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頬を伝う泪でほんのり塩気をました夜鳴きそば。

『ランダムに選んだ過去の写真からインスピレーションを受けた小咄、コラム、戯言などを書き留める写真で二言三言。』

という出だしでお送りしてきたこの『写真で二言三言』ですが、前回金沢にやってきて、しばらくの間ホテル生活が始まった2014年6月30日の出来事をアップしたところで、この辺で2014年夏から2016年夏までの金沢生活を振り返り、想い出を記録として定着させておこうと思います。

なので、しばらくの間は写真を観てその場のインスピレーションでお送りしてきた『写真で二言三言』ではなく、金沢生活の二年間の振り返りをお送りします(笑)

ということで、番外編!
『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』
が始まります!!

今回のお題は2014年6月30日からおよそ二週間ホテル生活を過ごした、金沢駅前のドーミーインの夜鳴きそば!
学生時代ロスアンゼルスの親戚のうちへ一ヶ月半ホームステイした時も、そもそも大学入学とともに実家を出て独り暮らしした際にも、ホームシックになどかかる気配もなくやり過ごしてきた私ですが、この金沢での初めの二週間のホテル生活はなんとも形容しがたい孤独感に苛まれておりました...(遠い目)。

なにせ、なんの地縁、血縁もない金沢という地でこれから2年間生活していかなければならないという現実。
それにともない、本来出向者に対してちゃんと準備してしかるべきと考えていた、会社の手続きは何一つ実施されることなく、金沢での住まい探しからなにからすべて自分で実施しないと行けないという現実!?

福利厚生面では不足のない会社グループであると思っていたが故にこの仕打ちに初めて会社に対する不信感が芽生えたのでございました。
完全に何一つサポートすることなく出向先に放り出しておきながら、新たな生活準備に必要となるホテル代や都内への交通費は二週間以内までしか支給されないという仕打ち!?
そんなこれから私はどうなってしまうのだろうか?そもそも二週間以内に物件は見つかって、ちゃんと引越まで済ますことが出来るのだろうか?

出向先での仕事や環境のことより、このような身の回りのことのストレスで、夜な夜なドーミーインの夜鳴きそばを前にしては頬を涙が伝うのでございました。

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