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成長の可能性を諦めない心

講師が生徒と学習を進めていく上で、最も大切なことは何でしょうか。

それは生徒の成長の可能性を「諦めない心」です。

生徒たちは学習を進めていく上で何度も困難な成長課題にぶつかります。

特に学生は勉強の理解度だけではなく、部活動や友人、家族関係など様々な要因が影響し、意欲の低下に繋がります。

当初設定した目標に向かって前進することを諦めかけてしまうこともあるでしょう。

そんなとき、講師たちは生徒が「目的」や「目標」をぶらさずに前進できる「可能性」に着目し続けることが重要です。

人は壁にぶつかると、それを乗り越えようと様々な挑戦をしますが、なかなか乗り越えられないと、徐々に自分に可能性を感じなくなり、自信を喪失していきます。

このとき、講師ができることの一つは的確なアドバイスをすることです。解法や学習習慣、勉強法など、様々な指導ができるでしょう。

しかし、それだけでは生徒の自信回復には繋がりません。重要なことは生徒の中に光る可能性を探し出して、敢えて指摘してあげることです。

例えば英語の読解が苦手な生徒がいたとします。テストが返却されましたが赤点で、先生や保護者からも怒れて意欲をなくしています。

講師は課題を分析して「単語を覚えよう」「文法を理解しよう」とアドバイスをすることはできますが、それだけではやるべきことのリストが積み上がるだけで、生徒はなかなか前進できる気がしませんよね。

しかし、長文を音読をしてもらった時に、彼女は英語の発音が上手だと気づいたとしましょう。そこで「英語の発音は上手だね!」とすぐさま褒めてみます。

よくよく話を聴くと、どうやら洋楽のアーティストが好きでYoutubeをよく見ていると言います。ここに彼女の英語の能力を伸ばすヒントがありそうですよね。

おそらく彼女は耳から学習することが得意なタイプなので、好きなアーティストの歌詞を読解する学習や、読解用のリスニングテープを真似て音読をする練習が、文法の理解や単語の暗記にも効果的かもしれません。

彼女に成長の兆しが見えたり、功を奏したと感じたらすぐさまそれを指摘して、褒めてあげましょう。「前より単語を覚えたね」「読むスピードが少し上がったね」「文法理解のレベルが一段階上がったね」素早く・しっかりと言葉にして伝えて、生徒を承認してあげましょう。

このように常に生徒を観察し、その子の可能性を諦めずに探し出し、彼らが前進し続けられるようにサポートすること、生徒の成長や前向きな変化を感じたら、すぐさまそれを指摘し、生徒自身に実感してもらうこと、これが講師の重要な資質ですね。

それでは、Hasta pronto!

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