見出し画像

NEMについて考えてみた

NEMcafeでお世話になったトレスト様より、上記のような課題が出題されていました。

というわけで、なんでこんなにNEMのコミュニティ活動が活発なのかとかを考察したりします☆
国内NEMberのみなさまにはお世話になっていますので本記事でははりきってNEM推ししたいと思います笑

暗号通貨NEMには日本各地にゆるっとしたコミュニティのようなものが存在します。
他の暗号通貨プロジェクトでも、そのプロジェクトに興味があったり応援していたりする人たちが集まってコミュニティを形成することはありますが、日本国内でのNEMのコミュニティの盛り上がり方は異常だと思います笑

とある男が始めた、NEMのロゴ入りうちわを配る、という謎の普及活動が広がって、多くの人を巻き込んでコミュニティ化が加速したようです。

その男がこの人!オレも仲良くさせてもらってます☆

本当は、あんまり「オレはこの通貨推してます!」みたいなスタンスは取りたくないんですけど、実際一番使ってるのNEMだし、結果NEM好き野郎になっちゃいましたね笑

話がそれてしまったので元に戻ります。
冒頭のトレストさんの問いに対するオレの回答がこれ

このことについて掘り下げます、

NEMの理念についてなんですが「自由、分散化、平等、富の再分配」などいい感じにきれいごとが並べられています。PoIというコンセンサスアルゴリズムの考え方も「金もってるやつはため込むな、ちゃんと使って経済回せ」という思想が織り込まれたものです(※それがうまく働くかどうかは別の話)

NEMのロゴもまたクリエイティブ・コモンズという「営利目的でもなんでも使っていいぜ」っていう使用許諾になってます。
また、NEMは「New Economy Movement(新しい経済運動)」の略ですから、NEMは通貨を作ることを目的としているわけではなく、理念に沿った独自経済圏を作ることを目的にしていると思われます
経済は生き物だといいますから、NEMっていう生き物の血液がXEMになるわけですね☆

このへんを指してオレは理念と言ってるわけですが、ちょっといろいろあって「理念やコンセプトは、フラクタル的に全体像や細部に継承されるので、思ったより重要」という考え方を持ってます。
事実、NEMのロゴを使って二次創作したり、XEM所有者たちが私財を投じて普及活動をしたり、NEMberと呼ばれるNEMユーザーたちがコミュニティを形成しており、実際にNEMをつかった経済活動が日に日に広がっています。独自の経済圏はすでに構築されているといっても決して過言ではありません。

このようなことが起こるのは、考えてみれば当然のことだと思っています。
そもそもなぜ暗号通貨を使う必要があるか?といえば非中央集権的な経済圏を構築できるとか、権威に依存しないコミュニティを作ることができるとか、そういった理想像があったはずです。
ビットコインはサイファーパンク発祥だし、最初っからアンチ権威主義な代物なんです。

最初は投機目的で「儲かるかも!?」とかで興味を持った人も多いでしょうが、調べていく中でブロックチェーンが秘めるポテンシャルに魅了されて暗号通貨プロジェクトを漁りまくった人たちも多くいるはずです。こういった背景に共感してる人たちには、NEMの掲げる理念はダイレクトに響くはずです。

ときに、NEMに対する批判的な見方として、スーパーノード報酬、初期の分配方法、PoIの信頼性について、があるようです。

上記のページを参考にあげましたが、この記事の内容には賛同できません。
PoIの数式についてはオレには読み解く能力がない(めんどくさい)ので割愛して、とにかく報酬というものを考えてみます。

オレが思うに、
・初期に分配された大量XEM保有者
・スーパーノードのオーナー
は、ごっそりお金もらったというよりは、NEMプロジェクトの人柱と言った方が近いのではないでしょうか。一時的に得をするのは文字通りの「報酬」です。
XEMで言えば世界で1600人しか持ってない通貨持たされてもただのゴミです。さっさと安値で売って多くのユーザーにバラまくか、経済圏の発達に寄与して価値をあげさせるか、使える場所を増やすかです。
使うことを考えれば、おにぎり一個100円くらいを
いま5XEMで買うよりも、価値が上がってきて1XEMでおにぎり買えるようになるほうがいいですね。ブロックチェーン・暗号通貨の未来を信じる人ほど暗号通貨富豪を目指しますよね。

NEMに限らず、土台我々が暗号通貨を握ったときの選択肢は二つだけです、売るか使うかです。
すなわち暗号通貨の大量ホルダーは、フィアット富豪になるか、暗号通貨富豪になるかの二択です。
しかし暗号通貨がいっぱいあっても使い道がなかったり価値が低かったりしたら暗号通貨富豪はいうほど富豪じゃないですね。

暗号通貨の前提として、価値を保証してくれる機関がないことがあります。基本的には人が「欲しい」とさえ思えばそれに価値がつくんですが、そんな簡単なことじゃないです。

めちゃざっくり言うと、ビットコインの場合は採掘が難しいとか希少性とかによって価値をつけようかとしています、正直これはオレにはよくわかりませんが、もはや歴史的価値がついちゃってますよね笑
イーサの場合はワールドコンピューターの燃料となることによって価値をつけるのでもうちょっとわかりやすいですね、ワールドコンピューターが便利になればなるほど価値がつきます。

じゃぁ、XEMはどうでしょう?オレが思うに、経済圏の血液となることで価値を持たせようとしていると思います。(価値をもたせるというか、そういう用途だということ)
イメージしにくいですが思いのほかリアルです。イーサがワールドコンピューターという次世代的システムの燃料として定義されているのに対して
XEMはNEMという次世代的な独自経済圏を動かす燃料として定義されているイメージです。テキトーなこと言うと、この経済圏で生活する人が増えれば価値があがります。(たぶん)

ブロックチェーンってやっぱりテクノロジーなんで、そこにどんなすごいテクノロジーとか仕組みが出てくるかに期待しがちなんですが
NEMが見ているのは、ブロックチェーンでどんなシステムが実現できるか?だけでなく、ブロックチェーン使ってどんな経済圏を作れるかってところだと考えています(このへんは完全にオレの主観です)
「NEMber」という言葉があることを見ても、そもそもがコミュニティ化を目的としたものだと思うんです。
公式モバイルウォレットがあるところにしても、いつか完成する巨大プロジェクトっていうより、いますぐにでも使える状態を優先して作られているように見えます。

ところで、暗号通貨とブロックチェーンを使って、仮想国家を作ることできるかもね!って話があります。

細かいこと省いて、オレの妄想によると、(暗号通貨ファンは似たような妄想するはずw)暗号通貨とブロックチェーンによって、日本に居ながら実は仮想国家の国民なんです~!なんてことあり得ると思うんですよね。
オレは日本人だけど仮想国家Aの国民でもあり、アナタは日本人だけど仮想国家Bの国民でもある。
ある意味AとBで違う国の住人なんだけど、DEX等が発達してればお互いが何の通貨を使ってようがお互い気にすることなく経済的な交流も持てる。
というような妄想です。

それじゃ何をもって、わざわざA国の国民であろうかとするかっていうと、A国の理念(とかブロックチェーンで保証されるであろうマニフェストとか)への共感やなんかで。
どの国(経済圏)に属するか、どの通貨で資産を保全するかを自分で自由に決められるようになるかもね。

というところまで考えると、NEMがやってるのって単にそれの走りなんじゃないかなって思うのです。
実際には仮想国家を作るというのはやや突飛は話で(わざわざそこまでする理由があるかはオレにはわからない)、ある思想や理念に共感する人たちが自由選択で所属する独自経済圏をつくる、くらいがいまのところイメージできるちょうどいいラインだと思っています。
どうでしょう、ばっちり今国内のNEMコミュニティで起こっていることとあてはまりますね☆
結論、冒頭のトレストさんの問いへのオレの回答は「そもそもそれがNEMの目的だから」ということになりますね('◇')ゞ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここから1.5倍くらい書いたところでブラウザが落ちて、保存していなかった自分のリテラシーを恨みつつ、心が折れたので続きはまた今度ww

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?