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【ヲタ活記録】第4話「武道館」


先日、アイドルグループ『神使轟く、激情の如く。』の武道館ライブに行ってきましたので、そのレポをこの武道館という場所の神聖性と合わせて書いていきたいと思います。


■本日のテーマソング■


■第4話「武道館」■

アイドルのみならず、アーティストには目指す場所がある。それは大きな箱(会場)でライブをすること。その一つとして掲げられるのが、武道館だ。

武道館は本来武道の大会などを行ったり、式典を行う場所である。私も学生時代にこの地で試合や式典に参加したことがある。そんな場所がライブの象徴となったのはいつからなのだろうか。

検索してみたところ面白い記事を見つけたので紹介したい。


この記事によれば、武道館の神聖性を作ったのは1966年のビートルズ来日公演が皮切りだったという。そして、武道館が持つ性格は大きく2つ。

①アーティスト✕芸能での成功イメージ
②キャパシティ調整のしやすさ

詳しいことはリンク先を参照してほしいが、上記のような認識が年々広がり、いつしか武道館は成功体験の象徴、ライブを行うことの神聖な場所、目標の聖地として捉えられるようになったのかもしれない。

そんな武道館で、アイドルグループ『神使轟く、激情の如く。』(以降『神激』)が念願のライブを行った。


【神者になった日】

神者とは、神激ファンの総称である。

私が神者になったのはおそらく2019年のどこか。ゴールデンウィーク頃にはライブに参加していたのでそれよりは早かったと思う。この年は僕のヲタく人生にとって本当に大きな意味合いを持つ一年だったとひしひしと感じる。。。

きっかけは、当時テレビ番組のエンディングテーマとなっていた『STAGE』という楽曲に出逢ったことに起因する。そこからライブに足を運ぶようになったのだ。

神激での推しメンは、実久里ことのさん。じっくり、と読む。最初は みくり と読んでいた(笑)。リーダーでボーカル。担当カラーは白。

◆公式Twitter

神者とは言ったが、私が神激のライブに行くのはワンマンや対バンライブが多い。まるで地上のアイドルグループを応援しているかのように、要所要所でその成長を自身と照らし合わせて感じているのかもしれない。


当日のハイライト
【宣戦布告】

ライブタイトルであり、彼女たちの楽曲タイトルでもあるこの言葉どおり、神激は武道館に宣戦布告を果たした。

この間走っていたアドトラックを目にしたことがある人も多いのではないだろうか。ライブ当日は、ついに武道館に到着したこのトラックを見て既に涙ぐんだ(笑)。

撮影:著者

私の座席は天空席と呼ばれる武道館二階席の最上階エリアだった。本来であれば、遠い所から観るのは残念なことに思えるが、生まれてはじめて遠くから観れることに感謝した自分がいた。

この大きな会場で、米粒みたいなことのさんを観て、大型モニターに映される映像とメンバーを対比して、そして会場内の熱気を共に感じながらこの武道館を神激と体感できることが最高に幸せだった。

神激のライブは、パフォーマンスだけでなくメンバーそれぞれの言葉が最高にエモい。そこからの曲入りはもはやこの上ないエクスタシーさえ感じる。

その中でも印象に残っていたものを紹介したい。

※以下は筆者の記憶のため、実際の言葉とは異なる箇所があると思われます。ご容赦ください。


実久里ことのさん
「ステージは、いつだって私と君の二人の場所だよ」

生牡蠣いもこさん
「神激の曲は全部私が書いてる。そんな私の書いた歌詞が、このモニターに映ってるんだぜ。」
「神激の曲に元気もらえたって、勇気もらえたって言ってれた。」
「自分自身を、自分が一番信じてやれよ。」
「叶えたいことがあるなら、言葉にしてほしい。だって私は今、この武道館に立ってるんだから。」


とにかく、メンバーの話す言葉すべてが心に刻み込まれていき、まるで自分の人生を懐古してこの武道館に降り立っているかのような錯覚にさえ感じた。この言葉、口上があるから神激のライブは他にはない最高さを生んでいるように思う。ぜひこの武道館ライブはBlu-rayを購入して、メンバーの言葉を書き起こししたい(笑)。

一つ残念だったのは、大好きな楽曲『STAGE』『瞬間成仏』が聴けなかったことだ、、、。封印されてしまったのだろうか。。。それだけが心残りである。


【その先へ】

目標としていた場所に辿り着いたら、その先はどうしたら良いのだろう。まさに神激はこの武道館を終えてどうしていくのだろうか、そんなことを考えてながらライブを観ていた。すると、リーダーのことのさんが「やっぱりさ、お前らの声が聞きたい。もう一回武道館来ようぜ!」と終盤のMCで語っていた。震えた。僕が感じていたことが伝わったかのようなその言葉に。そしてもっと大きな会場を目指していこうとも語りライブは終幕を迎えた。

次なる現場は、9月11日豊洲PIT、そして来年5月の幕張メッセ。こうしてさらなる高みへの挑戦を続けてくれることこそ、アイドルヲタくとしての自分が応援している意味、存在証明になっている気がしてならない。目標のその先に向かう彼女たちの姿をこれからも応援したい。そしてより多くの方に、神激というグループがいること、言葉と音楽のシンフォニーで体感できるライブであることを知ってほしいと思う。その一端になれたら、ヲタくとしてこれ以上の幸せはない。

この武道館ライブはまさに、今この時代、自分自身への宣戦布告だった。神激と共にこの時代を生きていることが光栄でしかない。


◆公式サイト

参照元:https://twitter.com/shingeki_rock


最後まで読んでいただきありがとうございました。

当日、入り口で使い捨てのサイリウムを渡されたのですが、ライブ始まってパキッと折ってみたら、白色だったんです。ライブ前日にはほんとに偶然、渋谷でことのさんからビラを貰ったし、導かれた武道館だったようだと本当に感じています。帰宅しても消えることがないこの白い光が僕を照らしてくれているかのようでした。

撮影:著者

また次の現場でお会いしましょう。

the whip

※本記事は、筆者の体験を元に主観で執筆したものとなります。あらかじめご了承ください。何卒。

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