おれだ。溜まったのでやる。気がつけば3月もそろそろ終わり、もうすぐ恐怖のエイプリルフールだ。おれはオヒガンに思いついたネタを出してしまったので今年のネタはまだ特に考えていないが、ダイハードテイルズからは何が襲いかかってくるかわからない。備えよう。たぶん春のオヒガンで現世とオヒガンの境が薄れ、なんかヤバい次元と接続しやすくなったりするのだろう。日本の会計・学校年度の開始が4月なのもそのせいだろうか。

◇総合目次◇　◇時系列◇

【フライディ・チャイナタウン】

　タイトルは昭和後期の名曲だ。金曜日のFridayではなく「Fly-Day」という造語なので気をつけろ。なんか近年リバイバルブームが来ているらしく、シヨンでヤモトを演じた雨宮天＝サンがカバーしたりしたという。ヤモトならぬファイアキラーがザクロ＝サンから依頼を受け、ニチョームを脅かすチャイナタウンの敵にトビゲリで立ち向かい、知らん顔の人外ジンガイのニンジャが投げるコマが肩にぶつかって来るので合っている。

　軽めのシナリオがPOPしたので、久しぶりにファイアキラーを派遣してやってみた。いろいろ変な事件にあたってきたが、今回は普通にアサシン業務だ。とはいえ相手は結構手練れのニンジャなので油断ならない。異世界を飛び回って「タツジン：ハッカー」を取得したものの、相手には生体LAN端子もないのでkill-9も効かない。ならば敵アジトのセキュリティをハックして停電させ、銃撃戦で雑魚を一掃だ。電子ロックや電算室などハッキングが必要な場面もある。トイレでショウイチを救出したら彼女ならこうするだろうとカネを要求したところ、万札1とDKK1を獲得した。まあよかろう。

　ボスのブラッドスライサーは闇を3つと滅多斬りを持つ強敵で、ワザマエで壁を超えたとはいえカラテ特化ではないファイアキラーには少々危険だ。kill-9も効かないし、スリケンや銃弾は躱されるとなれば、危険を承知でカラテを挑むしかない。相手の回避ダイスは少なめなので、一騎打ちで粘ってアドレナリン・ブーストを使わせ、アトモスフィアが上昇したところで2手目にトライアングルリープ・ランスキックを放ち、即応ダイスをつぎ込めばサツバツやナムアミダブツが出やすくなる。読み通りに股間破壊ナムアミダブツが決まったものの、相手も同じ手を使ってくるので油断ならない。幸いこちらの回避ダイスがやや多く、緊急回避ダイスも残しておいたのでギリギリで勝利した。やられたらザクロ＝サンが責任上エントリーして助けに来てくれただろう（報酬は最低限になるが）。

　そして、特別ゲストのワイルドハントがエントリーだ。おれの次元では彼はなんか生き残っており、ザイバツ駐留部隊残党を率いてソウカイヤへの復讐を目論んでいる。ニチョームは上空のキョート城から放たれる無差別キョジツテンカンホーの影響下にあるし、隠れ潜むにはもってこいなのだろう。初登場時は囲んで殴られてあっさりやられたが、成長限界級のマスター位階なので、今のファイアキラーが単独で挑んで勝てる相手ではない。不意打ちのコマ・ジツを食らって負傷はしたが、なんとか逃げおおせた。単独だとヤバいので彼女も誰かフリーの相方が欲しいところだな。

◆Fly-Day◆

◆CHINATOWN◆

【アーマー・ゾーン】

　タイトルは『仮面ライダーアマゾンズ』の主題歌からだ。なんか『ちいかわ』でハチワレがでかつよ化してやばかったので、そんな感じになった。俺の中の俺が陰に隠れたその姿を見せ、モブをパルスダガーで切り刻み、色付きの風が切り結び、獣が嗤う街で食うか食われるかの激闘を繰り広げる。

　アウトローのモータルがニンジャの巻き起こす騒動に巻き込まれていくシナリオだが、モータルPCを作成したら暴走族神ゾクガミの劣化版みたいな下っ端サイバネヤクザができた。モータルにしてはそこそこ強く、ハクスラチームに襲われてもある程度対処は可能だろうが、彼はニンジャに出遭ってしまった。NRSのせいかキョジツテンカンホーのせいか、ニンジャだと認識はできないままに、彼は謎のニンジャ・マッドゴーストと行動をともにし始める。

　そして……ニンジャは彼をそそのかして殺戮を行わせ、悪の道へ引きずり込む。暴走族あがりのテッポダマ・ヤクザだから、くすぶっていた心エンジンに火をつけられたわけだ。そんな2人？の前に、ニンジャスレイヤーならぬ、でかつよめいたニンジャ・キルフィストが現れる。元シナリオではマッドゴーストはニンジャスレイヤーにセプクめいたイクサを挑んで勝手に死んでしまうが、こうなれば……こうなるしかあるまい。

　そんなわけで、憑依直後の暴走ニンジャ・マッドゴーストと、ソウカイヤのヘンゲヨーカイニンジャ・キルフィストが一騎打ちだ。マッドゴーストが最初から（車の中に現れた時から）ニグチだったのか、ニグチに後からジツで取り憑いたのか、おれにもわからない。後者だとすればモータルの肉体に取り憑いて憑依直後暴走状態を再現できるわけでやばいな。ニグチに殺戮をさせたのもそうしたジツの仕込みだろうか。

　しかしヘンゲヨーカイ化したキルフィストはでかつよ化ハチワレめいて強く、カラテミサイルを食らいながらも猛攻を躱し、サツバツをブチ込んで危うく勝利した。マッドゴーストはSYSS判定にも抵抗成功し、全てを燃やし尽くして爆発四散した。スピードに包まれてあれ。

◆Armour◆

◆Zone◆

【ワイルド・ダンス・オブ・カタナ・ソード】

　タイトルは例のゲーム『刀剣乱舞』からだ。おれは詳しくないが、もう10年も続いていて、現実世界にも結構な影響を及ぼしているらしい。カタナを振るうロングソード＝サンが、ヒートカタナや業物のカタナを振るうヤクザたちと激闘を繰り広げるので合っている。特にイケメンは出てこない。

　元シナリオはモータルのアウトローチーム用だが、ニンジャがやれば早いだろうということで、傭兵ニンジャ・ロングソードの出番だ。こいつだけだとニューロンやワザマエが足りないので、それを補うためにJKオールマインドめいた女子高生ハッカーニンジャ・ドントマインドが虚無から発生した。コバヤシノがニンジャ化してついていくというのも何だしよかろう。

　敵ニンジャはいないものの、ヤクザ満載のヤクザハウスなので正面からカチコミをかけるとサンシタなら死ぬ。なので入念に調査して情報を仕入れ、作戦を立て、下ごしらえをしてからカチコミだ。「戦う前に勝て」と武田信玄も言っている。なので庭のクローンヤクザをあえて先に始末し、警報を鳴らさせてそっちへクローンヤクザを誘導することにした。前もやったな。

　非戦闘時は1ターンに6マス動けるが、ドアの出入りに手間取られるため、ニンジャであっても意外ともたつくな。敵の移動も管理せにゃならんのでマップあり戦闘はやや面倒だ。そうこうするうちニンジャならぬヤクザ満載防弾ヤクザベンツ2台がエントリーし、脚力14で突っ込んでくる。うまい具合にロングソードは寝室、ドントマインドは廊下と分断されたな。ヤクザベンツやヤクザの群れと正面から戦えば死ぬが、今回はヤクザベンツに乗り込んで暴走轢殺することができる。防弾なのでチャカガンも無効だ。

　ロングソードはオヤブンのシハカタと一騎打ちだ。モータルなのに「タツジン：イアイドー」と業物のカタナ持ちでガンドー並みに強く、そこらのアウトローや駆け出しのサンシタニンジャなら斬り捨てられかねない。とはいえニンジャとモータルの差は大きく、アトモスフィア上昇により回避UHなのでザクザク斬られてたちまち瀕死だ。しかしシハカタも意地を見せ、ロングソードに無視できぬダメージを与えた。スシがあるのですぐに治ってしまうが、せっかくなのでスワン・ソングめいてカタナとイアイを受け継がせることにした。かくてシハカタは満足して死に、そのミームはロングソードの中で生き続けることになった。ヤモトめいたドントマインドはヤクザベンツで暴走しているが気にするな。このままコバヤシノの手駒として手柄をあげてゆけば、アマクダリ・アクシスとして正式に採用されるかも知れない。

◆刀剣◆

◆乱舞◆

【チケット・トゥ・ライド】

　タイトルはビートルズの名曲だ。『スティール・ボール・ラン』でもルーシー・スティールのスタンド能力として出てたな。コバヤシノ・ドンマイから戦闘兵器/ビークルをハッキング操作するためのフロッピーディスクを受け取り、後に引けないイクサに突入するので合っている。

　これも元シナリオはモータルのアウトローチーム用だが、結構デッドリーなので確実を期してニンジャのアウトローチームにやってもらうことになった。カチコミ先がタケダチック・アガキ社の工廠なら、因縁的にもチーム・ストリークの出番だ。当然依頼人はコバヤシノとなる。おれの次元ではタケダ社はオムラの系列企業で、ソウカイヤとも提携しているため、アマクダリ/オナタカミが傭兵を使って妨害工作を仕掛けているとすれば最も自然だ。

　マップありで敵の数も多く、ルールはやや複雑だが、要は最初に戦闘兵器を乗っ取って、後はそのまま暴れまくればいい。戦車と戦闘ヘリ2機が奪える位置に初期配置し、まずは北の銃座を破壊しておく。クローンヤクザチームもサイバネ化パイロットも銃座も戦闘兵器も結構硬くて手こずるが、こっちはニュータイプもといニンジャなので「まとめて回避」が可能とすれば、ある程度は無双できる。モータルなら猛攻を食らって即座に撃墜だろう。あとチャカガンやショットガンで戦闘ヘリが集中射撃を受けて撃墜されるのも妙なので、今回は戦闘ヘリには届かないとした。その代わり戦車で戦闘ヘリを射撃するのも位置的に難しいとした。

　しかし数でもフーリンカザンでも相手が勝り、次々と増援がやってくる。フジキド並みのカラテがあれば戦闘兵器に頼らずとも無双できるだろうが、こちらはモータルではなくても駆け出しのサンシタ揃いなので、慎重にやらねば死ぬ。モータードクロならぬシンゲンの破壊も難しそうだし、南側の正門から必死で逃げて任務完了だ。与えた被害に比べれば報酬が少ない気もするが、足元を見られているとすればこんなもんだろう。こいつらがアマクダリ・アクシスに正式採用される日は来るのだろうか。

◆Ticket to◆

◆Ride◆

　今は以上だ。また溜まったらやる。名鑑は今月は少なめなのでなしだ。

【以上です】