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#35 買いなさい。 【書評】サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門

◾️はじめに

第4週はビジネスパーソンとしてのスキル、ということで”ファイナンス”(になるよな)の本。昔、友人から勧められた本ということもあり。

◾️要約

人生100年時代。生き抜くためにお金は必要。資本家になることで幅を広げれる。
資本家になるためには自ら起業するのではなく、別の方法もある。それは数多ある中小のなかから、優良企業を探し、そこを買い取るという方法。何もしないことがリスクになる時代、リスクを取ればいい。


https://www.amazon.co.jp/サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい-人生100年時代の個人M-A入門-講談社-α新書/dp/4062915189


◾️感想

人生100年になり、これまでの当たり前の6−70代まで仕事して
その後リタイアする人生でもお金の問題がつきまとう。
その対策として資本家になるということ、その方法として投資や起業だけでなく買収という方法もあるということを示してくれている。
さらにインターネットにより(いつの時代だ)情報は集まる(プラットフォームがある)。なのでそれらを使ってやってみよう。という話。
確かに勤労収入だけに頼るのはリスクだと思う。
ポイントはなるべく早くからいろんなことをやってみる、ということだとは思っている。ちっちゃくやって早く失敗して学ぶ。これが大事。


◾️要約(詳細)


◆序章 人生100年時代は資本家になりなさい
長く生きるにはお金も必要。そのための手段、何をしてどう生きるかという問題。成功したければリスクをとる必要がある。

※リスクを取るための下準備としてこうした読書などの勉強があると思っています。

◆第1章 だから、企業はやめておきなさい
起業家として成功するためにはどんな苦難があってもへこたれない強靭な精神力や強烈な運、が必要。
ゼロイチ起業で成功するのはごく限られた存在の人のみ。

※成功する確率:千に三つ、0.3%。さぁどうする?

◆第2章 飲食店経営に手を出したら地獄が待っている
飲食業はレッドオーシャン。多数の企業、店がしのぎを削る。店舗運営には経営学のあらゆる要素が必要で、
そこで勝負してもまず負けるからやめておこう。

※それでも”自分の出したものでお客様を笑顔にしたい”(それだけじゃないと思うけど)と思って飲食店始める人がいるってことはそれだけ魅力でもあるんだろうな。

◆第3章 中小企業を個人買収せよ
大企業では当たり前の管理も中小では仕組みすらない。それでも利益が出ており、かつ様々な理由で事業継承が難しい会社は多い。そこで会そういった会社を買って経営したらいいのではないか、という話。

※事業規模に応じた待遇、というものがありますからね。何に希望を感じるかはその人次第。

◆第4章 100万の中小企業が後継社長を探している
全てではないが優良企業であるにも関わらず事業継承できず安売りされる会社はある。それを探すことが重要。

※そりゃそうなんだろうけど、ね。

◆第5章 大廃業時代はサラリーマンの大チャンス
廃業するかもしれない企業の情報はネットで見つけれる。また買収のやり方は専務で入る、現職の関連会社から手をつけることなどで自己資金がなくとも買える場合がある。いずれも様々なリスクはあるが何もしないこともリスクである世の中なので、考えて行動すべき。

※確かにもっと多様な働き方、稼ぎ方、生き方があっていいと思います。

◾️アクション

・事業継承のプラットフォームを見てみる

◾️読みやすさ

★★

◾️ハッシュタグ

#サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい

#個人M &A



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