[肩書き時代の先にあるもの]


「人は肩書きに弱い」


肩書きや見かけや人の評判に簡単に左右される。


何かだらしない格好をしているおっさんに
「俺がアドバイスしてあげる」
って言われても

は?何やねんこいつ?って思うけど、

それが有名な社長とかやと知ったとたんに
「まじか!よろしくお願いしやす!」
とか言って話にとびつく。


実は社長。
とか、

実は有名なアーティスト。
とか、

実は元日本代表。
とか、


その人の「肩書き」を知ったとたんに、
見る目が変わると思う。


この人変わった人やなとか思っても、
「結構有名な芸術家なんですよ」って聞いた途端に、
「なるほど。ちょい納得」とか思っちゃう。


まぁ確かにこれはなる。
自分も普通になってる。


すごい人なんや、って
思う分には良いと思うんやけど、

「その人が言うから聞いてしまう」って経験あると思う。


人の意見を聞くのはほどほどぐらいがええと思う。
一旦それを受け入れてそこから自分はどう思うのか
って自分自身に問うことが一番大事やと思う。


他人の意見を鵜呑みにして、
しかも『有名な人』というだけで
その意見をそのまま
自分の意見に置き換えてしまうとやばい。


アドバイスはアドバイス。
自分はどうしたいのか。

こんな考えもあったのか!なるほどね!
ってのもええと思う。


結局は自分の感性が
ワクワクしないことは選ばない。
意見でも選択でも。


自分の感性を
他人の感性より低くしてはいけない。
これは今日の本に書いてたこと。
 

常に自分の意識は自分で守ること。
大事な大事な自分の奥深い心を
他人に頼ったり渡したりしたらあかん。
まして相手の肩書きや権力で
自分を簡単に操ったらあかん。


肩書きの向こうにあるその人の人間性を
ちゃんと見極めることが
自分を生きるためには必要なんかなって思う。


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