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最後までハマることがなかった金沢おでん...

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

これまでご紹介してきた通り、金沢グルメといえばまずはなにはともあれ海産物!
廻る寿司のバリエーションやネタの良さに都内に比べて圧倒的なコスパの良さ!!
お寿司に限らず海鮮丼も各店によって魅力的な組み合わせが多すぎて、全て制覇するのも困難。
さらにはお店に行かずとも生活圏のスーパーの魚コーナーでも充分満足出来てしまうほどの品揃えと海産物には事欠かない上に、金沢カレーをはじめとしてハントンライスやコキール巻といったB級洋食グルメの数々に、小鉢が多すぎてメイン料理がなくても充分満足してしまう各店の定食と、喰うことに限っていえばこれ以上恵まれた場所は無いのではないかっ!
と引っ越し早々に都内にまた戻るのがイヤになったわたしであるが、数ある金沢グルメの中で唯一ハマらなかったモノがある。

これも世間的には金沢名物として有名ではあるが『金沢おでん』である。
どうしても、おでんでしょ?というのが先立ってしまい、なかなか足を向けることがなかったのである。
実際に2年間の金沢生活で、お店でおでんを食べたのもこの写真の2015年5月の近江町市場の「あまつぼ」さんで食した金沢おでん定食だけである。

所詮はおでんという思いと、名物である加賀麩がどうもいまいちなのである。
加賀麩以前にそもそも麩が苦手というか、食べはするのだがそんなに積極的に求めるほどの食材ではないのである。
とはいえ、金沢おでんといえば香箱蟹の「カニ面」とかもあるではないかっ!という貴兄もいらっしゃるかもしれないが、確かに食べれば旨いのは解るが、香箱蟹を食べるのであればそのままいただきたいのだ。

そんなこんなで、結局金沢おでんの名店に行くこと無く、金沢生活を終えたのである…

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