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人生初!サーフレッスン

案の定、4時半にアザーンで目が覚める。
この宿は街道沿いなので、交通量が多く、車の騒音も早朝から激しい。
スマホを見ると昨日のドライバーからメッセージが夜のうちに届いていた。

「ハーイ!アウンティ!」

ゴルァ!誰がアウンティやねん!
マダムと呼べ!アホ

1日観光の誘いだった。

「今起きたばっかりだし、(アウンティ言われたし)、割高だから行かない。
そういえばサーフィンやってみたいんだけど。」

と、丁寧な英語に翻訳して送る。

オムレツにサンバル追加してもらった

レストランで朝食を食べていると、ドライバーが一人の上半身裸のムキムキマッチョガイを連れてきた。
きっと若い頃はビーチボーイだったのだろうが、今は立派なアンクルである。

支度を終えたらねと約束して部屋に戻り、着替えなどを済ませて降りると、ドライバーが徒歩数分のビーチまでバイクに乗せて送ってくれた。

財布などが入った防水バッグをドライバーに預け、ムッキーと海へ。
ムッキーは少し日本語ができる。
コロナ前は日本人サーファーも衆かったそう。

最初は砂の上にボードを置いて、腹ばいから立ち上がる練習。
ヨガでいうとベイビーコブラからジャンプで立つ感じだが、脚力と腕力が足りずジャンプで立てない。
左足をにじって踏ん張ってから右足の位置を決めて、右手と右足はヨガの戦士のポーズ、中腰で左足はスクワット。
何回か確認してから早速海へ。

左足をベルトでボードに繋がれ、ボードを持ったムッキーに「おいで」と日本語で言われると、自分がペットの犬になったようで笑いたくなる。

海に入り、ボードに腹ばいになりパドルで沖へ。
これが結構しんどい。
ある程度まで来ると波に合わせてムッキーが私のボードを後ろから押して

「OK! Stand up!」とタイミングを計って声掛けをしてくれる。

1回目は最初からバランスを崩して海に落ちたが、2回目で立てた。

ゆるい波なら浜の近くまで波に乗ることが出来た。

そして、またボードに腹ばいになり、パドルで沖を目指す。

ムッキーは1回毎に足の位置や顔の向きなど修正点を教えてくれる。 
すごく誠実に辛抱強く教えてくれてありがたかった。

少しずつ長い距離を波に乗れるようになった頃に1時間のレッスン終了。
明日も受けることにした。

浜に上がると望遠レンズで私を撮影した動画と写真を売りに来る。
うーん、これは買ってしまう。

私は値切るのも苦手、計算も苦手、典型的なカモの日本人なのだ。