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17時ごろ発の飛行機に乗るために15時頃成田着。
チップのための円とドルの両替なのに全然細かく崩さなかったため、早速妻に無知を晒す。
情けない。

まぁチェックインした後、追加で崩すべ。
気を取り直してチェックインしようか……と思ってチェックイン用の端末を操作するも、なんか全然反応しない。

ということでネットで色々調べてたらカナダの入国申請をしてなかったことが判明。
渡航72時間前には申請取得してね、とのことで、早速終わりです。マジで詰んだ。

ニューヨーク旅行のため、アメリカの入国申請ESTAは取得してたものの、トランジットで寄るカナダにも審査が必要で、eTAを取れ、とのこと。終わり。終わりです。

と絶望してたら空港の人が10-20分くらいで終わる、とのことでアドレス書いてある紙をくれました。裏口入学的な？とにかくなんとか処理して無事チェックイン。
これ意味あるんですか？

飛行機の暇つぶし用の本とか買えないしお金も崩せなかったしと超バタバタで飛行機へ。

乗った飛行機の席は、後ろの中国人がうるさかったりで全然眠れんかったけど、一旦落ちに落ちたので、もう着ければなんでも良いバーサーカーモード。問題なしです。

無事にカナダでトランジットして晴れてアメリカはニュージージー州、ニューアーク国際空港に。

空港から電車で移動してホテルへ向かうところ、早速乗り換え駅を間違える。
ニューアーク・ペンステーション(ニュージャージー州)というのと、ペンステーション(マディソンスクエアガーデン最寄り)と二つあるので気をつけましょう。

メトロカードの１週間乗り放題券を買い、ホテルへ。
事前に見ていたレビューで、「愛想がとにかく悪い」「部屋で男性の脇の匂いがずっとしていた」など不安になるものが並んでいたのでかなり身構えていたが、受付の兄ちゃんも良い人だったし部屋も普通で安心した。

到着が夜遅くだったので、特に食事処もやっておらず、マックへ。
職場の上司っちに、本場のマックはデカいらしいから比べてくれとのオーダーがあったため、ここで消化しとこうと、ビッグマック単品とクォーターパウンダーのセットを。

ドルと円の差はあるけれど、ビッグマック単品が5ドルくらいだったり、ダブルチーズバーガーが3.6ドルくらいだったりと、日本とそんなに差がなかったので物価上昇著しいアメリカでは良心的に思えた。アイムラビニット。

注文を受け取り、テイクアウトしてホテルで開けたら、セットのドリンクが入ってない…。

「おい〜」と思いながらバーガー出したらクォーターパウンダーの箱が二つ。

「間違いすぎやろ」「まぁビッグマックがクォーターパウンダーになったならトータル得しとるかもな」なんて話してたら箱の中身はクォーターパウンダーとビッグマックがちゃんと１つずつで、本当にめちゃくちゃだと思った。

サイズは日本とそんなに変わんなかった。味は少し違った気がする。マヨネーズが心なしか多いかどうかとかそんな細かいレベルだけど。

とはいえ、バタバタだったし、深夜で飯屋もだいぶ閉まってよく分からない中で、マックがとりあえずある安心感は、どの国でも同じだなと思った。
他に行くとこがないのか、遅い時間にも関わらず、お客さんで店内も混んでたし。

昔住んでいた町では、深夜になると駅前の松屋とマックしかやってなかったことを思い出した。
その駅では、23時くらいからマックもテイクアウトのみになるので、終電帰りのサラリーマンは、松屋にみんな逃げ込んでた。
残業の疲れとストレスで世を呪うような目付きをしながら、でもなんか妙な連帯感のある深夜の松屋、なんか好きだった。
ニューヨークにも、そんなとこがあるんだろうか。

そんなことを思いながら眠ったと書きたいが、この文章は２日目の夜に書いていたので、そんな事はないです。