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【つの版】「忍者と極道」感想・第95話

 ドーモ、三宅つのです。月曜昼ゲツヒルのタイムラインを騒がせる漫画『忍者と極道』の感想置き場です。面白いので一読をおすすめします。

 前回はここです。

 当然ネタバレばかりですのでお気をつけ下さい。Twitterに流れる様々な感想ツイートを貼り付けたりもします。スクショ入りのを貼ることもありますが控え目にします。詳細はご自分の目でお確かめ下さい。問題があれば爆破します。覚悟はいいですか? では、お手元のテキストをお開き下さい。

◆明暦◆

◆大火◆

第95話 忘却の空

 空白で素敵だった思い出を探したら。

その笑顔は太陽の如く

 長の記憶……時は江戸時代!「山さん」「伊太さん」と呼び合う仲の、弱きを助け強きをくじく、この侠客おとこは……!

 だのう

御巫山戯おふざけも おやめください

 茶会にて立ち会うおさ美陀よしだ!毒も麻薬ヤク紅茶ティーには入っておらぬが、催眠術はモノホンだ!

魔法オカルトでも手品トリックでもなんでもない… 歴とした科学に基づく "暗示"と"誘導"により人体に変化をもたらす人間の"技巧"

 人間の脳ミソに現実に影響を与え、実際に医学的治療法としても利用されている「技術」……まさに道を極めし極道医師ならば、麻薬でデバフったリアルニンジャにも効果を及ぼせる!茶や菓子がトリガーでないのなら、この時計の音か、あるいは……! 話し続けるほど深みにハマる!だが!

だが 敢えて喰らう
教えてください 貴方の情報こと…忍者の情報ことを 貴方の知る限り全部…全部…!!

 ナムサン!美陀の術中に深くハマり、長といえども抜け出せぬ!言葉の音程やリズムが技巧の正体と理解っても、相手は麻薬で強化、こちらは麻薬で弱体化!直接的な暴力カラテも禁じられている!全姿全能といえど脳ミソまでは変化不能、相性最悪!このままでは全ての情報を抜き出されてしまうぞ!実際聴きたいところではあるが……その時だ!

364年前の春

明暦2年 364年前の…春

◆今日もあなただけに忍者の真実をお伝えしていきます◆

 長の語りしは実際、知りうる限りの忍者真実ニンジャファクト明暦の大火の前年、塚本伊太郎こと始祖の極道「幡随院長兵衛」との出逢いッ!それはまるで、シノハとキワミの出逢いにそっくりで……!まさか。

 長はともかく幡随院も数百年生きる極道族だというのか?それとも脚本家ゆえ肉体ではなくミームとして生き続けているのか?あるいは……?

 現実世界の史実において、明暦の大火は明暦3年1月18-20日(1657年3月2-4日)に発生しており、長兵衛はその半年後、明暦3年7月18日(1657年8月27日)に水野十郎左衛門によって殺害されたという(武江年表や墓碑では慶安3年/西暦1650年だが)。長は明暦の大火の時には長兵衛を殺しきれなかったことになるが、じゃあ水野は本当に極道族なのか?ひょっとして長では?

 長…!!

なん…だと?

 これぞまさしくNRS(忍者リアリティショック)!まさか相手が400年近く生きてる江戸時代のリアルニンジャとは思うまい。1656年に20歳=1636年頃の生まれで2020年には385歳……まさか武内宿禰はニンジャだったのでは?(ニンジャ脳)ジツにより御巫山戯はできないので真実だッ!

 プリキュアは一万年前から存在しています。初代悪魔くんか?ともあれ、何かわからんが危険!殺すべし!だがその時、美陀がフラついて倒れる!

 ……そう、人間の技巧であれば……一度喰らえば応用パクって使用つかえる!なんでもできる、なんでもなれる!これが長の異能「全姿全能」だ!なんたる超能力チートか!これより催眠術返し!待て次回!

NEXT EPISODE

 もう今さら僕に何が出来るのか。

 作画コスト…今度は一体何が起きるのか?カラダニキヲツケテネ!

【以上です】

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