【採用開始】ウィル訪問看護ステーション八王子を8月に開設します!

「全ての人に家に帰る選択肢を」を理念に365日体制で小児・精神・神経難病・看取りなどへの訪問看護を提供するウィル訪問看護ステーションは、フランチャイズにより「ウィル訪問看護ステーション八王子」 を令和4年8月に立ち上げます。

フランチャイズオーナー兼、管理者として活躍する見﨑さんは、これまで九州や関東で救急看護や精神科看護など幅広い経験をし、今はウィル訪問看護ステーション八王子を開設する近辺にて看護師勤務をしながら家族で暮らしています。

そんな見﨑さんが起業し、ウィル訪問看護ステーション八王子を開設、全国のウィルグループやそこに属する専門家、看護師などが運営を支えます。開設に先立ち、見﨑さんに訪問看護への想いや、ウィル訪問看護ステーションでの立ち上げを志した経緯などインタビューしたので是非ご覧ください。

画像1

見﨑 芙美佳(看護師)
佐賀県の独立行政法人国立病院機構東佐賀病院付属看護学校卒業し、系列の国立佐賀病院の内科病棟で4年半勤務。長期的なケアを多く経験する中で、迅速な判断と対応が必要とされる救急の現場に興味を持ち、川崎幸病院のERに転職。「断らない医療」の理念の元で、二次救急の現場に4年半従事。院内のICLSやトリアージTEAMの立ち上げを経験。結婚と出産を機に、家庭との両立を考え自宅近くの精神科病院に転職し5年。統合失調症やうつ病、アルコール依存症などの患者さんと向き合い、心の疾患を抱えている人が潜在的に多くいることに驚く。長期的なサポートが必要な疾患だが、地域で暮らすためのインフラが不足しているため、入退院を繰り返す患者さんや退院が出来ない現状を見て、訪問看護に目を向ける。

Q1:これまでのキャリアや訪問看護に興味を持ったキッカケを教えてください。

訪問看護に興味を持ち始めたのは随分前から。佐賀県の内科病棟で働いている頃、地元の高齢者が多かったのですが、みんな「家に帰りたかー!」と言っていました。また、川崎の職場の先輩に「これからは在宅の時代だよ」と言われたことも心にずっと残っていました。精神科で働いている今でも、退院に対して不安を抱えている患者さんが多くいらっしゃいます。みんな安心して家に帰れたら良いのにと思っていましたが、帰れない人がいる現状と、職場の人から「(精神科を含む)訪問看護はまだまだ少なくて困る」と聞いたことで訪問看護への思いが強くなっていきました。

Q2:訪問看護ステーションを開設するに至った経緯について教えてください。

今回のフランチャイズでの事業所開設は、夫の協力も得ながら起業し事業所を開設します。私から「患者さんが自宅に帰る支援をしたい」こと、その手段として「訪問看護」があるって話しをしたら、夫も興味を持って調べ始め訪問看護の必要性を知ったようで、一緒にチャレンジしようと背中を押してくれました。

訪問看護の情報を集める過程で、開設する事業所の数も多いけど、閉鎖や休止する事業所もあること。一方で地域の需要に対ししっかりと貢献できる事業所を開設・運営することができれば運営を継続することは可能であることを知りました。情報を集めながら、実際に訪問看護を見てみたいと思った際にウィル訪問看護ステーションを知り、見学の申し込みをしました。そこから代表の岩本さんとのやりとりが始まりました。

Q3:訪問看護ステーションを開設するに至った経緯について教えてください。

岩本さんの話しを聴き、地域や社会の需要に合ったサービスとはこういうことなのかと感心したことを覚えています。ウィル訪問看護ステーションは24時間365日対応でどんな人でも疾患の壁を作らずに看る、「全ての人に家に帰る選択肢を」のコンセプトが私たちの琴線に触れました。それは以前勤務していた川崎幸病院の「断らない医療」の理念にも近かったからです。患者さんや疾患を差別せず、困っている人を絶対に断らない、たらい回しにしない、というもので私も共感していたし、ウィルの理念とも重なる点が多く、親近感を持ちました。これまでの想いや経験、それらの点と点が線で繋がる感覚でした。

当初は自力で訪問看護事業所を立ち上げようと思っていました。しかし、ウィルの理念に触れ、ウィルグループとして立ち上げるという選択肢を知り、思考を巡らせる日々が続きます。
「なぜ訪問看護ステーションを立ち上げるのか」改めてスタート地点に立ち戻りました。「安心して家に帰りたいという想いを支えたい」ことが原点。その為には在宅医療の知識習得は必須であり、未経験の私たちにはインフラが整っていないことは明白でした。
その頃、全国のウィルグループが集まる定例会議に参加する機会がありました。各事業所が運営や疾患における悩みを共有し、経験のある事業所の助言や意見が飛び交う。より良いサービス提供するために知識を集結し課題を解決していく現場です。
「やはり自分たちの力だけでは不足している。利用者さん本位で考えた場合、ウィルグループの一員として立ち上げることが最善の選択だ」と考え決断しました。

画像2

Q4:これからの事業所運営で大切にしたいことはなんですか。

地域に根ざした事業所にしたいです。利用者や医療介護などに関係のない地域の方々にも「ウィル訪問看護ステーションさんね」と知っていただけるくらいになれたら良いですね。
病棟に比べ訪問看護は日常生活に寄り添う看護だと思います。病院では不安そうな表情の方も多くいらっしゃいますが、せっかく在宅での生活を選択されるのですから、笑顔を大切に支えていきたいと考えています。
人と人とのコミュニケーションは以心伝心。利用者さんの笑顔を作るためには事業所も笑顔が生まれるような場所にしたいですね。

今は、横浜線相原駅近くに8月1日の事業所開設を目指して準備中です。訪問エリアは八王子市、町田市、相模原市を想定しています。スタッフの採用もウィルの支援を受けながら開始しました。これまでのご縁ある方々からのお声かけやご紹介に対応しているところですが、是非ご興味のある方はお気軽に連絡ください。

Q5:さいごに看護師や地域の皆さんへメッセージをお願いします。

私達はコロナウイルスという医療における大きな変換点に直面しました。病床の確保、面会制限により大切な人と会えない状況など、在宅の必要性と重要性を目の当たりにしました。更に2025年には団塊の世代が75歳以上に到達し高齢化社会が進みます。「いま」を生きる私達が利用者さんと病院を繋ぐ架け橋になれるのだと信じています。「大切な人が、望む場所で、笑顔で暮らす」そんな想いを支えていける事業所にしたいです。

看護師の仕事って好きじゃないと続けるのが難しいですよね。私はこの仕事が大好きです。過ごしたいと思える場所で大好きな看護が出来るって最高!と思ってます。想いを共感できる仲間が増えれば、訪問看護への可能性はどんどん広がっていくはず。「未経験でもチャレンジしたい」「やっぱり訪問看護は楽しいよね!」って人がいれば、一緒に盛り上げていきたいですね。

画像3

さいごに

ウィル訪問看護ステーションは事業所数が20か所近くになり、その中にはフランチャイズでの事業所も増えてきました。「看護の地産地消」を大事にしたいウィル訪問看護ステーションでは、地域にいる看護師さんが、その地域で訪問看護を実践することを引き続き支援していきたいと考えています。
是非ウィル訪問看護ステーション八王子にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?