自己免疫疾患を抑制する食事法ーケトジェニックダイエット(レクチンフリー)

ケトジェニックダイエット
炭水化物をごく少なく、タンパク質を中程度、脂質をたくさん摂取する方法。
(体によい脂質75%、たんぱく質20%、炭水化物5%の比率)

豆類ナス科野菜 ※アルカロイドを含むため、乳製品穀物
全身の炎症を助長するレクチン、フィチン酸を含むため
それらを含まない食生活を行う。

自己免疫疾患に分類される難病指定の方は治療法が確立しておらず、
非常に複雑な症状をお持ちの方の健康相談をよく受けますが、
食生活で改善するために必要なメソッドがようやく揃いました。

自然療法で取り扱う慢性疾患や生活習慣病の方に必要な食生活の提案は自ずと、マクロビオテックの食事療法に偏りますが、それらが全ての人に適しているわけではなく一定期間マクロビオティック食にて、異常な血糖値の上昇、悪い油を使った食品摂取、ビタミンミネラル不足などを摂取し、デトックスできる身体調節ができた後は必要以上にストイックに行い続けると、また別の疾患を招くことが高度な研究結果によって判明しました。
マクロビオティックによる豆、穀類、野菜の過剰摂取はグルテン、レクチン、フィチン酸の過剰摂取に繋がり全身の炎症を助長することになり、自己免疫疾患に繋がる危険要因を含むためさらなる上位概念でもあるケトジェニックダイエットを行うことでより高度な健康状態を保てるメソッドを手に入れて行きましょう。

ケトジェニックダイエットのメリット
・体重が減る
・エネルギーが満ちてくる
・心が晴れやかになる
・血圧の正常化
・ニキビなどの皮膚トラブルの改善
・身体中で起きている炎症の沈静化
・強すぎる食欲の抑制
・てんかん患者に起こる発作の低減
・ある種のがんリスク低減
・多嚢胞性卵巣症候群の治癒または改善
・二型糖尿病の改善
・ミトコンドリアの活性

生活習慣の中で気をつけること
自己免疫疾患の発生、進行、悪化に関わる有害物質を排除する
・水銀(魚介類に含まれていることがある。歯の詰め物のアマルガムにも含まれる)
・塩化ビニル(水道水、自動車の内装、プラスチック製キッチン用品)
・BPA(多くの樹脂製品に含まれる)
・重金属(スキンケア製品、ヘアケア用品、家庭用洗剤、水道水)
・有機溶媒(ペンキ、ニス、ラッカー、接着剤、糊、洗浄剤)
・ホルムアルデヒド(スキンケア用品、シャンプー、家庭用洗剤)
・殺虫剤(オーガニックではない食品、上水道)

ケトジェニックダイエットで主に食べられる食材
●主食・カリフラワーライス(カリフラワーを細かく切って茹でる)
https://macaro-ni.jp/22650
https://www.topvalu.net/items/detail/4549741652483/
●野菜・アブラナ科の野菜、アボカド、ケール、玉ねぎ、ブロッコリー(切って茹でる)、ほうれん草(切って茹でる)、キャベツ(切って茹でる)、生姜、にんにく、オクラ、レタス、人参、セロリ、きゅうり、もやし、アスパラガス、ブロッコリースプラウト、こんにゃく
●きのこ類
●発酵食・味噌、納豆、キムチ
●オイル・オリーブオイル、ココナッツオイル、たら肝油
●魚タンパク質・天然サケ(チリ、ノルウェー産などの養殖は禁止)、エビ、ホタテ、サバ、ニシン、イワシ、いか、ツナ缶、しらす
●平飼い卵
●乳製品・ギー(澄ましバター)
●海草・海苔、わかめ、もずく、めかぶ、昆布、
●ナッツ・クルミ(水に2時間ほど浸すとよい)、栗
●果物・レモン、グレープフルーツ、ブルーベリー、キウイ、オレンジ、パイナップル、りんご(外国産の果物は避ける)
●飲み物・水、アーモンドミルク、ココナッツミルク、麦茶、ほうじ茶、オーガニックコーヒー(午前中2〜3杯まで)、緑茶、炭酸水(無糖)
●甘味・羅漢果、メープルシロップ、はちみつ(低温で固まる本物のはちみつ)
●おやつ・ダークチョコレート(カカオ70%以上)
●調味料・精製塩ではない天然の塩、スパイス類
※味の素、禁止
※人工甘味料を含むものは禁止
※農薬添加物の含まれるものは禁止

基本的には上記以外の食べ物は摂取できない、と思って以後のお買い物は
上記をメインに購入して食生活を約二週間は徹底して行ってみてください。
必ず自身の体の変化に耳を傾け、まめに検査を行うことが可能な方は問題のある炎症性数値を含む血液検査を行って改善が可能かを判断してください。
数値が改善された際には、ケトジェニックダイエットの制限を少し広げてデンプン質の少ない芋類など食べられるものが増えて行きます。
まずはこの食生活を行なって腸内のリーキーガット含めた様々な炎症数値を確実に抑え混んで改善を測ることが最重要となります。

参考・引用書籍
keto-tarian
https://www.trannet.co.jp/works/view/12650

またケトジェニックダイエットにてレクチンフリーのために食べられない食材について
圧力鍋調理を行えばレクチン除去が出来るということが以下の書籍に書かれています。
どうしてもお米やナス科の野菜を食事に入れなければいけない環境にある方は病気を根治させるという意識を持って、気を緩めず出来る限り厳重に気を使いながらトライしてみてください。

「食のパラドックス」
食のパラドックス 6週間で体がよみがえる食事法 [ スティーブン・R・ ガンドリー ]


圧力調理をすることで、レクチンを破壊することができる食材
●豆類全般(大豆、小豆、ひよこ豆、レンズ豆、えんどう豆)
●ナス科の野菜(ナス、トマト、ジャガイモ、ピーマン、パプリカ、唐辛子)
●かぼちゃやズッキーニ
●キヌア、白米

※小麦や大麦、ライ麦などの麦類は圧力調理でもレクチンが破壊できないので禁物


【レクチンフリーグルテンフリーレシピ
ささきひろこさんノート
https://note.com/cliphiroko/m/m80687cd5c8b9/hashtag/1042979
クックパッド(レクチンフリー)
https://cookpad.com/recipe/list/25995190

【症例
ケトン食で筋ジストロフィーモデルラットの病態を改善
-中鎖トリグリセリドを含むケトン食により筋力低下を抑制することに成功-
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2021/pr20210825/pr20210825.html

グルテンフリーや化学物質フリーでひどい花粉症(32年歴)や慢性胃炎(10年以上歴)、慢性下痢(20年以上歴)など様々な体の不調を治し、持病のバセドウ病(17年歴)もついに治すことができた方のブログ
https://ameblo.jp/hatchiandryu/

重度の関節リウマチを発症して 10年間の試行錯誤の末にあらゆる食事法を試して行き着いた「レクチンフリー」「ケトジェニック」など最先端の"食"に関して体験をとおした情報シェアブログ
http://wellbeinglife.jp/2019/02/12/lectin-inflammation/


【プロセス障害】
ケトジェニックを始めとした糖質制限からの脂肪燃焼が上手く働かない原因について
https://ayako-grace-kitchen.com/low-carb/


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