【旅の醍醐味】

旅の醍醐味。

自分にとってそれは過程やと思う。行きたい目的地に行くまでの過程。秘境がある場所までの過程。などなど。
そして、その過程にはトラブルが付き物やと思ってる。バスのタイヤがパンクしたり、バスに置いていかれたり、荷物盗まれたり。雨の日転んでドロドロなったり、カバンの中ぐちゃぐちゃになったりする。最後には強盗。これは全部自分経験したこと。

自分はこの過程が大好きだ。つまり、トラブルが大好きってこと。普通やったらトラブルが起こったら、不安になるし時には恐怖に変わったりする。ネガティブなイメージが強いと思う。そら、自分もバスに置いていかれた時は、「まじかよ‥」とか思った。端っこで三角座りしてどーしよっかなとかしてた。転んでドロドロなった時も「うわ、だる」とか内心思って萎えてた。

でも、その負の感情ってその一瞬だけ。その一瞬が過ぎたら、自分なりに次のステップ考え始める。「どうしたらこの環境を抜け出せるのか」みたい感じで。そーやって能動的に動いたら、120%記憶に残る。これが思い出ってやつやと自分は思ってる。

そら、思い出って言ったって人それぞれやし、色々あると思う。建物見て「すげー!」とか感動したりとか。自分もエジプト行って建物の作りとかに圧巻された。何千年前の建物が今でも残ってるとか、ピラミッドとか何で作られたんとかめちゃ思った。

でも、エジプトの他の事何にも覚えてない。その建物とかも写真見返した時に、「あーこんなとこあったなぁ」って感じ。何でかと言うと、エジプトでトラブルが無かったからやと思う。移動とかお金とか宿とか、全部すんなりいけた。やから自分にとっての思い出はあんまし無い。思い出っていうか記憶に近いかな。

それに比べて、インドは10回行ったけどほぼ全部覚えてる。毎回お腹壊すし、ボッタクられるし、電車で荷物パクられるし、ライフル向けられるし、極寒の中半袖短パンで寝るし。思い返すと色々とトラブルばっかり。それは全て覚えてる。頭で覚えてるとかじゃなくてたぶん心で記憶してるんかなって思う。

でも、最近思ったことがある。それはトラブルもそれが当たり前になるとトラブルじゃなくなるってこと。トラブル=刺激的な感じで捉えてる。やから何かしらの刺激があると心が記憶するのかなと。でも、刺激が当たり前になると刺激じゃなくなる。やからまた違う刺激を求めに新しい旅に出るんやと思う。

旅の話じゃ無いけど、本もこれと同じやと思ってる。「どーやったら本の内容覚えられるん?」的な質問たまにされる。それは目次見て自分なりに内容を仮説する。そしてそれが違った時に記憶するんかなと。これは本読む時のトラブルが刺激になってるのかなと。

まとめ。

自分は旅の過程を楽しんでる。そして、その過程には必ずトラブルがある。トラブルを体験することで忘れられない記憶になるから。
そして、それが当たり前になるとまた新たな旅に出発する。

思い出(記憶)=トラブル(刺激)×回数(時間)

#記憶 #思い出 #トラブル #時間 #刺激 #旅 #とは #過程 #体験 #回数 #当たり前

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?