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2024/2/11 NOCAPMATE vol.01@LIVE SPACE CONPASS

オタク~~~~~~~~~~~~!!!!!!
何やっ天皇陛下主催「NOCAPMATE vol.01」に行ってきたよ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!

このイベント、本当に楽しみにしていました。

"NO CAP"、「嘘偽りのない」。
"NO CAP MATE"の意味、自分は「マジなオタク」と解釈しています。
その名の通り、マジなオタク達が作り上げた、アートを愛する人々の楽園のような一夜になったのではないかと、いちオーディエンスとしては感じています。
そんな一日を怪文書に、します!

(陛下の詔(イベント解説)はこちら)

※正直曲を知らなかったりぶちあがりながら観てたりだったのでセトリは無いです。曲名とか色々間違ってたらそっと教えてください。。。
※ライブ感想部分の人名は敬称略とさせていただきます。

何やっ天皇陛下と自分

何やっ天皇陛下(以下、陛下)の存在をインターネット上で知ってから、それなりに経つ。
X(旧Twitter)でできた知り合いの周りにはたくさんの面白い人がいて、毎日奇想天外だったり興味深かったりするコンテンツをネットの海に放流してるんだけど、その中のひとりが陛下だった。
ある時から相互フォローだった気がする。
一応断っておくけど、「陛下」って敬称のつもりで言ってますからね。マキシマムザ亮君の「君」と同じね。
陛下のSNSでの音楽含めアートへの深い追及と考えの発信、毎度刺激を受けているし、自分とは違う感性で世界を捉えてるな〜と思っている。
しかし一方で、ものすごい共感をすることも少なくないです。
noteも時々読みなおしています。とても鋭敏で、素直な感性で書かれていて、もっとまとまった文章が読みたいなと思っている次第。

リアルワールドでは去年の夏におとぼけビ〜バ〜を観に行った時に初邂逅、11月のNEX_FESTにも来られていたのでストーキングしていました(不審者)クールな佇まいながらも、BABYMETALでそこらへんの子供とふたりでサークルピット作って遊んでいたのが微笑ましかった!
立ち振る舞いやファッションもスタイリッシュだし、自分にとっては憧れのお兄さんって感じだね。
あと、"女体"の嗜好がすごい近い🤝)

そんな陛下のイベント、絶対間違いないし、自分としても本当に観たかったアーティストもブッキングされており発表即行くことを決めていました。

AOGURO a.k.a. SiXFXXTUNDXR

開催直前からDIR EN GREYのRed Soilをサンプリングするという素晴らしいアイディアの作品を世に放ち、オタクから熱い視線を浴びていたSiXFXXTUNDXR。今回はOAとしてAOGURO名義で出演。
ライブ前半セットがAOGURO、後半がSiXFXXTUNDXRとしてのセットだったようですが、どちらもかなりフロアの反応が良く、早くもイベントの盛り上がりを"予感"させました(オタク君、座布団を一枚持ってきなさい)
前半セットは荒々しい低音に寂しげなメロディがフックなビートを使った、グランジ味深いエモラップ的なスタイル。
しかし、ボーカルワークは"エモ"由来というよりも、00'sのヴィジュアル系やJ-ROCK的な根源を感じるもので非常にツボを突かれました。あえて言うならTYOSiNを思い出した。
後半はPhonkのセット、$uicideboy$にも通じる熱量で非常にあがりました。
必殺の「DIR EN GREY好きな人どんだけいますか?」でやったーーーーーーーーーー‼️オタク優勝。陛下も出てきて2MCでスクリームかましててハードコアすぎた。モッシュはしませんでしたが!

DJ eu zen

外に出ていや〜よかった〜つってたら聞き覚えのあるMCが聞こえてきて思わず笑いました(陛下のTwitterをストーキングしてた人にはわかる)あれでDJ始めるの最高すぎて。
普通に陛下の好きな曲をつなげていくタイプのDJセットを想像してたら全然違った。もっとバキバキのやつだった(ここらへんのこと、全然詳しくないのが露呈)
人生初DJってことだったけど全然そうは思えない余裕すらあるプレイ、すげーとなった。自分もああいうのやりたい。
ところで「自分もやりたい」って感情が出るイベント、大体満足感がすごいですね。大人になるとそういう気持ちや刺激すら感じなくなるらしいですが、自分は全然そんなことありません。ますます自分の可能性を拡張していきたいし、その起爆剤となるものと交わっていきたいです。
「年甲斐もない人間」になりたい。
MUDVAYNE流れたのはあがった。そして途中でRAMMSTEINが流れてきたので前に行きました。
ちなみに一番好きなDJはFuji Trillです。
これくらいしか書けねえ!!!ごめんね!!!!!


TAMIW

事前に音源をチェックしてた時はインディー、サイケ感のあるバンドだなあと思っていましたが、ライブで出してる音は想像よりもマッシブでグルーヴがより強調されており、いい意味で裏切られました。自然に体が動きだし、笑顔になれる音楽。ジャズ、ブラックミュージックのニュアンスも感じた。ドラムが最高に美味しいノリを叩き出していて、あんなに"溜める"ドラム初めて聴いた。
ちなむとこの時すでに楽しすぎてちょっとお酒飲みすぎてました!
陛下もフロアのど真ん中であがり散らしてて、良すぎた!

KVGGLV

実は筆者は「ラップスタア誕生」そんなに真剣に観てないんですよね…ある程度出てる人の音源チェックして、気になったら追っかける、ファイナルは観る。くらい。
その番組に昨年出演したKVGGLV、Summer Snowmanでの相方EASTAは過去にファイナリストとして名をあげてもいます。
筆者は予備知識無しに、ある意味フラットにチェックしていましたが、確実にライブはめちゃくちゃ楽しいやつだな〜と思ってた。
そしてその期待通り、多様な嗜好の観客が集まっているであろうフロアを開幕から揺らしまくっていました。みんながヒップホップに馴染みがあるわけではなかったと思いますが、四つ打ちやメロディアスなビートが多いから、踊れて親しみやすい。そして当人のリズミックなフロウに小気味良くユーモアを打ち込んでいくリリック、非常に好きでした。
アセアセ^^;やるとは逆に思わなかったし、Luxuary、I NEEDA、Chip 'n' Dale、ポップコーンとコーラと好きな曲ばかり聴けて良かった〜

ID

ほんっとに楽しみにしてたよ………
IDはMCバトルから知ったんですが、一時期「バトルを好きな人の音源ばかりdigる」ことをしてた時にGangsta Walkを聴いて心ぶち抜かれてしまい…
大胆かつ謎めいたフロウ、アブストラクトな内容だけど確実に風景を描き出すリリック、洒落すぎてるビート、全部が好きすぎて…どことなく大好きなSOUL'd OUTを連想した
その後出たアルバム、ひとつの物語のように構築された世界観、こだわり抜かれたであろう一筋縄ではいかないサウンド、全部が刺激的すぎて……バトルもだけど何よりライブ観ないとヤバいな〜〜〜と思っておりました。
(ちなみと当時のインタビュー読んだらDiggy-Mo'からリアクションがあったという話で、本人もよく聴いてたらしく、答え合わせ感がすごい)
陛下、最高の機会を本当にありがとうございます………
転換時間中、普通にそこら辺を歩いているのを見てはわわ〜‼️😍となったし、テキーラギャルのうららか麗に非常に紳士的に振る舞われてるのを見て、てかほんとに一挙手一投足がイケメンすぎるのよ……………本当に人間…………………?
KVGGLVのライブ後すぐに始まったステージ、まずその長身でステージを闊歩する姿が目に入る。ヒョウのような華麗なステップから、危険なオーラをひしと感じました。普段行ってるパンクバンドとかのライブとはまた違ったヒリつきがあり、素敵すぎて。
この日はアルバム「B1」全曲セットとのことで、曲順通りにB1からのGangsta Walk。声にすごく深みがある。ラッパーで声低い人、ライブだと意外と声高いんだなとか思うこともありますが彼は音源並み、もしくはそれよりもドスが効いててすごすぎた…開幕から幸福度がバチあがってしまい!
この瞬間のために朝5時起きで大阪に来たといっても過言では無い。
めちゃくちゃ好きなYASUKEも聴けて本当に嬉しかった。当時隆盛だったレイジビートの質感がありながらもいい意味でダーティーに、ゴリゴリにしつらえた音に、初めて聴いた時は驚愕したものです。Miss The Rageみたいな曲が3Dのツルツル質感のアニメだとしたら、この曲は荒涼とした宇宙を進むオールドスクールなインベーダーゲーム。ライブでは音源よりものすごくヘヴィでスケールがデカく聴こえてぶちあがったね。
最後までフロアと熱を交換しあった宴のようなステージ、またすぐにでも観たいですね。

RAY

この日一番楽しみだったのがIDだとしたら、この日一番興味を持っていたのがRAYのステージ。
昨年はDaymare Recordingsのleave them all behindLiturgyと対バンしたり(他の対バンもヤバすぎて、行けなかったですが…)内山結愛のnote記事はチェックしていたり、何かと興味はあったのがRAY。
「シューゲイザーアイドル」ということを聴いていたけど、覆い尽くすようなシューゲイザー、轟音ポストロック、グランジの音をLUNA SEAにも通じる憂いを帯びたポップさで料理している、と感じていました(オタク早口)(異臭)(コーナーで差をつけろ)
そんなRAYのステージ、輪郭のぼやけたような音の上でのメンバーひとりひとりの律動が、まるででっかい布地の上に針を通していくようで、快感すら感じられて非常に面白かったです。アイドルならでは、という表現が正しいかはわからないけど、楽器を持つよりも身体的なパフォーマンスに制約がないところから生まれる表現、この音だとこうなるのか…と感心していました。なぜかARCHEの頃のDIR EN GREYの京を連想した。
曲も音源よりすごく深みを増して聴こえた、バンドセットではなかったものの、うねりまくるギターの厚さを感じられました。今のHOLLOW SUNSとツーマンとかやってほしいな〜とか思いながら観てた。もはや疲労と飲酒で意識が怪しくなってきていましたが、そんな中で非常に心地よく聴けました。
またMCもほぼ無く、ストイックに自らのステージと向き合っているような姿に、パンクアティチュードを垣間見た。
途中でふと横を見ると陛下が号泣していて、こちらも泣きそうになる。本当に美しい涙。フロアはこの日一番の爆発を見せていて、RAYの光のようなサウンド、崩れ落ちそうな陛下と全てにおいて祝祭感が凄まじかった。

その他のお話(転換中、特典会)

この日は普段遊んでるオタク達、いわゆるTeam Tomodachiが関西関東、西東、北南から集まっており、ライブ前から飲酒に勤しんでいたのですがまあライブ中も基本ずっと飲んでおりました。
うららか麗さんにテキーラをいただいたり、みんなのおごりおごられだったりで何杯飲んだかわからず!良い時間すぎましたが、朝早くから観光したのもあり、酔いと疲労と眠気でダークマター一歩手前みたいな感じでフラフラしておりました。

イメージ図

ライブ終了後はフロアではRAYの特典会、ラウンジでは陛下の特典会(!)が行われておりました。陛下列めちゃくちゃ長かった。ちなむと陛下の特典会でチェキを撮っていたのはエグドゥ‼️の人です。
せっかくなのでRAYの内山さんとチェキを撮ってもらった。友人がアイドルの前でしっかりオタクと化しているのを横目に列に並ぶ。note読んでますよ〜とお伝えした。あと弟にならせていただくことにしました(キモオタク)(不審者)
陛下の特典会はそのへんをうろついているIDさんとKVGGLVさんがチェキに混ざりまくる異常事態。というかふたりとも誰とでも気さくに話しまくってて、本当に謙虚な"ラップスタア"達だなと。
列に並んでたらIDさんがいやぁ〜お待たせしてすいませんねぇ〜‼️と話しかけてくださり、今年一番の動揺を隠さないまま(だって好きすぎて)とっさに「あの…めっちゃ好きです…一緒にチェキ撮ってください…」とお願いをした。死ぬかと思いました。好きすぎて。
「IDさんのタイプビート、作らせていただいてて…」と話したら「俺のタイプビートなんて作れたの⁉️聴かせてよ‼️」と非常に嬉しいことを言ってくださいました。
絶対に送りつけます(強い意志)
チェキ撮影では陛下も含め3名とお話ができ、なんかめっちゃ嬉しくて顔面が崩壊してしまい!表情気持ち悪くてすいません〜と純粋シャイボーイムーブをかましていたらIDさんに「いや、気持ち悪くないよ気持ちいいよ‼️今日からお前は"気持ちいい"だ‼️」と言われてパンチラインすぎた。
ちなむと陛下は飲みすぎて筆者を認識できていなかったそうです。
いや、それは正しいね!

最後に

本当に楽しい一夜だった。
この日の陛下からはまじで"NO CAP"なあり方が見えて…
まずはこの内容を創り上げた陛下の間違いない目と耳。DJ eu zenとしての出演も含め、どれだけ好きなことに入れ込んでるか、真剣かを感じました。
そしてこの企画を実現させた陛下の努力と人望。特に、出演者と陛下の間には、オン/オフステージ、どちらからも堅い繋がりやリスペクトを感じた。この面々とそうあるのは一朝一夕にはできないことだと思う。
だってあのIDさんだよ??????????(好き)
また、フロア外でも出演者同士、オタク同士交流が生まれていて、人と人とのつながりができていたのもめっちゃ良かったすね。自分も新しい仲間を作ったり。
かっこいい人の周りにはかっこいい物事がついてくるものなんだよね。

超嫉妬しちゃう!

しかし嫉妬するオタクができる最大限のアンサーは、この日を火種に自分の感性を磨き上げていく、行動に移すことだと思いますね。
それはそう難しいことじゃなくて、例えばSNSでこの日のことを発信したり、こうしてnoteにしただけでも成立すると思うし、なんならDJ始めたりステージに立つ側になるのもいいかもしれない。
自分はビートメイクやってるので、アウトプットを向上する糧にする、あわよくば何かこの日に絡めていったりとかしたいと思っています。
そうしていって、もしNOCAPMATE vol.XXのステージで、自分のビートが流れたら超面白くない!?

そういうわけで、

まずは家の大量のネタ(ビート)を送るとこから…

陛下、本当にお疲れさまでした!ありがとうございました!

w/ NO CAP MATE DAWGS

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