（#Newspicksアカデミア　公式ノートで公開していただいた記事の下書き版です。半年くらい経ったので記念に公開）

NewsPicksアカデミア note 読者のみなさんこんにちわ。ワタナベと申します。時折、アカデミアのメモを #スケッチノート でtwitterなどにUPしておりますが、御覧なった方もいらっしゃいますでしょうか。

普段は、割と「おっさん的価値観」の製造業で試行錯誤してますが、今回オファーを頂き、記事を書かせてさせて頂きます。

INDEX
・日本の正社員は”三無”
・知識をラーンして、リラーンして、アンラーンすることが知識管理の大前提
・今の時代、仕事と余暇を切り分けるなんて事は崩壊している
・仕事の成果を決める因子として、もっとも重要なのは「真面目さ」

少し、私自身について書かせて頂きますと、新卒で今の会社に入社して以来ずっと1社で働いて来まして、正に”三無”を身に持って体験してきました。

僕の場合は、数年で全く違う職務で違う勤務地に異動になってきたのですが、幸いその都度その職務を楽しめたのと、勤務地は異なれど自宅から通勤圏内だったので特段困る事もありませんでした。労働時間については長くて辛い時もありましたが、仕事が楽しかったので、まあなんだかんだで、そこそこ充実して過ごして来てしまいました。
これが、通勤圏外に転勤とかになっていれば、もう少し早くキャリアについて考えるきっかけになったかもしれません。

という訳で、自分が今感じている危機感としては、1社で長い事働いてしまった結果として、今の会社の文化やスキル水準しか良く分からず、実際に市場で価値があるかどうかという事です。

そういう意味でも、今までの会社人生の中で1社で培った考え方や価値観や親から引き継いだ価値観を　「　Un-Learn　」する事が大切だと考えており、その一つとして、Newspicks アカデミアのイベントやゼミ、毎月の書籍は非常に役立っています。

本書内にもありますが、そういう場に出る事で、自分のダメ具合とかも目の当たりにさせられる事も多々ある訳ですが、

　”「痛み」を感じたときこそ成長する”

という事で、更に積極的なアウトプットや他流試合に出て行きたいです。

数年前に僕の友人が、「24時間編集者。オンもオフもない。」見たいな事を云っていて、そんなワークスタイルって素敵だなと当時はぼんやり思っていました。
本書で落合陽一さんが仰っている　”ワーク　アズ　ライフ”の時代というは正にそういう感じだと思いだしまして、嫌々自分の時間を切り売りして報酬に変えるよりも、仕事と余暇をボーダレスに楽しんで行く事に拍車をかけて行きたいです。

僕自身も、性格は変わらないと思っていましたが、新しい環境に身を置く事で人は意外に変わって行く事が多くあるそうです。
中でも、仕事の成果と相関関係の高い「真面目さ」とい性格を鍛える為のキーワードは「成長」です。

”目標を持って努力し、やがてこれまでの自分とは違う自分になっている。取り組み方や行動が変化する。それが成長であって、結果として性格スキルを伸ばすことにもつながる”

今までは、会社の中でなんとなく流されながら自分のキャリアを築いて来ました。しかし、それではいかん！と、今年の年初に「これからは自分自身で自分がなりたい自分を目指して、自主的に取り組んで行こう」と決めたので、とても背中を押される思いでした。

進化論でも強いものが生き残るのではなく、変化出来るものが生き残るとのこと。このVUCAの時代、自分自身、「おっさん」側にならないように常に変身を続けて行きます。

2018.8.10 ワタナベ