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ホームページの考え方について考えてみる

WEBサイトは、検索して見つけてもらえないと意味がない、と言われてます。それはもちろんわかるのですが、それを目指してやるにしても、WEB検索以上に、アナログ的な繋がりやSNSなどの間接的な要素からの方が強い場合もある、ということも実感しています。

知人や身内などからのアナログの口コミ、情報誌、また、SNSやさまざまな情報サイトなど、第三者の影響力の方が先行していることもあります。現にWEBサイトにそこまで力を入れてないお店でも繁盛していたりします。WEB検索でお店を探す前に、先行してそのお店の噂を聞いてることが少なくないということです。現にうちの嫁さんは、例えば「WEB検索でケーキ屋を検索したらいいお店見つけたよ!」ってことは皆無で、友達に聴いたりフリーペーパー見たりしてお店を知ることの方が多いです。

そうなると、ホームページの役割は、店名や噂を先行して知った人の確認用や、リピーターのためにもあるべきで、WEB検索してもらうことだけに重きを置こうとするのは、少し違和感があります。店名を先行して知った人が最初にホームページを見た時の印象を良くするために、しっかりしたブランディング、デザイン、コンテンツが豊富、などの要素も必要です。

広いWEBの海原からただ見つけてもらうことしか意識してなかった場合、せっかくホームページを見つけてもらったとしても、デザインがショボければスルーされることもありますし、そもそもホームページを見つけてもらうこと自体が最終目的ではないのです。

インバウンドマーケティングという言葉がありますが、SNSやブログで情報発信し、それを共有・拡散してもらうことでのプロモーションも効果的です。そのコンテンツとして例えば動画を使うことで、そのホームページに誘導することにも繋がりますし、まずは感覚的に興味を喚起させることの方が、WEB検索でホームページの店名を発見してもらうよりも効果的だと思います。

WEBに関しては、WEB制作専門の会社の方が強いかもしれませんが、映像・CG・動画・グラフィックデザインをメインにしているデザイン事務所として、+WEBサイトでできることを模索していきたいと思います。その一つとして、STUDIOというツールで、できるだけスピーディーかつ、低コストかつ、良いデザインのサイトを提供したいと思っています。WEB制作会社にはできないことをやっていきたいです。

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