これは、公式のニンジャスレイヤーTRPGシナリオ「ニンジャの自宅」を元にしたリプレイ小説です。つのが一人でやりました。かなり自由に改変していますが、一応ネタバレにご注意下さい。

序

「…………」ヤクザスーツを着た男たちは、無言で目を閉じ、頭を下げた。

ネオサイタマ有数の富裕層居住地域「カネモチ・ディストリクト」八番街。そこに聳えていたサイバーゴス系ジンジャ・クラブ「ヤバイ・オオキイ」の跡地。黒焦げの木材があたりに散乱し、火葬場のようなにおいが今も立ち込めている。数日前に大火災が起こり、多数の犠牲者を出して焼失したのだ。

「コッカトリス＝サンに続き、スコルピオン＝サンまでもが……」3人の男は奥歯を食いしばった。知り合いの上司。オキナワでケイコをつけてくれた先輩。次々と殺されていく。ヤクザでニンジャである以上、ショッギョ・ムッジョは仕方ないにせよ……恐ろしいペースで仲間が死んでいく。

「こないだナイトシェイド＝サンも殺されたし、シックスゲイツの六人は四人のままよ。次の候補はサボター＝サンとかかしら」「ヘルカイト＝サンやソニックブーム＝サンには襲っても来ねえくせによ」「コッカトリス＝サンたちが彼らより弱かったような口ぶりはよせ」「ああ……クソッ！」

ハウスバーナー、インパーミアブル、ポイズンバタフライ。中堅どころまで成長した彼らだが、まだ「六人」になるほどの実力も名声もない。いずれは彼らもその座につくかも知れないが、そうなれば……ニンジャスレイヤーに狙われ、殺される確率も格段に上がる。ソウカイヤには動揺が走っている。

闇社会の裏稼業とはいえ、ヤクザであり暗黒メガコーポの構成員だ。ラオモトは秋のオヒガンにここ数ヶ月の犠牲者の合同葬儀を行い、ニンジャスレイヤーの追跡・討伐命令を改めてくだすという。ザイバツの動きは現在活発でないが、いつ仕掛けてくるか。イッキ・ウチコワシの動きも不穏だ。

「……ン、通知だ」HBのIRC端末に着信。「……ソニックブーム＝サンだぜ。ハイ、モシモシ」『おう、俺様だ。ヤバイ・オオキイ跡地にいるってな』「ハイ、スコルピオン＝サンの……」『今テメエらの事務所に行く。ミッションのダンゴウだ。スシとサケを用意しろ』「ハイヨロコンデー！」

一方的に通話を切られた。怒ってはいない、いつものことだ。「……だってよ。戻ろうぜ」「ええ」三人はもう一度焼け跡に頭を下げ、振り返って歩き出した。焼いたスシは戻らない。去っていった者たちから受け継いだものはさらに先へ進めなければならない。ソウカイ・シンジケートのために！

彼らの前回の冒険はこちらです。

余暇の結果

◆ハウスバーナー（種別：ニンジャ）
カラテ　　　　　　　７　　　　体力　　　　　　　　７＞８
ニューロン　　　　　５　　　　精神力　　　　　　　５＞６（風呂効果）
ワザマエ　　　　　　５　　　　脚力　　　　　　　　４
ジツ　　　　　　　　１＞２　　万札　　　　　　　６０＞２７
ＤＫＫ　　　　　　　０　　　　名声　　　　　　　　６

◇装備や特記事項
●連続攻撃２、近接攻撃ダイス＆回避ダイス＋１
☆カトン・ジツLV１
●サソリ・ファイティング・スタイル：連続攻撃２、近接攻撃ダメージ＋１、
　射撃不可、連続側転難易度＋２
◆ナイフ２本（二刀流）：強・防時のダイス－１、精密・フェイント時のダイス＋１
◆オーガニック・スシ：体力３回復（使い捨て）
◆サイバーサングラス：ワザマエ判定ダイス＋２
◆TNスーツ：体力＋１
◆ZBRアドレナリン注射器
○錠前破り

能力値合計：１９＞２１　回避ダイス：７＞８　近接攻撃ダイス：７＞８

余暇2日のうち、HBは1日目にマキモノを読んでジツ値を2に上げます。出目は5でニューロン減少なし。ソウルはヒツケだとか誰かが言ってましたが、スコルピオン＝サンのミームを受け継いだとしてサソリ・ニンジャクランの系譜に連なり、近接攻撃ダイス+1、回避ダイス+1、●サソリ・ファイティング・スタイルを習得しました。連続攻撃4を繰り出せますが近接攻撃ダイスが8なので2×4となり、ボス級への攻撃では反撃される恐れがあります。2日目はブラックマーケットでTNスーツ（万札10）とナイフ2本（万札20）、オーガニックスシ（万札3）を購入しました。万札33を消費し、残り27です。ナイフとカタナが同じ値段というのもなんですが、まあいいでしょう。

◆インパーミアブル（種別：ニンジャ）
カラテ　　　　　　　５＞６　　体力　　　　　　　　６＞７
ニューロン　　　　　７　　　　精神力　　　　　　　７＞８
ワザマエ　　　　　　５　　　　脚力　　　　　　　　３
ジツ　　　　　　　　０　　　　万札　　　　　　　４６＞３６
ＤＫＫ　　　　　　　０　　　　名声　　　　　　　　６

◇装備や特記事項
●時間差、マルチターゲット
◆家族の写真
▶サイバネアイ、テッコ、生体LAN端子
◆TNスーツ
◆LAN直結型ハンドガン
○ブラインドタッチ

能力値合計：１７＞１８　サイバネ数：３　回避ダイス：８

LAN直結型ハンドガンを主武器とするようになったとはいえ、カラテは必要ですので鍛錬します。オンセン効果で蓄積1があるので5以上で成功。1日目は4、振り直して1。失敗ですが蓄積2となり、4以上で成功します。2日目は4、成功です。カラテが6に到達しました。2日とも効果蓄積鍛錬なので万札10を消費しました。次はワザマエを鍛えるか、サイバネアイを新調してハンドガンを二挺拳銃にしてもいいですね。ニューロン7に加えテッコで回避ダイスが+1されるため、回避ダイスは8のままです。カラテ判定ダイスはテッコで7、ニューロン判定ダイスは生体LAN端子で8（ハッキング時10）、ワザマエ判定ダイスはサイバネアイで7、と隙がありません。

◆ポイズンバタフライ（種別：ニンジャ）
カラテ　　　　　　　６　　　　体力　　　　　　　　７
ニューロン　　　　　６　　　　精神力　　　　　　　７＞８
ワザマエ　　　　　　７　　　　脚力　　　　　　　　５
ジツ　　　　　　　　２＞３　　万札　　　　　　　７０＞５０
ＤＫＫ　　　　　　　０　　　　名声　　　　　　　　６

◇装備や特記事項
●連射２、疾駆
☆カナシバリ・ジツ
◆TNスーツ、Pメンポ、ブラッドカタナ
◆ウイルス入りフロッピー
◇カラテ鍛錬蓄積１
○言いくるめ

能力値合計：２３＞２５　回避ダイス：８

マキモノを買ってジツを伸ばします。出目は1、ニューロンが減りました。2日目はザゼンします。6が出て元に戻りました。合計万札20を消費。カラテ鍛錬蓄積が残っているので、次の余暇にはHBと特訓でもしたいものです。ジツ値が3になったので修行の旅に出てもいいですが、そんな余暇が貰えるでしょうか。各々はアジトの風呂効果で精神力が+1されています。

ダンゴウ

チーム・ヒップがカバノキのヤクザカマロでアジトに到着すると、ほどなくスシとサケとソニックブームが同時にやってきた。「アイエッ、お待たせしました」「いや、今来たとこだがな」家紋タクシーから降りたソニックブームにヒキャクが驚く。三人は笑って受け取り、アジトへ迎え入れた。

「IRCで注文してたのか。ヒキャク・パルクールがハヤイのはいいけどよ、中身ぐちゃぐちゃになってねえだろうな」「ダイジョブですよ。何度か頼んだけどOKでしたし」SBは今も恐ろしい上司には違いないが、だいぶ打ち解けた関係になった。彼は理性的な男で、バカをやらねば怒りはしない。

スカウト部門筆頭の彼は現場主義だ。ネオサイタマじゅう、時には中国地方からもニンジャをスカウトしてくる。その世話、育成、不始末の尻拭い。苦労は察して余りある。たまのバカンスやアジトでの休息がひとときの息抜きになればいい。……彼が死んだら、ソウカイ・シンジケートはどうなるか。

SBは応接室のソファに深く腰掛け、クリスタルヤクザテーブルに足を投げ出し、スズリが火をつけたモノホシ・タバコを吸うと、切り出した。「テメエらに少しばかり歯ごたえのある仕事を持ってきてやったから、覚悟しろよ。例によってスカウトだが……こいつだ」胸ポケットから写真を1枚出す。

イメジはPicrewの「少年少女好き？」で作りました。ヤモトのようでヤモトではありません。

クリスタルテーブルに投げられた写真には、高校生ぐらいの年齢の少女が写っている。「まだニンジャネームがねえようだ。名は『カミイ・ロキ』。ヤサは割れてる。こいつを捕獲して来い」「……どんなやつです」見た目は脆弱だが、中堅ニンジャ3人を当てようというのだ。相当なタマだろう。

事情はこうだ。カミイはアーチ級のニンジャソウルを宿した女子高生で、ソウカイヤによるスカウトを拒んで殺し、逃げ出した。これまでにクローンヤクザやスモトリ崩れ、追手のニンジャを何人か殺している。カラテは未熟だがジツが強力で、カラテミサイルを使う。集中して食らえば手練もヤバイ。

「……で、そいつの潜伏先に、こいつがいる」SBはもう1枚の写真を投げた。剣呑な顔をした中年男。鼻から下をマスクで覆っている。「ケチなフリーランスニンジャだ。名は『グレイヘロン』。モータルとしての名は、『ノブ・ヤマミネ』。たまにソウカイヤからの仕事も請け負うが……」

イメジはPicrewの「人間（男）メーカー（仮）」で作りました。シルバーカラスのようでシルバーカラスではありません。

「カミイがソウカイヤから逃げてることを知りつつ自宅に匿ってる。チンチン・カモカモってやつだな」SBは鼻で笑う。「今すぐこいつのアジトを襲撃し、カミイを捕獲して来い。貴重なアーチ級だ、なるべく殺すな。グレイヘロンの方は、必ず殺せ。オトシマエだ」3人は顔を見合わせ、頷く。

「……ハイ」「テメエらは妙に甘いからな。だがこれはソウカイヤのためであり、カミイのためにもなる」SBは天井を見上げ、煙を吐く。「アーチ級のニンジャソウル憑依者ってのはまあ、動く災害だ。未熟でも、調子こいて思うがままに力を振るえば、被害はレッサーやグレーターの比じゃあねえ」

「そいつの頭の中が小便くせえガキのままなら、待っているのは破滅だ。そいつか、この街のな。そうなる前にソウカイヤが回収し、社会に役立つ人材とする」「街……」「俺様やラオモト＝サンが許しゃしねえがな。ニンジャスレイヤー＝サンが殺してくれるかもだが」SBはスシを食い、サケを飲む。

「まあ、んなこたいい。ヤサはここだ」テーブルに地図が投げられる。ヤガネ・ストリートのうらぶれた雑居ビル街、マンションの4階の一室。周囲は細い路地が網目模様をなす。「家紋タクシーの中にクローンヤクザが半ダースいる。包囲とかに使え。標的を逃したら、俺様が直接捕獲に行く」

PBが問う。「グレイヘロンのカラテやジツは、どうです」「ジツはねえが、カラテはそこそこだ。当然俺様ほどじゃねえが、サイバーツジギリとかで多少名を馳せてるな。イアイドーのタツジンだとよ」「ふむ」フリーランスのニンジャとしてネオサイタマで生き延びて来た男。只者でもあるまい。

IPが問う。「ハッキングで情報を抜けますかね」「ソウカイヤから依頼も受けてたし、アクセスそのものは簡単だろうな。ダイダロス＝サンに頼むか」「俺がやります。失敗したら責任はとります」IPは電算室へ行くとUNIXとLAN直結し、グレイヘロンのUNIXへハッキングを仕掛けた。

難易度HARD。ハッキングダイスは7+3で10。[2,2,2,3,4,6,4,4,5,5]＝成功。

間取り情報ゲット。①はリビングで戦闘に向いた広い部屋。②は寝室。③は風呂。④は鍛錬室。⑤はトイレ。⑥はベランダである。③の風呂には通風口が存在するため、望むならばいずれか１人は③の濃い緑マスに初期配置できる。またグレイヘロンは不治の病を患っており、弱っていることが解る。彼はUNIXや装備などが置かれた①の部屋にいるだろう。カミイは②または④の部屋にいる可能性が高い。深夜に襲えば、寝室にいる確率は高い。ベランダから路地裏、路地裏からベランダへはニンジャなら移動可能。ただし移動は隣接1マスのみで、到達直後の能動行動はU-Hになる。

「……なるほどな。下準備はこんなもんだろう。後は現場へ行け。グズグズしてると逃げちまうぜ」「「「ハイヨロコンデー！」」」

作戦タイム

ネオサイタマに数ある治安の悪い地域、ヤガネ・ストリート。路地裏は危険に満ち、重金属酸性雨が頭上から滴り落ちる。暗がりには廃棄オイランドロイドやマグロの頭が転がっている。「さて、作戦タイムね。相手はニンジャ2人。手練のイアイドー使いと、未熟だけどアーチ級のジツ持ちか……」

「挟みうちにしねえと、どっちかから逃げられちまうな」「風呂場に通風口がある。ここから1人侵入できる。動けば気づかれるが」「微妙だな……」三人は慎重だ。「寝室にカミイがいりゃ、ベランダへすぐ飛び出せる。こっちにもニンジャがいねえとな」「うーむ。クローンヤクザはどう配置する」

「いっそ火つけてベランダへ飛び降りさせるか？」「騒ぎになったらまずいわよ。マッポや消防車が来る」「煙に紛れて逃走されかねんしな」「むう。ソニックブーム＝サンがいりゃあ楽なんだが……」「頼ってばかりじゃ成長しないわ。アタシたちだけで作戦を成功させるのよ」「わかってるぜ」

結局、こうだ。正面玄関からHBが入り、PBは風呂場から潜入。ベランダからカミイが飛び降りたところでIPとクローンヤクザが撃ち無力化する。どちらも難敵だが、まずカミイの確保が優先だ。グレイヘロンは病気持ちで長くなく、時々吐血の発作を起こし動けなくなるという。それに期待しよう。

クローンヤクザは路地裏に全員配置してもいいが、HBが1人でも怪しまれるだろう。2人ほどHBにつけ、4人は路地裏だ。カミイを無力化した上でグレイヘロンを飛び降りさせるか、ベランダからIPが飛び込んで、囲んで殴る。PBは伏兵としてカミイを襲う。互いの連絡はIRCで可能。「よし、始めるぜ」

作戦開始

マンション「ちなぱれす」C棟409。フリーランス・ヤクザのノブ・ヤマミネこと、ニンジャ傭兵グレイヘロンの住処。彼はひょんなことから転がり込んできた少女ニンジャ、カミイ・ロキを匿っていた。前後関係にはない。彼はただ、病気で死にゆく己のミームをカミイに伝え、生きる力を与えた。

ニンジャがミームを伝える。それは己の生きた証を残す、繁殖行動にも等しい。グレイヘロンはカミイにとって父親も同然。そんな相手をチーム・ヒップは殺し、カミイを拉致せねばならない。……そう命令されたからだ。逆らえば死。闇社会ではよくあること。ましてや、互いにニンジャだ。

「ここだな」左右にクローンヤクザを従えたHBは、ドアの前に立つ。当然鍵はかかっており、トラップのたぐいもあろう。「へへ、錠前破りと行くか」HBはスラッシャー出身で、戦闘や交渉のみならず、こうしたことにも長けている。サイバネ嫌いでUNIX嫌いのためうだつがあがらなかったが……。

ワザマエ5、サイバーサングラスで+2、錠前破りで+1され8D6。難易度H。[1,1,2,3,5,6,6,6]＝成功。トラップは同じく[1,1,1,2,3,5,5,6]＝成功。

カチリ。「よしよし」電子錠前や電子トラップはない。手慣れたものだ。室内は暗いが、相手はニンジャ。侵入すれば当然気づくし、暗闇などものともしない。こちらもニンジャと、サイバーサングラスを埋め込んだクローンヤクザだ。「オジャマシマス」どかどかと踏み込む。右手はドージョーだ。

奥のリビングで起き上がる気配。フートンを跳ね上げ、ニンジャが構えた。「ドーモ、ハウスバーナーです。ソウカイ・シンジケートから来ました」まずはアイサツ。「ドーモ、グレイヘロン（GH）です。何の用だ」「しらばっくれンなよ。カワイコチャンを1人、匿ってるだろ。引き渡してくれや」

「断る」GHは即答した。「逃げろ、カミイ＝サン！ソウカイヤの追手だ！」「アイエエエ！」奥の寝室で少女の声。読みどおりだ。「引き渡しゃあ何もしねえよ、GH＝サン。アンタにも褒美は出るだろうぜ」「ハッ！貴様ごときサンシタにやられる俺じゃねえ。返り討ちにしてやる！」「そうかよ！」

GHはカタナを抜き、HBは両手にナイフを構え、クローンヤクザたちもチャカ・ガンを抜く。一触即発アトモスフィア！

戦闘開始

イニシアチブ：GH、PB（6）→HB、カミイ・ロキ/KR（5）→CY（1）

本来PCであるPBはGHより早く行動できますが、今回はアンブッシュのためGHより一手遅く動きます。この戦闘中はそうなりますのでご了承下さい。

◆グレイヘロン（種別：ニンジャ）
カラテ　　　　　　　９　　　　体力　　　　　　　　９
ニューロン　　　　　６　　　　精神力　　　　　　　６
ワザマエ　　　　　　９　　　　脚力　　　　　　　　５
ジツ　　　　　　　　０　　　　万札　　　　　　　　５

◇装備や特記事項
●連続攻撃２、連射２
◆カタナ、ZBRアドレナリン注射器、トロ粉末
◎タツジン（イアイドー）：カタナ装備時の近接攻撃ダイス＋１、戦闘スタイル使用時有利
　カウンターカラテ時に出目６があればダメージ２
◆吐血発作：手番開始時にD６を振り、６以外が出ればそのターンは能動的行動不能
　精神力－１することで発作を耐えペナルティを無視できる
◇カルマ：善（この場では）

能力値合計：２３　回避ダイス：９

◆カミイ・ロキ（種別：ニンジャ／潜在アーチ級）
カラテ　　　　　　　３　　　　体力　　　　　　　　３
ニューロン　　　　　５　　　　精神力　　　　　　　８（生成メンポ）
ワザマエ　　　　　　５　　　　脚力　　　　　　　　３
ジツ　　　　　　　　５　　　　万札　　　　　　　１０

◇装備や特記事項
◆カタナ、生成メンポ（精神力＋３）
◇カルマ：善
◆アーチ級能力：「★★★共振装束生成（現状メンポのみ）」「★★★不滅」
☆カラテミサイルLv３：ジツ値＋１個の誘導弾を連射
★カラテミサイル・マスタリー：精神力消費なしでジツ発動、消費すれば２連発
★★★不滅：体力や精神力が０以下になっても爆発四散せず、１ターンのみ行動可能
　この時はあらゆる能動的行動が難易度＋２となり、ペナルティとして万札が０となり、
　再生時には最も高い能力値が２減少する　部位破壊ダメージもシナリオ後に再生

◆潜在アーチ級能力（覚醒時のみ使用）：「★★★半神的存在」
　「★★★カラテ粒子フィールド」「★★★即死無効と欠損部位即時再生」
　「★★★電光石火」「★★★アーチ級ニンジャ第六感」ほか

能力値合計：２３　回避ダイス：５

1ターン目

吐血発作ダイスは2！GHは精神力を-1し、こらえる！残り精神力5！

「ぐっ……」GHは一瞬胸をおさえたが、気力を振り絞って耐える！決死の勇を奮ってKRを逃がす気だ！CYたちの射線を避け、HBの斜め横に駆け寄る！「イヤーッ！」強烈なイアイドー斬撃！

連続攻撃2で強攻撃。近接攻撃ダイスはイアイドーで+1され10。5D6を2つで[3,3,4,5,6][3,3,4,4,6]＝3成功2つ。HBは回避ダイスが8あり4D6を2つで回避。[1,4,5,5][1,2,3,6]＝3成功、1成功回避。

「イヤーッ！」HBは巧みに回避！「大したこたねえぜ！」そして！「イヤーッ！」風呂場から連続側転でPBが飛び出す！「なにッ！」アンブッシュだ！

7D6で[4,3,3,2,3,5,1]＝成功。7マス動いて寝室へ！

PBはドアを蹴破り寝室へ侵入。「アイエッ！」カタナを持つ少女が驚いた。「眠りなさい！イヤーッ！」PBがカラテを繰り出す！

アンブッシュゆえアイサツ省略。6D6で難易度H、[6,6,1,2,5,4]＝3成功&殺伐。KRは3D6で難易度N回避し[4,5,6]＝3成功。残り回避ダイス2。

「イヤーッ！」KRはギリギリで回避！「KR＝サン！」「よそ見してんじゃねえぜ！イヤーッ！」HBはサソリ・ファイティング・スタイルの構えをとり、GHへ精神集中連続攻撃！

連続攻撃4。2D6を4つで[6,6][5,6][5,5][1,5]＝2成功3つと1成功1、1つは殺伐。GHは背後のCYたちも警戒し全力回避は出来ない。1D6を残して2D6を4つで回避。[4,5][4,3][5,5][1,3]＝1発命中！残り体力8！

「グワーッ！」躱しきれず一撃食らう！……その時だ！

「イヤーッ！」少女の声！KRは連続側転でPBの頭上を飛び越え、リビングに飛び出し、HBめがけカラテミサイルを放った！「「エッ！？」」

10D6で難易度H、[1,2,3,5,5,6,5,6,6,4]＝成功。6個のカラテミサイルがHBを襲う！HBは回避ダイスがなくまともに食らって6ダメージ、残り体力2！

「グワーッ！？」HBは全弾まともに食らう！ベランダから逃げず立ち向かって来るとは！「「スッゾコラーッ！」」CYは射線上に出現したKRめがけチャカ・ガンを発砲！BLAMBLAM！

3D6を2つ。[5,5,3][1,3,6]＝成功。KRは2D6で纏めて回避し[4,4]＝成功。

「イヤーッ！」KRはカタナで銃弾を弾く！その顔には超自然のオーラを纏う紫色のメンポ！「逃げろと言っただろうが！」「イヤだ！私も戦う！GH＝サンと一緒に追手を倒す！」HBとPBは脂汗を垂らす！これは、ヤバイ！

【#2 へ続く】