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2015年の夏休みは軽井沢へ。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

2年間の金沢生活では引越をして住民票を写し、れっきとした金沢市民であったにも関わらず、でも心の内は半分余所者の観光客気分みたいな部分もあり、個人的にはそんな中途半端な感じだったため、夏休みに旅行に出かけなくても、日々旅行みたいな新鮮味を感じていたのだが、妻はそれはそれこれはこれとちゃんと夏休みに旅行に行きたがったので、2015年の夏休みは北陸新幹線で一本の軽井沢を旅行することにした。

群馬生まれで群馬育ちのわたしとしては、軽井沢といっても近くて遠い、遠そうで近い観光地で、同級生が車の免許を持つようになると、夜な夜なドライブに出かけて夜明け前の軽井沢をウロウロしたりと、ちょっとドライブついでに向かう程度の場所のイメージが強く、どうも世の中に浸透している避暑地のイメージに納得いかないようなところがあった。

しかし、同じ土地でも男連中と行くのと愛する妻と出かけるのでは、まるで目に入ってくる光景は違ってくるもので、なるほどこのレトロな雰囲気は夏の避暑地にぴったりでありますなぁ〜と心弾ませて旧軽井沢通りを闊歩したり、どう考えても観光値段で高すぎるソーセージやスイーツに舌鼓を鳴らしたりと、久々に妻との金沢市内以外のデートにテンションが高くなったものである。

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