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就活を、やめたよ!(元からしてねーよ)

こんばんは。xiaoxingです。

タイトルはnoteを書こうと思い立った瞬間に思いついたからそのまま書いておく。なんだか錦鯉の漫才のつかみみたいになってしまった。

そんなことは置いておいて、今日は久しぶりに就活の話をしようと思う。

noteやTwitterで就活についてのことを調べていても納得のいくような回答を得られなかったので、それならば自分で書けば良いのでは?とお中元にもらったビールを片手にパソコンの前に座った次第である。

無論、ここから先の話は持論であるから「だからみんなも就活辞めようよ!」とか言うつもりはないし、反対に「絶対に就活をした方がいい!」とも言うつもりはない。

本来なら心の奥底に眠らせておいて墓場まで持っていくような考えを多くの人の目に晒すわけだが、"The most personal is the most creative."という言葉を胸に書き進めようと思う。

私は2ヶ月程度で就職活動という活動自体を辞めた。もちろん内定はないし、面接だって1社しか受けていない。就活をする前から「就職活動って絶対自分に合わないなー」と思っていた。そして就活を始めて「就職活動ってやっぱり自分に合わなかったなー」と思った。

「御社に自分が選ばれるのではなくて、自分が御社を選ぼう!」とか言うくせにHPとか見てその会社の社風に合うように自分の長所とかガクチカ言い換えて、スーツ着させて無個性にさせるくせに発言は個性あふれるものにしろ!とか意味わかんないじゃん。

「ある時期を境にアルバイトのリーダーが急増するんですよね(笑)」とか普通に考えりゃ当たり前じゃん。人生20年くらいしか生きてないのにアルバイトとか学生生活以外の話があるやつそうそういないって。

私は大学2年生の時に留学してたけど、ガクチカで言えるようなことは何もしてない。留学って語学学んで外国人の友達できて、友達と旅行行く以外は普通の日常生活と変わらんから何も話せるようなことはしてないし。てかそもそも留学の話すら飽きられてるって何?

とまあ、斜に構えた考え方の人生ハードモードの私はそんな風に就活を考えて辞めてしまった。

もちろん圧倒的に経験が少ないし、私の見ている一面は本当に小さな一面でしかないのだろうな、と思っているけれど、それでも自分に合わなさすぎて体調がおかしくなったので、就活を辞めた。

就活してないとよっぽど変なやつだと思われるらしく、アルバイト先の同い年からは「この先どうするんですか?」とか「このままここ(アルバイト先)に就職するって噂流れてるよ」とか「結婚して養って貰えば(笑)」とか色々言われる。

総じて「うるせー黙っとけ私の人生に口出しすんな」である。

もちろんそれは本当に単純な疑問で、本当に心配からの発言で、本当にただの冷やかしなのは分かっている。でも、マジで面倒くさい。

「就活してない=来年4月から社会人として働かない=社会のゴミ」みたいな方程式になるのは意味が分からないし、「アルバイトだけで生活してるのはダメ人間」みたいな考えの人が多いのも意味が分からないし、ここで「海外では〜が普通だよ」みたいな第三勢力が出てくるのも意味が分からない。

「人は人 自分は自分」という言葉と「みんな頑張っているんだからお前も頑張れ」という言葉が共存する謎。

こんなことを考える私を、人は「面倒くさいやつ」だと言う。おめでとう、正解です。

そんな私の人生は正直どうなるのか分からない。ただ今漠然と考えているのは、20代の間は色々な職種をアルバイトとか派遣で経験して、一番自分に合った職業を自分の職業にすればいいのではないかな、と思っている。

もしも"医者"とか"美容師"みたいな肩書きのある職業が見つからなかったとして、30歳を越えてからも非正規で生きていくことになっても、それはそれで人生じゃん!と変に楽観している。

この前Twitterで「メンタルの強い人は、人の気持ちが分からない人だ」というツイートがバズっていた。本当にその通りだと思う。今となっては人の気持ちが分からない人がとても羨ましい。

心が疲れて精神科や心療内科に通って薬をもらいながら生活をしている人が一定数いる反面、人を傷つけても気にすることなく自分の当たり前を人に押し付けて、自分の意見だけをのたまい幸せに生きている人間も一定数存在する。

後者側の人間は本当に羨ましいし、幸せだと思う。全く憧れないし、とてもつまらない人生を生きていて可哀想ですね、とも思う。

しかし、そういった人間は実は少数派で、現代社会では多くの人が何かを我慢しながら、何かが「たりない」まま、働きながら生きている人が多いのではないかな、と思っている。

そして私は、人の気持ちを考えないようにすることも何かを我慢することも辞めた。誰がなんと言おうと自分が生きていたいように生きていく。

もちろん非正規で生きていくということは、多くの余裕を削るかもしれない。それでも、今の私に大事なのは金銭的余裕ではなくて、心の余裕だ。

お金が無くたって、心身共に健康ならば、これ以上の幸せはないと思う。

就活をして大手に採用された。中小企業に採用された。ベンチャーに採用された。
就活はうまくいかなかったから、既卒で頑張っている。
就活はせずに、院進することにした。
就活はもう辞めて、派遣やアルバイトで生きていくことに決めた。

どの選択も正解で、間違いはない。

一瞬このままではやばいかも、と血迷って院進しようかな、なんて考えたけど、院に進んでまで研究したいことはないし、真剣に研究をしようと、自分のしたいことを極めたい人に申し訳ないからその考えはすぐに抹消した。

自分がその選択に(たとえ無理矢理だとしても)納得しているのならそれでいいと思う。私は本当に無理だと思ったことは、他人から何を言われてもしようという気にはならないので今のところ正社員として就職するつもりはない。

もし今後、急に将来が不安になって「正社員にならないと!!過去の自分マジで恨む!!」みたいな事態になった時は笑ってほしい。





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