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王宮ラブロマンス(公式)の話

身の回りに体調不良者が続々と現れているのにもかかわらず鶏はピンピンしてます。バカはなんとやらってやつでしょうか。

はじめに

お気に入りの小説の新刊が今月末に発売されるのですが、それを楽しみにウキウキしながら生活していたところ、告知でこの発売が完結巻であることを知って複雑な気持ちに苛まれている鶏です。いや、楽しみだよ?楽しみなんだけどさあ、どうも最終巻って苦手なんですよ、読み終わった後の多幸感以上に襲いかかる虚無感に耐えられなくて。おめでたいし、話に区切りがつくということで読者としては読まなければならない‼️と使命感すらあるんだけど、この続きはないんだぞというのが耐えられません。みなさんそのあたりどう折り合いつけてるんですかね、お気に入り作品の完結を純粋な「楽しみ」の気持ちだけで読む方法、受け付けております。

ちょっといつもより前置きが長くなりましたが、
今日紹介するのはあきづき空太先生の
「赤髪の白雪姫」です!

今回は少し公式の素材がなかったため、
画像埋め込みが皆無の活字お化けな記事が誕生してしまったのですが本当に読んでもらいたい作品なので気合い入れて書いてます🥺

では、本編スタート❣️


赤髪の白雪姫とは

2006年で一旦読み切りが掲載され、その後2007年より連載が開始された少女漫画界では世にも珍しい超長編作品。現在25巻まで発売されており、現在もLaLaで連載しております!25巻で思い出すのは私的にはのだめカンタービレなのですが、次の単行本でそれをも凌駕するという長編ぶり。私が持っている作品で所謂「長編」と呼ばれる作品だと、「春待つ僕ら」(全14巻)、「ReRe:ハロ」(全11巻)、「ホリミヤ」(全16巻)あたりが長めな方にあたるのですが、25巻も続くとなると相当な人気を誇る漫画となっているんですね、、、というかこの作品が連載を開始した当時私は小学1年生なの本当にすごい世界線すぎる、、、、🤦🏻‍♀️

長く続いているだけでなく、今現在でもその人気は衰えておらず、コラボカフェが2021年(大阪は2022年)に開催されており、今度は原画展が企画されております。コラボカフェの方はちょうどコロナで混沌としている最中だったために会期が調整されての開催となりましたが無事に開催できてよかった🥺私はタイミングが合わずに行けなくて泣きました🥺原画展の方は行くつもりでいるのでまたのだめの時みたいに軽くレポでも書けたらいいな〜と思ってます。4/10からは原画展にフォスティリアス(作中で出てくる花が光る植物)の輝く夜道を再現しよう!という企画でクラファンが立ち上げられております。必要会費は300万だそうでだいぶ気合い入ってますよね、✊🏻支援プランの名前が作中に因んだ感じになっててここ読むだけでもワクワクしてました(ちょろすぎ)初日ど平日だけどどうしようかな、行きたいかもしれないな、とずっと迷いながら迎えた開始当日。意を決して20000円の「王城開放日ご招待:国民プラン」にしようと思ってジャストにアクセスしようと思っていたところ、いろいろあって1時間後になってしまって慌ててログインしたら個数制限のある招待プラン全部埋まっている上にもう既に300%以上の支援金が集まっているという、、、、これだけ長いこと続いているんだからそれなりに愛読者も多いことは予想できたけどまさかここまでとはな、、、、(コナンの赤井秀一風)(伝われ)
執筆してる当日夜の時点で見てみたけど467%になってたので本当に相当な人気を誇ってますよね、すごい!(小並感)かなり予定金額を上回っているので少しだけリターンが豪華になったりしないかな、と思ってるけどどうなんだろう、、、原画展の内装が予定よりかっこよくなる!とかでもいいな♡

話の内容ほとんど話してないのに話したい内容が多すぎてかっ飛ばしすぎましたね、こちらの作品なんとマンガParkというアプリで無料で読めますんでね、ちまちま無料時間回復ポイント使って読んでもらえればと思います、、、色々話したいのでさっさとあらすじの方に行きます、、、



あらすじ

はい‼️みんな大好き身分差の恋です‼️
もう少女漫画では定番中の定番ですよね‼️わかります‼️本当に面白いんですよね‼️身分差の恋って‼️いつか自分も、、🥺なんて烏滸がましい浅はかな思考を持ってしまうくらいには面白いんですよね‼️

赤いきれいな髪を持つ白雪がタンバルン王国の第一王子であるラジ王子に愛妾にならないかと持ち掛けられ、それを断ったところ、追われる身となった白雪がクラリネス王国に亡命してくるのがこの話のはじまり。
第一話はもともと読み切りとして書いていたこともあって、かなりサクサクと話が展開していきます。「赤髪の白雪姫」というタイトルの通り、童話の白雪姫になぞらえて、鏡(情報屋)に一番美しい娘を尋ねるシーンや、独リンゴが白雪のもとに送られてくるシーンなどが描かれています。
もともと童話パロが大好物なのでこの時点でテンションが上がってるんですよね。
またなんといっても第一話の見せ所は圧倒的にゼンが名乗りを上げるシーン!!!!!これはマジで良いのでこれ以上の余計な情報を入れずに実際にこのシーンを読んでほしい。この瞬間にすべての女がゼンに落ちる。(確信)


おすすめポイント

①顔がいい
もうね、私が紹介するマンガ基本顔がいいんですよね。毎回ここに顔が飯田の絵が上手いだの書いてるんですけど、本当に絵がいい作品ばかり読んでるのでそりゃこうなるんですよね。「いい」の基準が低いのではとか思われそうだけど本当にいいんですよ。信じて。この第二王子であるゼンを筆頭に出てくるキャラの顔がみんないいんですわ、、、こんなに顔のいい王子やら貴族やらがうじゃうじゃ登場したらそりゃ好きになりますって、、、個人的にはゼンはもちろんのこと、リュウとかが好きなんですけども(またショタコンとか言わないで、、🥺)いろんなタイプのイケメンがいるんで乙女ゲーム感覚で推しを見つけていただければと思います‼オビもあの飄々とした感じが刺さる人も多いし、ミツヒデのあの少し不器用な感じが愛おしく思う人も多いと思うんですよ。(急に知らんキャラたくさん出すな)
つまり読んでみてねってこと!

②人物以外の描写が細かい
これはね、序盤も割とそうなんだけど、中盤から最新にかけてが本当にすごい。一番思うのはご飯の描写で、本当に出てくるご飯が全部おいしそうなの!パイ包みとかはもちろん、ただ肉をくしで刺しただけなのに本当に特別なご飯かのようにおいしそうに見えるんですよ。ほかにも服の装飾とかが本当に細かくて、少女漫画ではあまり見られない「異国」かつ「中世(電話とかの連絡手段がない時代)」という背景なので服が少し民族衣装のような変わったデザインのものになっていて、より異色感が出てるんじゃないかな?と思ってます。建物や動物も然り、作品内でよく出てくる薬草を筆頭とした植物の描写も一つ一つ丁寧に描かれていてもはや画集なんですよ。画集。この作品は少女漫画界隈では珍しくファンブックを出していてそこで少しカラー絵がずらずらと並んでいるようなところがあるんですけど、もうあれじゃ全然足りないね!(強欲)原画展のグッズがまだ確定していないのでそこで画集が出るといいな、と思ってる。こういうところに書いておけば実現してくれたりしそうなので積極的に書いておく。あー原画展のフォスティリアスが楽しみでたまらないぜ!!!!!

③白雪の芯の強さ
少女漫画あるあるなのが「溺愛」シリーズでして、なーんもしなくても愛されちゃう♡な話はごろごろ存在しているんですよね、私もそういうシリーズめちゃくちゃ読みますけども、それ以上にヒロインが自発的に道を切り開いていく!って感じの話が好きなんですよね。この作品はラブロマンスであると同時に白雪やゼンのサクセスストーリーにもなっていて、無名の薬屋だった白雪がゼンの力を借りずにその道を切り開いていく様や、善我第二王子という難しい立場ながらも王宮での立場を獲得していく様を描いているんですよね。少女漫画と少年漫画のいいとこどりをした作品って感じで少女漫画に苦手意識のある方にも自信を持ってお勧めできるのがこの作品ですね。(何様)私は白雪のような意志の強さは持ち合わせてないのですぐ挫折しそうだけど白雪のような女になりたいと常日頃思ってます。。どうやったらなれますかね。


まとめ

王子に恋したい奴は全員読め‼

次回は最強プロゲーマーと恋する話を紹介します!
乞うご期待❣

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