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従軍画家

従軍と言う言葉には何処かしら「軍隊に無理やり駆り出された」というマイナスイメージが付きまとう。確かに戦意高揚の為に駆り出された画家も居るが、藤田嗣治のように自らの意志で従軍した画家も居る。戦後彼らは「戦争協力者」として日本画壇からパージされるが、藤田が描いた「アッツ島玉砕」は敵愾心を煽る佳作として軍に受け入れられたが、その実は戦争の悲惨さを忠実に描いた「反戦画」ではないのか?改めて従軍画家の作品を観賞してみたと思います。

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