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2023年有馬記念予想


予想印

◎ スルーセブンシーズ 牝5 池添謙一騎手
○ ドウデュース 牡4 武豊騎手
▲ タイトルホルダー 牡5 横山和生騎手
△1 ジャスティンパレス 牡4 横山武史騎手
△2 スターズオンアース 牝4 C.ルメール騎手 
★ タスティエーラ 牡3 ムーア騎手
注 ライラック 牝4 戸崎圭太騎手
消 ソールオリエンス 牡3 川田将雅騎手
消 プラダリア 牡4 ムルザバエフ
消 シャフリヤール 牡5 松山弘平騎手

◎ スルーセブンシーズ

枠順確定前は迷わず本命でした。
池添謙一騎手とは手も合っていて能力的にも宝塚記念ではイクイノックスに実質勝ってる馬で、非根幹距離、グランプリ適性が高いのは間違いないと思います。調教の調子もすこぶる良いようで、実績を見ても中山競馬場の適性も高いです。
ただ唯一不安なのはかつて有馬記念で強かったステイゴールド系が近年は逆に有馬記念で成績が良くない所です。
逆に有馬記念では不振だったディープインパクト産駒や牝馬が近年は好走率を上げてきていて、ターニングポイント2014年の中山競馬場路盤改修以後と思われます。
今年の有馬記念も馬場が例年より良くなりそうで、スピードが活かせる根幹距離の主流条件で強い馬も好走しやすい馬場になれば適性面のアドバンテージが活かせないかもしれません。
枠が外枠になってしまったことは残念ですが、15番枠からは勝ち馬が複数出ていますし、他の有力馬よりは枠以外の不安要素が少ないので迷ったものの結局本命にしました。

○ ドウデュース

ようやく主戦の武豊騎手に手が戻り、本当の復帰戦はここからという感じで期待したいです。調教の調子は相変わらず良いようで、体力的には叩き3戦目も問題ないどころかピークでしょう。
京都記念の内容を見ると有馬記念で強いレースをしても不思議ではないのですが、天皇賞秋やジャパンカップの内容を見るとピークが過ぎたか、適性が変わったようにも見えます。適性が変わったことが良い方向に出る可能性もあります。
もしここで勝つようなら、武豊騎手が乗ると別馬という評価ができると思いますし、その期待をしています。

▲ タイトルホルダー

オールカマーやジャパンカップでは陣営からも調教診断してる人達からも状態が今一つ、まだ足りないという評価が多かった中で、今回は遂に調子が戻ってきたという高評価が多くなってきたようです
ラストランですが、本来の力なら十分勝ち負け、有終の美も可能だと思います。
しかし、逃げ馬で勝ったのは近年ではキタサンブラックくらい。
距離芝ダート問わずG1好走馬を多く輩出しているキングマンボ系、ミスタープロスペクター系が勝ったことがなく、好走も比較的少ないレースだというのが不安要素ですが、キングマンボ系といってもより中長距離適性に向いているドゥラメンテ産駒なのと母父モチヴェイター(父モンジュー)という要素が補強になると期待します。
2021年の有馬記念は、大外枠から先行して5着で強い内容でした。これと同じことを今回の好枠からやれるなら勝てると思います。
…ところが、横山和生騎手のコメントは良化しているとはいえ、本来の良かった頃にはないという感じなので評価を下げます。
ギリギリまで本命候補で考えたのですが。
ただメンバーレベルはエフフォーリア&クロノジェネシスの2強に近い当時よりも勝てそうな馬がタイトルホルダー含め5頭以上と粒揃いなので展開や騎乗が噛み合わないと5着以下に沈む可能性があるかもしれません。

△1 ジャスティンパレス

枠もちょうどいい感じで、今年は天皇賞春、宝塚記念、天皇賞秋とG1すべて好走で、ここも近年好走率高い天皇賞秋からの有馬記念というローテーション。
イメージ的にはディープインパクト産駒で天皇賞春1着、天皇賞秋2着というのも含めフィエールマンを思わせます。
ただ個人的にはまだフィエールマンの方が強いイメージがあり、フィエールマンでも有馬記念は最高3着だったので、メンバーも揃ってる今回のジャスティンパレスも3着前後までのイメージです。
フィエールマン(アーモンドアイとJCでの戦いが見たかった)もですがこの馬もジャパンカップに出て、そこでイクイノックスとどう勝負できたか見てみたかったです。

△2 スターズオンアース

元々はミスプロ系が不振のレースで1番人気予想なので消そうかと思ってました。
ただ大外枠になって人気が下がり、ルメール騎手も腹を括った騎乗をすると、過去にも3着以内馬0の16番枠の馬で4着(2009年有馬記念フォゲッタブル4番人気4着)になった経験があること、また中山の馬場が良く、主流条件で強い馬も好走しそうな状況になってきたこともあり評価を考え直しました。

△2 ライラック

近年は昨年筆頭に3歳馬や牝馬などの軽斤量馬の好走が目立つので、調教の調子も良いということで豪華メンバーの中でも面白い存在だと思います。
オルフェーヴル産駒でもありますし。

★ タスティエーラ

馬自体は勝ち負けも不思議ではない適性の馬だと思います。
負傷して帰国していたムーア騎手の状態が不安な所と、世界的名手ムーア騎手といえども有馬記念の適性や経験値はそこまで高くない印象で、高い信頼が難しいのでこの評価にしました。

消 ソールオリエンス
馬は皐月賞のパフォーマンスを考えると、3歳馬で快勝しても不思議じゃないと思うものの、長距離の川田騎手の印象が良くないので消します。
皐月賞と違って近走はそれなりにスムーズな競馬をして好走こそしてるものの爆発力が出せていないのを見ると、皐月賞がハマっただけという可能性も否めない状況です。

消 プラダリア
京都大賞典を勝ち、先行馬に乗せたら怖いというムルザバエフ騎手が乗るので怖いと思っていたのですが…枠が外になってしまい、流石に厳しいかと思いました。
なんだかんだあっと驚く2〜3着はあるかもしれませんが。

消 シャフリヤール
香港取り消し帰りでどこまで能力発揮できるかが謎で、好枠に入ったこともあって迷うところですが、結局は左回りで好走率が高い馬なので、ここは適性が合わないと思います。

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