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4月か9月か?

新年度が始まり、近所に学校が多いザビエルの最寄り駅には、ホームや改札口に新入生があふれています。海外の多くは9月スタートで4月(韓国は3月)スタートは稀です。日本でも西洋教育を導入した当初は海外に倣って9月スタートだったそうですが、会計年度に併せて4月になったとのこと。ではなぜ会計年度が4月スタートになったかと言うと、収穫した米を換金した後に納税となる為、税収•予算が確定する3月が年度末となったとのこと。つまり日本の新年度には稲作文化が関係していたことになります。税収に占める稲作の額も減少、海外留学も当たり前になった現在では4月新年度に拘る必要は無いのかも知れません。ザビエルも海外の友人が多いので、7月卒業から4月入学までの「モラトリアム期間」に戸惑う話を耳にします。しかし桜の木の下を新しい制服を着て登校する学生の姿は、海外の人々にも清々しく映るのではないでしょうか?

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