大学までに知るべきこと

「今を書き残す」第四弾です。

第三弾では、卒業前に思ういわゆる勉強の価値をまとめました。

第四弾では、これまでを振り返って「大学を卒業する前までに学ぶべきだと思うこと」をまとめていきたいと思います。

学ぶというより知っておくべきといった方がいいかもしれません。教えてもらうという受動的な感覚ではない方がいいことだと思います。


今思う大学までに知るべきことは「お金の生み出し方は多様である」ということです。企業に属してやらなければいけない仕事をすることの対価としてしかお金を生み出せないと固定化されてしまうことが問題であると思います。

ある価値を生み出した時にその対価としてお金は生み出せ、その提供する価値は多様化していると認識する必要性があります。

バイトであってもお金をもらえるインターンであってもその中でやっていることは様々です。また、今の時代ブログ収入やnote収入、フリーのエンジニアなど様々なことをやっている人がいます。そしてそれで価値をしっかり生み出せている人はお金を生み出せていると思います。

これを学生時代までに理解しておくことによって、企業で嫌な仕事を我慢してやらなければいけないという前提(そのような前提が日本にはあると感じています)に疑問符をつけるきっかけになるのではないでしょうか。

まだ卒業前なので当然仕事はそんな甘いものではないといわれると思いますし、嫌なこともあるとはわかっているつもりです。

しかし、日本の仕事への満足感が世界的に低いというのはそのような前提があるように感じてしまいます。

お金の生み出し方は多様であり、自分であればどんな価値を生み出せるか、生み出したいかを考えてみるだけでも変わるように思います。もし自分が生み出したい価値を提供できる仕事につければ、満足度も自然と上がるのではないでしょうか。そのように働いている人が「work as life」と提唱しているように思います。


このnoteをまとめていて思い出したのが、山口県周防大島の中学校で見学させていただいた「アントレプレナーシップ」の授業です。

実際に学生が一日やる出店を企画し、株に見立てたものを発行し先に出資してもらい、終わった後に配当を株主に配るということまでやる授業でした。

今思うのはこのような授業によって、自分たちが価値を伝えることができればお金を生み出せるという経験をできるように感じます。


このような経験を大学までにしておく必要性がITとかによりやれることが格段に多様になってきた今強くなっていると思います。

この問題意識を今後も忘れないで、解決方法を考えていきたいです。


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