性被害覚書

※現時点で取り扱い中の事件ゆえに詳細は書けませんが、己の備忘録、兼、誰かの心の手助けになればいいなと思っています。


友人の引越しを手伝ったら、性犯罪に遭ってしまいました。
なんでしょうね、一文でまとめるとあっけない出来事みたい。

6月頭に、長い付き合いの友人が一人暮らしを始めるというので、荷物の搬入や家電選びに付き添ったのですが、性暴力?性犯罪?境界がグレーなことに巻き込まれてしまいました。


六月二日

 私がやっと友人に相談できたのでは、事件から一週間後でした。
心の回復にも時間がかかったし、周りの平穏な空気と比べると相談なんてしづらい。
心的外傷が思った以上に大きく、仕事も進まない。気分転換に遠出をしても切り替わらない。

共通の友人に相談後、加害者を含めた三人で話もしました。当時の私は考えが麻痺していたので、穏便に済ませたい一心でしたが、加害者本人に罪悪感等は一切なく、また話し合いは加害者側の「こちらも弁護士に依頼する」という一言で終了しました。
犯罪が話し合いで解決したら法は要らないよなぁ。

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