするとかしないとか、毎年恒例の流れがあって、結局鰻重の出前を取ります。これは、毎回おなじみの光景。
　そこでですね、7人前の鰻重をとって、一人一人のまえにお重が置いてあって、「頂きま～す！」と蓋をとり、和やかな食事が始まります。
　昨今の鰻の高さは年々上がる一方ですよね。鰻重だって少なく見積もって一人前￥2,000はするでしょう。きちんとした塗りのお重に入っているところを見ると、回転ずしとか牛丼店のものではなさそうですし。
　でもさあ、タラちゃんに一人前いらなくない？ワカメだって1人前は多過ぎない？

私が考える磯野家のうなぎ配分は
・一人前食べるのは、カツオ、サザエ。本来ならばサザエはタラオと分けると思うが、彼女の食い意地から一人前を食べると考える。
・波平、マスオは食前に晩酌をしていて、肴も何かしら出ている。マスオはまだしも、波平は一人前はいらないはず。となると一緒に晩酌していたマスオも遠慮して一人前は食べないと思われる。
1人前(100％)×２（サザエ、カツオ）
波平、マスオ、ともに80％、フグ70％を食すると考えると、鰻重の余りは70%。この70%をワカメ45％、タラオ25％で分ければ、鰻重の注文は6人前で済むのではないか。という結論になります。
　サザエのその日のオヤツなどのこっそり食いの具合では、100％食べれずに、10%をカツオにあげて「ねえさん、ありがとう！」と感謝される場合も。だから磯野家の鰻重は多くて6人前でいいと思うのです。勝手にスッキリ！
　幸い、マスオさんと波平さんの職場事情・給与体制・福利厚生などに頭が行かなかったので、そこからの私はヘドロ志向の考えにならずに済みました。　
　そして何日かぶりに、安心して眠ることができたのでした。
くだらないことも、きちんと考える事って大事なのかもしれませんよ。