花鳥風月通信録#6ハル編

2019年6月14日 11:50

花鳥風月（以下KF）の各プレイヤーを紹介するシリーズです。
6人目は星組ハルさんです
（ハルさんは、
2020年9月30日に忍ismを卒業されました。
ご了承下さい。）

2018年12月北海道甲子園に出場。
2019年5月NPB千葉ロッテマリーンズとして出場。
それぞれの大会に出場した際に、
YouTubeの動画概要欄に長文を書いているので、
未読の方は是非一読して欲しい。

北海道甲子園の応援お礼動画
https://youtu.be/T6OFNTihkHA

NPB eスポーツシリーズの応援お礼動画
https://youtu.be/NX4LGU6f_BI

個人的には、
ここ数年見た文章（動画）の中でも一番感動しました。

NPBの概要欄に
「…こうやって書くと私ばかり両立してる感じになってしまいますが、
ほのかちゃんは勉強を頑張った上で動画も毎日投稿していますし、
あしんさんも4月から新社会人でお仕事頑張ってるし、
razちゃんだって日本語を頑張ってます。」
と書いてTwitter上でも話題に。
（razさんが漢字が苦手なのはファンや花鳥風月のメンバー間でも有名です笑）
後日Twitterに
「…ちょっと暗い感じの作文になっちゃったので、
どうしても笑顔になって欲しくて書きました」と追記していました。

大会からまだ日も浅く、
悔しさが残る中で、
ここまで周りの人達に気づかいを出来るのは、
本当に素晴らしいと思う。

文章は言葉や知識があるから良い文章が書けるとは限らない。
なんとなくその人のキャラクター、
人となりや普段どんな生活してるかも伝わってくるものです。

「いろんな人のために頑張りたいので本気で努力したつもりだけど、
それとは別の部分で
「大好きだから自然とコントローラーを持ちたくなる」と
「やらないといけない」っていうのは違ったと思います。
嫌いじゃないけど特に好きではない武器を毎日持つのはなかなか苦しかった」。
NPBの概要欄に書かれていて、
ドキッとするほど率直な感想でした。
チームの為に何が出来るかを
懸命に努力してる姿が見えてくる。

2015年のラグビーワールドカップで日本代表が南アフリカに大逆転をした際の監督エディー・ジョーンズさん。
彼は代表監督に就任し来日した後に、
日本の各スポーツの名将と呼ばれる人たちを訪ね歩いてアドバイスを求めた。
その中に一人、
野球でWBC日本代表を指揮した原辰徳さんに、
「一番重要な選手は？」と質問し、
「チームのために自己犠牲ができる選手」と答えたそうだ。

ラグビー日本代表は当初廣瀬俊朗が主将を務めていたが、
若手の成長などもあり、
廣瀬はスタメンを外れて、
主将からも外れた。
本番前日、
本来なら渡されないユニフォームを受け取る。
廣瀬はスタメンを外された後悩んだそうですが、
へこたれずに一番早く練習に参加し、
他の選手たちと一緒に、
なにがチームに貢献できるか考え模索し続けたのを、
監督・スタッフ・選手すべてが見ていて、
廣瀬にユニフォームを渡す事を決めた。
本番スタンドで観戦した彼は、
大逆転劇の功労者の一人と言われている。

ハルさんが好きな漫画スラムダンクにも、
「お前のためにチームがあるんじゃねぇ。
チームのためにお前がいるんだ！」。
安西先生が、
才能はあるがチームプレイに徹することができない選手に言ったセリフがある。

これは誰かに教えられて簡単にわかるものでもない。
自ら心がけてないと身につかない。
周りのことをしっかり見つめていて、
だからこそ心を打つような文章も書けて、
それはプレイにも繋がっていると思う。
そんなハルさんを
必ずチームメンバーも、
リスナーも見ていて、
おしみない拍手を送り続けるだろうし、
一人でも多くの人に
その拍手の中に加わって欲しいと
願わずにはいられない。

上記掲載のハルさんの
北海道甲子園の応援お礼動画
https://youtu.be/T6OFNTihkHA

NPB eスポーツシリーズの応援お礼動画
https://youtu.be/NX4LGU6f_BI

過去の花鳥風月についての記事まとめ