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ガムをどんどん飲んでしまえ 爪切男初単行本の感想

いっしょに暮らした6年間を、「時間の無駄だったね。マジで」と別れの手紙に書いた女と、それをまるっと1冊の宝物にした男の物語です。 アスカちゃんは、キュートで柔弱で下品で崇高なミューズ。 彼女の研ぎ澄まされた本能やカンは、彼が思っているよりもずっと、実はかなり上物だと思います。 そして、爪切男がペットのアサリにみせる異常な執着は、彼のギリギリな精神と深すぎる愛情が叩きつけられてるような感じで私に襲いかかってきて、このシーン、おかしいやらかわいそうやらかわいいやらで何度も読み

    • しゃべるな危険

      焼肉会。 最初から飛ばしてしまい、しゃべりすぎなのか笑いすぎなのか不明なまま筋肉痛になった。心身ともに初老を痛感する。 誰が何をしゃべっているかてんでわからないカオス状態で、もはや会話として成立していない。大きな声でいっせいに独り言を言う会。場所が場所ならお気の毒関連になる。 しゃべりながらも肉は焼く。しゃべる。焼く。しゃべる。焼く。しゃべる、しゃべる。 私が網に乗せた牛タンをだれかに食べられて口論になり、何枚食べたのか各自申請することになった。 けっきょくのところ、牛タ

      • これはTwitterとどうちがうんだ?金か?

      ガムをどんどん飲んでしまえ 爪切男初単行本の感想