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忍殺TRPGリプレイ小説【ダンジョンズ・アンド・ニンジャズ】#1

これはくりーむ=サンのシナリオ「ランダム・ダンジョン」をもとにしたリプレイ小説です。長くなるので分割します。結構自由に改変しています。

前回のあらすじ

余暇三日目。チーム・ヒップは小遣い稼ぎのフリーミッションとして、ツキジ・ダンジョンへのアタックを計画していた。簡易マップの情報と、マグライトやロープなどの探索用具も確保した。一気に最深部まで潜る必要もないし、余暇最終日はハナミと風呂だ。気楽に行こう。

余暇二日目終了時

◆ハウスバーナー (種別:ニンジャ)        PL:つの
カラテ       6    体力        6
ニューロン     4    精神力       4
ワザマエ      5    脚力        3
ジツ        1    万札        5
DKK       0    名声        2

◇装備や特記事項
◆ジツ:カトン・ジツ
◆ZBRアドレナリン注射器:次の手番まで【脚力】+2、行動不能状態の仲間を蘇生(消耗品)
◇効果蓄積鍛錬(ニューロン):次のザゼン鍛錬での必要出目-1

能力値合計:17
◆インパーミアブル (種別:ニンジャ)        PL:つの
カラテ       4    体力        4
ニューロン     6    精神力       6
ワザマエ      5    脚力        3
ジツ        0    万札        5
DKK       0    名声        2

◇装備や特記事項
◆家族の写真(レリック)
◆サイバネアイ:【ワザマエ】判定時にダイス+2個
◆テッコ:【カラテ】判定時にダイス+1個、回避ダイス+1個
◆生体LAN端子:【ニューロン】判定時にダイス+1個、ハッキング時にさらに+2個

能力値合計:15 総サイバネ数:3
◆ポイズンバタフライ (種別:ニンジャ)        PL:つの
カラテ       6     体力        7
ニューロン     6    精神力       6
ワザマエ      6    脚力        3
ジツ        2    万札       17
DKK       0    名声        2

◇装備や特記事項
◆ジツ:カナシバリ・ジツ
◆ウイルス入りフロッピー:ハッキングの難易度-1
◆タクティカルニンジャスーツ:強化ケブラー繊維の最新ニンジャ装束、【体力】+1
◆ブラッドカタナ:通常のカタナ、売れば【万札3D6】

能力値合計:22

ブロロロロ……。ヤクザカマロのライトが早朝の闇を切り裂く。運転するのはカバノキ。ソウカイヤの末端ニンジャ三人組「チーム・ヒップ」のシャテイだ。助手席にハウスバーナー(HB)、後部座席にインパーミアブル(IP)とポイズンバタフライ(PB)。彼らが向かうのはネオサイタマの沿岸部だ。

ツキジ・ディストリクト。ネオサイタマ最大の漁港を有し、「ネオサイタマの食の玄関」と呼ばれる地域。外周部は大小様々のイタマエ・ドージョーやシーフード・レストランが建ち並び、漁港やそれと一体化したマグロ加工施設はイナーエリアだ。両者を繋ぐ道路の両脇には冷凍倉庫がひしめく。

倉庫群の奥には、チベット宗教要塞めいたけばけばしいオイラン砦や、無機質なコンクリートの住宅群が猥雑に立ち並ぶ。漁港が奥まった立地となっているのは、取扱いに専門のスキルとハイテックが要求される殺人マグロや毒マグロ、危険なクラゲ類などから素人を遠ざけるという理由によるものだ。

だがこの気遣いは無責任な憶測を呼び、廃棄された旧世紀の地下都市遺構には殺人ブッチャーが徘徊し、ゾンビーやニンジャが出るなどと言った無責任な噂を呼んでいる。否、知る人ぞ知る事実。無数の世捨て人や狂人、犯罪者が、実際ツキジ・ダンジョンには潜り込んでいる。おそらくはニンジャも。

なにより、地下深くには電子戦争以前のツキジ市場で取引されていた高級オーガニックマグロが保管されている巨大冷凍倉庫が鎮座している。それを狙う盗掘団も多くいるが、そこまでたどり着く前に大概の連中は道に迷って戻れなくなり、謎めいたバイオ生物の餌食になって死ぬという。

ミッションの目的は、そのマグロを採掘してくることだ。あるいは行方不明になった採掘者を生死を問わず発見し、ルートを再開拓すること。失敗してもお咎めはないが、危険はある。知られざる財宝もあるかも知れない。ニンジャならば、モータルよりは危険に対処できる可能性はある。ならばやる。

魚市場での取引の喧騒をよそに、ヤクザカマロはひと気の乏しいあたりへと滑るように入り込む。やがてHBが車を止めさせた。「よし、カバノキ=サンはここまでだ。指定した場所で待機していてくれ。何かあればIRCで呼ぶ」「ハイ。お気をつけて」カバノキは一礼し、その場を去った。

第一部のごく初期ですので、リー先生はまだゾンビーニンジャについての研究を開始してすらおらず、ツキジには第三部のような地下王国は築かれていません。しかし「発掘マグロはダンジョンが作られる以前から、ごく稀に発見されては、持ち出され、高額で取引されてきた」と「ファスト・アズ・ライトニング…」にもありますので、第一部でも問題なくダンジョンとして使用できるでしょう。表のゾンビーニンジャやスモトリはバイオ生物(バイオスモトリとか)に、ズンビーやクローンヤクザは発狂した住人に置き換えます。発狂したニンジャとかはいるかも知れません。難易度は多少下げます。その分トレジャー類は低価値にしてみます。

車を降りた三忍は、倉庫群を奥に入り込み、建物群や処理施設を横目に、何度か道を曲がってゆく。細い路地へ入り、さらに奥。HBがとあるマンホールの前にしゃがみ込む。「これだ。そこんとこに目印があるだろ。昔、俺のスラッシャーの先輩がつけた。ここから戻って来なかったが」「コワイな」

「HB=サンは実際何階まで潜ったんだ?」「地下三階だ。大した収穫はなかった。今回の簡易マップの情報は六階まで」「冷凍庫群は何階にあるんだ」「たぶん十三階。そう言い伝えられてるが、はっきりしたことはわからん。情報じゃ下の方に案内人がいて、そいつに尋ねないと手に入らないとよ」

PBが頷く。「インタビューね、平和的な。アタシがジツを使えば早いかも」「そこまで辿り着ければな。……さて、入口を開けるぜ」

マンホールの分厚い鉄蓋を持ち上げるには、カラテ判定で難易度NORMAL、目標値4。HBは6D6で[1,1,2,3,3,5]=成功。協力してもよい。

「ヨイショ……と」鉄蓋はニンジャでも結構重い。「じゃ、行くぞ。IRC端末で簡易マッピングは出来る。互いの位置を確認しろ」「アイ、アイ」「マグライトの電池は充分。縄でもどこか結んでく?」「深い階層なら必要だが、今回は様子見だ。ま、慎重に行こうぜ」HBを先頭に、一行は地下へ。

地下一階

深い闇への降下。じめついた細い竪穴。彼らは下水道の側道に降り、少し歩いた。やがて突き当たった錆びついた格子を枠ごと外す。マグライトが照らす冒涜的アトモスフィアのトンネルを抜け、スロープを下ると、前方に明滅する蛍光ボンボリの明かり。膝を抱えて座る痩せこけた男が見上げる。

ネオン看板。通気パイプ。廃モールのシャッター街を思わせる……だが、それよりも余程ゴタついて圧縮された猥雑な通路。「……ダンゴ」嗄れ声。朽ち潰れた壁に見えた場所はシャッターであり、スルスルとめくれ上がった。奥から骸骨めいた老人が身を乗り出した。「ダンゴ。実際安いけど」

「また今度な」HBは手を振った。「名物爺さんだ。ここは住人が平和に暮らしてる。奥に比べりゃニルヴァーナさ」矢印に従い、次第に奥へ。ひと気が少なくなり、薄暗さと悪臭が増す。ゴプン……水路で何かが跳ねた。「臭いとこは嫌いよ。さっさと調べて帰りましょ」「……何かある」IPが発見した。

ダンジョン表を振ると、出目は4-3。重厚なアナログ金庫だ。ワザマエHARDかカラテU-HARDで中身をゲットでき、成功すれば現在の階層分の万札が得られる。ここは地下一階なので万札1だ。失敗しても帰っパはしない。

テッコが指差す先をHBとPBが見る。重厚なアナログ金庫がゴミ山の片隅に転がっている。「こんなところに金庫?怪しいわね」「そこの住人のじゃねえか。マトモな物があるかな」「可能性はある。やってみよう」IPがサイバネアイを光らせ、鍵開けに挑戦する。彼にマグライトは不要だ。

IPはワザマエ5、サイバネアイでダイス+2個。7D6で[6,1,1,3,5,4,3]=成功。

ピーン、ガチャリ。ダイヤル式金庫は音を立てて開いた。中には……幾つものガラクタ、骨、動物の死体、エッチ・ピンナップ、生ゴミ。狂人が蓄えていた「お宝」だろう。持ち主はたぶん死んでいる。嫌そうな顔をしたIPは、それでも貨幣素子を少し発見した。「万札……1ってとこか。まあいいや」

獲得 IP:万札1

地下二階

最上層の「居住区」を後にした一行は、錆朽ちた梯子を慎重に降り、次の階層へ。風景はさほど変わり映えはしない。時々狂人や小型のバイオ生物に出遭うが、こちらはニンジャが三人だ。NRSを起こしては逃げていく。消えかけた目印を塗り直し、IRCで簡易マップを確認しながら進む。

ここでダンジョン表を振る。2-5。全自動手術台つきサイバネ工場だ。好きなサイバネを万札なしで装備できる、とあるが、1つ最低で万札10はするサイバネをこんな浅い場所でほいほい手に入れられてもあれだし、ツキジの地下なんぞにある「無人サイバネ工場」などろくなものではなさそうだ。

入り組んだ通路の奥に、「医務室」と書かれた部屋があった。そっと扉を開けると、血みどろの手術台が部屋の中央にあり、錆びたジャンク・サイバネが周りにうず高く積み上げられている。手術台の横の壊れた機械には「あなた全自動で好きなサイバネ手術!無料な!」と貼り紙がある。「やべえな」

HBは思わずつぶやいた。これも狂人の残したものだ。「IP=サン、無料だとよ。なんかつけてくか」「残念だが、闇医者はいないな。いても狂人に違いない」IPも眉根を寄せる。「……ジャンクパーツを売れば、多少はカネになるわ。なんかいいのあるかも」PBの提案に、HBとIPはとりあえず頷く。

ジャンクパーツを漁り、1人あたり万札をD3獲得できるとする。1D6を振ってそれぞれ[1][1][1]。……端数切り上げで万札1ずつ獲得。

「ろくなもんがないな。まあ……こんなもんだろう」「根こそぎやればそこそこでしょうけど、あんまり持っていっても嵩張るしね」

万札獲得:各々1

医務室の奥に隠し階段があった。周囲を確認し、降りて行く。

地下三階

さらに下の階層へ。住人の気配はほとんどしなくなり、生暖かい空気が湯気とともに立ち込めてくる。有毒ガスではなさそうだが、いい臭いでは断じてない。「なんかモータルハンティングの方が儲かりそうな気がしてきたわ」「すまんな。もうちょっと潜ってお宝を見つけりゃ……ん?」

ここでダンジョン表を振る。6-1。静かでシンピテキな空間だ。体力か精神力を全回復するか、能力値に6か12があれば即座に成長の壁を突破できる、とある!なんたる幸運!……しかし、万札30はかかるものをそんな簡単に超えてしまっていいのだろうか?なんかDKKとかが高まってよくないのでは?つのは訝しみましたが魅力的にも感じましたので、「次に成長の壁を超える特訓をした時、超えるのに必要な出目を2減らす」ことにしました。通常は出目4以上が出ないと超えられませんが、2以上が出ればいいわけです。この効果は能力値のどれか一つが成長の壁を超えるまで継続します。

HBは、奇妙にシンピテキなアトモスフィアを感じる場所を見つけた。荘厳なシュラインの残骸が散らばっているが、立ち並ぶ石のモンキーやトリイ・ゲートには、何らかのパワが宿っていると思われた。「なんだ、ここは……」PBとIPもそこへ入る。シャリン……シャリン……鈴の音がどこからか響く。

(((ニンジャソウルを宿す者たちよ……)))何者かの声。(((心の闇に飲まれるなかれ……悪しきカルマを積むなかれ……我、汝等に機会を与えん……)))シンピテキな声は、一行の脳内に直接イメージとして響いてくる。(((成長せよ)))徐々に声が遠くなる。「……!」ニューロンに、肉体に、パワが付与される。

「……何だったんだ、今のは」「さあな。ブッダの加護かも」

シンピテキな現象ですので、廃シュラインや廃テンプルに祀られたなんかが加護を与えたと思われます。DKKがゼロのPCのみこの恩恵を受けられることにします。DKKが1-4なら何も起きませんが、5以上だとタタリでダメージを受けたりするかも知れません。その前に死神が出るかも。

簡易マップによる順路からは外れていたようだ。ブッダが呼んだのだろう。一行はルートを戻り、錆びた梯子や滑りやすい坂道を慎重に降って行く。

地下四階

目印をつけ、さらに下へ。「なんか冷え込んできたな」「地下に冷凍庫群があるからな。その冷気だろう」「電気とかどうしてるのかしら。やっぱりジェネレーターが?」「そう考えるのが自然だな。超自然的なやつがいるって噂も昔からあるが、ニンジャがいてもおかしくないぜ……」その時!

ここでダンジョン表を振る。6-4。初期型モーターヤブ現在の階数/5体出現する。ここは地下四階なので4/5、端数切り上げで1体だ。ツキジの地下にモーターヤブがいるのも妙な話だが、事故とかで滑落したのかもしれない。

『ピガガガガ……侵入者、排除、侵入者、排除、投降受付中。モーターヤブは賢く強い……!』ガション、ガション、ガション。暗黒メガコーポ・オムラ社謹製の殺戮兵器、大型の二足歩行ロボット「モーターヤブ」が姿を現した!「ニンジャじゃねえが、ロボニンジャか。どうする」

逃げれば逃げられるが、追って来られても面倒だ。「ジャンクパーツはカネになる。やろう」「腕試しね。やりましょうか」「よーし、カラテだ!」

◆初期型モーターヤブ (種別:戦闘兵器)
カラテ		6	体力		12
ニューロン    	3	精神力		―
ワザマエ		6	脚力		3
ジツ		-	万札		5

◇装備やスキル
 オムラ・ガトリングガン:遠隔武器、連射3、ダメージ2、範囲攻撃2x2、重火器
 オムラ・マシンガン:遠隔武器、連射3、ダメージ1、小銃
 ショック・サスマタ:近接武器、ダメージ2
 戦闘兵器:「カナシバリ・ジツ」などの精神攻撃は作用しない
このダンジョンでの戦闘はマップがなく、近接・遠隔はいつでも選べる。連続側転に成功すれば次ターンの回避ダイスを2増やせる。ただし攻撃集中はできない。カトンやガトリングなどの範囲攻撃は効果マスを最大として複数の敵に同時攻撃できる。ガトリングガンは4人まで、つまりチーム全員を標的にできるのだ。2ターン連続射撃はできないが、ヤバいぜ!

「デカブツだから回避はしないけど、硬いぶんそこらのサンシタニンジャよりは強いわ。油断しないでね」「ああ」モーターヤブは威圧的にガトリングガンとショック・サスマタを振りかざす。ニンジャといえど銃弾で蜂の巣にされれば死ぬし、サスマタで貫かれれば死ぬ。ならば飛び込んでカラテだ!

1ターン目

「「「イヤーッ!」」」チーム・ヒップはモーターヤブにカラテを挑む!

イニシアチブ的にヤブが一番遅いため、こちらの先制攻撃。HBとPBはカラテ6、IPは4+1で5。6D6で[6,2,1,1,5,3][5,5,5,4,2,1]、5D6で[3,5,5,5,1]。全員攻撃に成功し、ヤブは回避できないので体力-3(残り9)。サツバツ!が出れば早いのだが、ちまちま殴って行くしかない。

『ピガガガーッ!』ニンジャたちのカラテがモーターヤブを的確に攻撃!しかしモーターヤブは持ちこたえ、ガトリングガンを構えた!『投降受付時間は終了しました。ありがとうございました』BRTTTTTTTTTTTTTTT!凄まじい火力!破壊力重点!これがオムラのロボニンジャだ!

範囲射撃&連射3で全員を攻撃。すなわち2D6を3つ振る。しかし重火器の射撃難易度はHARDで目標値は5。攻撃集中は不可。[4,5][1,3][2,6]=2つの攻撃が成功。すなわちHBとPBには射撃できたが、IPを狙ったのは明後日の方向へ逸れた。HBとPBへの攻撃は命中しそうなのが1発ずつだが、食らえば即死しないまでも2のダメージを受ける。でもニンジャなので出目4以上で回避可能だ。両者は各々6D6を振って[1,2,3,4,5,2][6,4,2,1,4,3]=難なく回避。

「「イヤーッ!」」HBとPBは大ジャンプ回避!IPは自分に命中する銃弾がないことをサイバネアイで見切り、微動だにせず!「ガトリングガンは連続しては撃てないわ!畳み掛けるわよ!」「「おう!」」

2ターン目

「「「イヤーッ!」」」ニンジャたちの一斉カラテ!

6D6が2つと5D6で[5,3,5,5,6,4][4,2,1,2,5,2][4,4,3,3,1]=全員攻撃成功。ヤブの体力-3(残り6)。一気に半分削れた。なかなかサツバツ!は出ない。

『ピガガガーッ!』モーターヤブの巨体がよろめく!『モーターヤブは賢く強い!イヤーッ!』アブナイ!IPへとモーターヤブが繰り出したのは、高圧電流を帯びたショック・サスマタだ!

ヤブのカラテは6。6D6で[2,3,4,4,4,1]=攻撃成功。サツバツ!は出ないが、命中すると電磁ショックでダメージが追加され、体力が2削れる。サイバネ数6以上の「重サイバネ」キャラならさらに1ダメージ増え、サツバツ!で頭部損傷を食らえば電脳が焼かれて即死か機能停止だ。IPは幸いそこまでではない。7D6で回避し[5,6,5,4,4,4,6]=回避&迎撃!ヤブの体力-1(残り5)!

「イヤーッ!」『ピガーッ!』ゴウランガ!IPは華麗なワザマエでサスマタを回避し、的確なカウンターを撃ち込んだ!「フーッ!俺のテクノカラテを見たか!」勝ち誇るIP!もう少しだ!だがモーターヤブもガトリングガンを再び動かす!『排除排排排除しましまししまます』

3ターン目

発射前に壊すべし!「「「イヤーッ!」」」ニンジャたちの一斉カラテ!

[5,5,6,6,6,3][4,5,6,3,4,1][6,6,3,3,1]=成功。HBとIPはサツバツ!。出目は[3][3]で共に急所破壊。ダメージが+1され、敵の精神力-2、ニューロン-1。さらに残虐ボーナスにより獲得万札がD3プラスされる。ヤブは体力が-5(残り0)となり、精神力は0のままだがニューロンが2に減少。機能停止!

PBの踵落としがパトランプを砕く!さらにHBとIPのチョップ突きが分厚い装甲の隙間を貫き、急所を情け容赦なく破壊!サツバツ!黒いオイルが血液めいて流れ出し、電気系統がスパーク!『ピガガーッ!』三忍は急いで傍を離れる!直後!KA-BOOOOOOOOM!モーターヤブは爆発四散!

戦闘終了

ヤブの所持万札は5。これにHBとIPの決めた残虐ボーナスが2つプラスされる。D6の出目は[1][1]…端数切り上げで合計2。万札7を獲得した。

モーターヤブが出て来たあたりを探ると、小部屋があった。中にはUNIXデッキが置かれ、ハッカーらしき男がいる。彼が操っていたのだろうか?「おい……おい?」よく見ると白骨化した死体だ。周りに大量のカンヅメの缶がある。「あれを護衛にして、ヒキコモリの末にこうなったのかしら」

ダンジョンにはいろいろな狂人がいる。深い井戸の底を覗き過ぎると落ちると言うし、詮索はしないでおこう。小部屋やUNIX(壊れていた)、モーターヤブの残骸を探ると、多少の情報素子が手に入った。万札7にはなる。死体はこのままバイオネズミやバイオゴキブリが食い漁って分解するだろう。

「7か。三人で分けるにゃ、ちょいと半端だな。どう分ける?」「トドメを刺したのはあなたたちだから、多めに取っていいわよ」「ドーモ。けど二人で3分けたらPB=サンが1だぜ。2ずつ取ったらあんたが3だ」「じゃ、もうちょい稼いだら分配しましょう」分配で揉めるのも面倒だ。一旦共有する。

万札獲得:チーム共有で7

#2 へ続く

#1 終了時

◆ハウスバーナー (種別:ニンジャ)        PL:つの
カラテ       6    体力        6
ニューロン     4    精神力       4
ワザマエ      5    脚力        3
ジツ        1    万札        6
DKK       0    名声        2

◇装備や特記事項
◆ジツ:カトン・ジツ
◆ZBRアドレナリン注射器
◇効果蓄積鍛錬(ニューロン):次のザゼン鍛錬での必要出目-1
◇シンピテキ加護:次に成長の壁を超える特訓をした時、超えるのに必要な出目を2減らす
◆インパーミアブル (種別:ニンジャ)        PL:つの
カラテ       4    体力        4
ニューロン     6    精神力       6
ワザマエ      5    脚力        3
ジツ        0    万札        7
DKK       0    名声        2

◇装備や特記事項
◆家族の写真
◆サイバネアイ、テッコ、生体LAN端子
◇シンピテキ加護
◆ポイズンバタフライ (種別:ニンジャ)        PL:つの
カラテ       6     体力        7
ニューロン     6    精神力       6
ワザマエ      6    脚力        3
ジツ        2    万札       18
DKK       0    名声        2

◇装備や特記事項
◆ジツ:カナシバリ・ジツ
◆ウイルス入りフロッピー
◆タクティカルニンジャスーツ、ブラッドカタナ
◇シンピテキ加護
チーム共有万札:7

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