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中国人観光客の「爆滑り」から考えたインバウンド戦略

前月、「春節、中国人観光客は、“爆買い”から“爆滑り”へ」の報道がありました。中国人観光客が大量に商品を購入する「爆買い」から派生した「爆滑り」が面白かったので、ちょっと話題になりました。

中国人観光客に関する報道はいつも大げさで、「観光客から稼ぎたい」とともに、「我々に迷惑をかけた」の意思も含めれてるので、私は嫌でコメントをしない主義です。この報道が原因で、知人から「日本特有の”コト”体験を集約したキュレーションメディア」を立ち上げたいの問い合わせが来ました。

この一週間で、中国人スキー愛好者を何人に訪ね、スキー専門アプリなどを体験し、「爆滑り」になる原因を辿り着きました。

「爆滑り」になる中国国内の原因から言うと、
人数:中国にはスキー愛好者が増え、スキーが流行してます。
時間:春節には一週間の休みがあります。
地域:中国の幅が広く、半分の地域には雪が降らないので、スキーに行くなら飛行機を利用するのは多いです。
交通費用:春節には観光地行きの航空便は大都市間のホット航空便より値段が高いです。
スキー場現状:一部分のスキー場には価格が不透明の上にサービスが遅れ、春節にも混んでます。

纏めすると:満たされていないの一部分のニーズが海外で解放しなければならないです。

スキー上級者や富裕層がヨーロッパに行くのは多いです。スキー中級者、初心者&中産階級&家族同行で遠い旅を避けてるの方々は日本に来るのは多いです。

近年、日中直行便が増加し、どうせ飛行機を利用するなら、日本に行くのも不便とは言えません。日本のスキー場には、雪質が良い、初心者が始めやすいと言われ、サービスが良い及び値段も手頃を加え、日本を選ぶ人が多いです。スキーの後、観光やショッピングもできるし、一週間の春節休みに相応しいと思われます。

情報収集方法について、オンラインでキュレーションメディアや旅行サイトで検索より、スキー専用アプリやWeChat公式アカウントの利用が多いです。オフラインで、スキー愛好者のミュニティ、旅行会社、スキー用具専門店も利用されてます。

スキー専用アプリ「Goski」をちょっと見てみましょう。アプリでスキー用具も買えますし、国内のスキー場の予約、国外のスキー場の紹介もあります。自分が撮ったスキーのビデオをアップロードしたり、達人をフォローしたり、コーチや現地ガイドを探すまで出来ます。スキーをし始まったら、スピード、軌道、運動量などの記録も出来ます。アプリ一つでスキー関連サーピスをトータルで提供してます。

結論からいうと、「日本に体験型のツアーをしたくてスキーをしに来ました」ではなく、「スキーをしたくて、色々計算して日本を選んだ」のです。日本のスキー場に中国人の数が増えてること、実は去年の春節にも結構報道されましたが、「爆滑り」を派生してなかったので、皆様に気付きませんでした。今年は「爆滑り」を派生され、「中国人観光客は”モノ”から体験型の”コト”にシフト」の検討は根本的に間違ってると思います。

「観光」自身が「体験」で、美味しいもの食べたり、温泉に入ったり、参拝に行ったり、ディズニーランドで遊んだり、ショッピングも含め、今までずっと「体験型ツアー」だと思います。そして、日本を旅する中国人のリピーターが多く、リピーターすると前回と違う場所に訪れるので、正しい表現は「中国人観光客の体験型ツアーで多様化が顕著に出た」だと思います。

日本側が、ビジネスチャンスとして、一方的に「中国人観光客にどんな体験型サービスを提供できる」を考えより、これから中国に流行になるトレンドやこれから中国社会に直面にする問題を把握し、中国で満たされていないニーズを見つけ出して、このブームを乗って、サービスを提供するのほうがいいかなあと、私はそう思います。

またスキーを例を挙げると、今までの分析から分かったのは:
1、「爆滑り」の現象まだ何年間続けます。ー→スキー愛好者に関するビジネスチャンスはまだあります。
今回の初心者が多く、来日の観光者のリピーターが多く、今回の初心者が経験者になって、中級者になる途中でまた他の初心者を連れて一緒に来ます。
2、中国側の情報発信はもう豊富です。ー→情報発信のサイドやアプリを作るのは失敗率が高いと思います。
3、趣味や行動は、オンラインもオフラインも細分化したコミュニティで繋がってます。ー→「面」より「点」から考えるほうがいいです。
「スキー」はコミュニティになりますが、「日本旅行」はコミュニティになりません。

スキー現象から他の分野のビジネスチャンスの発想はいくつがありますが、ここでは省略します。

最後に、中国は格差社会で、海外に一歩を出したことのない国民が90%以上で、三連休たびに日本にくる人もいます。何ヶ月前から旅行計画を立てた人も、翌日の休みをもらったので旅行に行く決定する人もいます。「中国人観光客はXXXが好き、XXXが嫌い、OOをする、OOをしない」のような一言で断言できません。中国の流行トレンドやニーズを把握出来ないなら、手元のことを集中して、一部分の特定した中国人観光客が見つけに来るのも可能です。

夏歓です。「中国」および「VC/創業/資金調達」について発信してます。
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