見出し画像

周りのnoteを読んだ感想

今日あたり随分とこころの声が収まってくれたので、いいねしてくれた人たちの通知を見ながらニヤニヤしていたのだが、これまで僕は誰が味方で誰が敵で、誰が僕にとって有益なキーパーソンで誰が面倒事を運んでくるのか注意深く警戒しながらnote界隈を見ていた。なぜなら営業力の強い体育会系の人間にパワーでねじ伏せられては僕のような営業弱者は即死一択だからで、内なる情熱となけなしのコミュ力でこうした進撃の巨人みたいな人類と毎日闘っていかねばならないからである。僕の人生は自分のひ弱な力で自己決定すると絶対に決めて死守しなければ、強風に煽られすぐに流される。

当然、ビジネス目的でnoteを書いている方も結構な割合でいらっしゃる。僕が心を打たれてその瞬間に搾取対象になってしまっては元も子もない。しかし肝心なのは僕にその注意力があり、かつ一歩を踏み出す時にそれなりに相手が僕のパーソナリティをわかってくれていること、僕がその警戒心を解けるよう日々精進してメンタルをほぐしていくこと、共にやさしい世界を創造してくれる仲間と同じ目線で仕事にあたっていくと僕が自分自身に約束することである。そしてありがたいことに、純粋な意志をもって世界を見ている人が僕の周りには多いのではないかということもわかってきた。

昔noteで食っていくかwと冗談交じりに大学の同期や後輩としゃべっていたのをふと思い出す。僕は駄文を書くのが得意で、なにかにつけて所感が出てしまうのでエンジニアの仕事は評価が低かった。開発するための論理的思考力やデバッグが終わるまでの集中力が感情や警戒心で散乱するのだ。15年前の記事なので今はもっと障壁がなだらかになっているとは思うが、日経ITの読者600人余のうち6割がこころの病を感じたことがあるというアンケート結果もある通り、この業界で何も自分にとってつらくないという感覚で生きていける人は相当万能か相当利己的か、相当のコンピュータオタクだろう。

コンピュータこそ今でも好きだが、僕のような人間では業界のメンタルヘルス問題の被害をもろに受けてしまうということ、コンピュータを使って「何らかの形で外貨を稼ぐ行為」については難易度も勝てるルールもやりようによってかなり変わってくるということがわかった。

さて感想に戻るが、ここで僕がいいなと思ったものをいくつか紹介させていただきたい。膨大な記事があるので、ぼくはいいねされた方の記事しか基本的に目に通すことができない。その中でも「このお方は世の中に対して純粋な目を向けていらっしゃる、素敵だな」と思った方を勝手に紹介させていただこうと思う。

Pongyiという宿が金沢にあるそうだ。代表のまさきさんは15年務めたサラリーマンを退職しミャンマーに渡る。高僧の下で修業をした後「本業は自分(を生きること)」というポリシーのもとゲストハウスを開設。その宿が全国ランキングに掲載されたり各種メディアで取り上げられるなど素晴らしい業績を上げている。自分の声に従って生きることは怖い。しかしそこから本当に必要な自分の課題が生まれてくると、これは乗り越えなければという力が不思議と湧いてくる。…のかもしれない。モノを書いているだけでこんな素晴らしい人と出会えるとは思わず驚いた。

多彩なプロの集まる共創型のプラットフォーム、Honmono. クリエイター集団と聞いて僕も興味が湧いた。というのも僕がやっていることは意義こそあれど本当にそうなのかあまりわかっていないからで、プロジェクトと銘打つにはあまりにも業界の風や僕自身のブランド、具現化する実行力が弱いからである。これから色々とできそうな仕事をぽつぽつとやっていく中でスキルをつけていこうと思っている中、こちらからいいねされたことは正直驚きだった。世の中にこういった柔軟な働き方があり、意義ベースで動いている人達も少数ながらいるのだと思うと、ちょっと嬉しい。もちろんベンチャーにいたこともあるので意義を感じながらとてつもなく働く民族がいるのも、なんとなくは分かっているのだが。個人的に気になる存在である。

社会人フットサルチーム、こども向け運動教室 Speranza 代表の諏訪弘樹さん。転勤先の群馬でスポーツクラブを始め独立。記事を見てもらえるとわかる通り非常にまっすぐで純粋な人だ。地元が群馬なので若干親近感がある。記事の写真を見て地元の友人かと勘違いしたが、そんなことはなかった。とりあえず僕のセンサーが光ったことをここにご報告させていただきたい。

さて…

是非世の中には素敵な人がいるので目に留まったら応援していただきたい。
これからも僕の駄文がどんなふうに広がっていくのか、楽しみである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?