【遊戯王】2023年10月制限改訂雑感〜蘇れ、過去の栄光〜

皆さんこんばんは。直江津高校3年生、羽川翼です。

本日2023年9月24日21時、10月1日より適用されるリミットレギュレーションが発表されましたね。

例によって、雑感を述べていこうと思います。

【新禁止カード】

古衛兵アギド
古尖兵ケルベク
混沌魔龍 カオス・ルーラー
No.86 H-C ロンゴミアント

ロンゴミ?!?!?!ってなった。
マスターデュエルで悪名を轟かせたこのカードですが、OCGの大会環境で禁止にするレベルの悪さしてたの?って感じ。私羽川は大会環境エアプなんで詳しくは分からんですが。

上の3枚はまあ、もう良いでしょ感。ルーラーはカジュアルでも使ってる人多いし、ちょっとかわいそうな気もするけど、強いし仕方ないかなあ。
ただ、☆8Sの選択肢が減るのはちょっと悲しい。選択肢多そうに見えて、「とりあえず入れとくか」で使える☆8S、意外と少ないんですよね。龍鬼神とサベージ、そしてカオス・ルーラーくらいな印象。
コーラルドラゴンとか、スターダストチャージウォーリアーくらいの感じでいいから、汎用☆8Sは増やしてほしいなあ。

【新制限カード】

今回は2枚とも規制強化組。

ティアラメンツ・クシャトリラ
ブロックドラゴン

ティアクシャはカード効果の強さもそうなんだけど、カード名のつけ方が雑で嫌い。
遊戯王の魅力の1つに、独特の「お洒落感」ってあると思うんですよね。原作のカズキングの独特な世界観があって、ちょっと厨二クサかったりもするけど、でもやっぱりカッコよくて……みたいな雰囲気。
そういう「お洒落感」とか「雰囲気」を味わえるのが、カードイラストだったり、テーマの背景ストーリーだったり、カード名だったりすると思うんだけど、ティアクシャみたいなカード名は「とりあえず強いテーマ2つのサポート受けられるしこれでええやろ!」みたいな、適当な付け方してるんじゃないの?って思えてしまって、なんかお洒落じゃないなあ……って萎えちゃうんだよね。

もちろん、背景ストーリーの関わりを反映してるのは分かるんだけど、せめて後で出てくる「ジャックナイツオルフェゴールギルス」みたいに、 +αの名前くらいはつけてくれないか?って思う。
お忙しい中、大変恐縮ではありますけども。もうちょっと頑張って考えてくれないかなって気持ちですな。

ブロックドラゴンはもうさっさと禁止にしてくれないか?
効果だけ見たら、特殊召喚+3枚サーチ+耐性付与って、生きてる「王の棺」みたいなもんだからな。
「墓穴の指名者」とかがあるから、まあ制限ならギリ意味あるかな……とは思うけど、「御影志士」からサーチできるコイツに対して、墓穴は準制限で素引きしてないといけないし、そもそも後攻だと無力だし。
墓穴自体禁止にしろよって思うけど、ブロドラと対面した時だけは無制限にしろって思うもんな。

禁止・制限カードに関してはこんな感じ。
まあ、例によって自分にはそんなに影響ないし、そりゃ規制強化されるよねって感じのラインナップだし、ええんちゃう?といったところ。

【新準制限カード】

まずは強化組。

R-ACE エアホイスター
ピュアリィ・デリシャスメモリー
群雄割拠

R-ACE、ピュアリィ、ルーンという環境デッキのカードがちょっとずつ規制を受けましたね。
今は割と色んなデッキがいるから、一気に潰さないで準制限にしとくって感じなんでしょうか。

群雄割拠に関してはルーンへの対処なんだろうけど、まだ何種類かロック系永続罠はあるし、やるなら一気に全部準制限にするとかしないと意味無くない?って思うんだけど、どうなんでしょうか。結構影響あるのかな。
悪いのはやっぱり泉だと思うけど、泉自体を禁止とかにするとさすがにルーン自体が息しなくなるので、泉に繋がるカードを減らす方が、最低限の規制で必要十分な効果を得られるんじゃないかな〜とエアプながらに感じる。


ここまでの規制強化組は、その多くがここ2年以内に出た最強カードたち!って感じで、自分は全然使ってこなかったんですよね。
そもそも新しいカードって周りで使う人も多いから、よっぽど興味を惹くテーマじゃないと「俺がこのデッキ使ってやる!」ってモチベ上がんないし、そうやってスルーしてたらいつの間にか環境入っててめちゃ強いっぽいし、もう使わんでええかという気持ちになって結局使わず……っていうのを、ここ2年はずっと繰り返してる気がする。

まあ、新しいカードはある程度強くないと売れないだろうし、ティアラメンツとかみたいなよっぽどのぶっ壊れじゃなきゃ、そこに目くじら立てて文句言うつもりは無いんですが。
毎度毎度、この制限改訂雑感の記事が薄味なのはそういう理由ですね。

で、そんな私にとっては、ここからの規制緩和組は結構心踊るメンツだったりする。

というわけで規制緩和組。

宵星の騎士 ギルス
覇王眷龍ダークヴルム
ドラゴニックD
ふわんだりぃずと謎の地図

かつて環境に覇を唱えたカードたちが帰ってきました。
謎の地図に関してはカジュアルで使うのは結構難易度高めだけど、それ以外の3枚は、単純にカードパワーが高いだけではなく、割と色んな利用法がありそうな、便利なカードという側面もあるので、カジュアル民としては嬉しい人は多いんじゃないでしょうか。

上で「お洒落感」の話を書いたけど、今こうして見ると、比較的お洒落なカードたちだなぁと感じる。時代が進んで感覚がインフレさせられてるのかもしれないけど。

【制限解除カード】

終末の騎士
超重武者バイ-Q
プランキッズ・ミュー
トリックスター・ライトステージ

こちらも色んなテーマの初動札になれるカードが緩和されました。
特に終末の騎士は嬉しいですね。なんかそのうち反復横跳びで規制される可能性もありそうですが、やっぱりこいつの存在は便利なので。
こういう緩和カードをできるだけ多く作ってほしいものですね。必要ならエラッタをどんどんしてくれて構わないので。


まとめ

最近のめちゃ強カードたちが順当に規制される一方で、過去に栄華を誇ったカードたちがいくつも帰ってきた改訂でした。
禁止カードからの緩和がここ最近続いていた中で、今回は見られなかったですが、こういう便利カードの緩和は歓迎したいもの。
ハリファイバーみたく、あまりに便利すぎるのは考えものですが、やっぱり便利なカードはデッキ構築の幅を広げてくれますからね。
是非今後とも、規制緩和の波を広げていってほしいですね。

それでは今回はこの辺で。

なんでもは知りませんが、この記事を読んでくれたあなたのことは知っています。羽川翼でした。

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