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【つの版】忍殺TRPGニンジャ名鑑カード 023【ホワイトリキッド】

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ホワイトリキッド / White Liquid

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◆忍◆
つの版ニンジャ名鑑
【ホワイトリキッド】
トーフ工場で暴動中に死んだアナキスト、スドー・ロヨタにアーチ級ニンジャ「トーフ・ニンジャ」のソウルが憑依。トーフエキスを吸収して暴走、多数のモータルを殺戮した。現在はイッキ・ウチコワシに所属。
◆殺◆

ニンジャソウル:トーフ・ニンジャ(神話級アーチニンジャ)
身長:170cm
外見特徴:白髪、ノーレンめいた白布メンポ、白いニンジャ装束
戦闘スタイル:トーフ・ジツ
初登場エピソード:【ファイア・ユアセルフ・アップ

本名、スドー・ロヨタ(酢堂・盧余太)。年齢は10代後半。父はネオサイタマ郊外で小さなトーフ屋を営んでいたが、借金がかさんで店を畳み、工場労働者になりカロウシした。ロヨタは生まれながらの工場労働者であったが、ドロップアウトしてアナキストの集団に身を投じ、下っ端としてこき使われていた。彼はなんの取り柄も主体性もないまま「サカイエサン・トーフ工場襲撃」に参加させられ、トーフ工場のユバ・トラップに引っかかって溺死した。だがその時、彼にアーチ級ニンジャ「トーフ・ニンジャ」のニンジャソウルが憑依した。実際はかなり早くからニンジャソウルが憑依していたようだが、本体を助けるため眠っていた力が目覚めたのであった。彼はトーフエキスを吸収して肉体を修復・増強し、欲望のままに殺戮を繰り広げたが、追い詰められたファイアシーフのカトン・ジツを浴びて怯み、下水道へと逃れ去った。そこでイッキ・ウチコワシの首領にオルグされ、鍛錬の後に強力なニンジャ・エージェントとなったのである。もともとの自我が虚弱ゆえに、アナキストやニンジャソウル、ウチコワシの影響をまともに受けとめ、それを正義として他人に押し付けることに何の疑問も持たない。

トーフ・ニンジャ

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強酸性のトーフ・エキスを操る平安時代のアーチ級ニンジャ。もとの名をリウ・エナンといい、古代チャイナを支配した帝室の一族にしてニンジャであった。あるモータルがトーフを発明して彼に献上したところ、これをいたく気に入り、大量のトーフを全身から吸収して己の力とし、「トーフ・ニンジャ」と名乗った。彼は自らの領地にドージョーを開いて多数のニンジャを鍛え、傲慢になって皇帝に反乱を企てたため、討伐部隊が差し向けられた。激戦の末にトーフ・ニンジャは討ち取られ、そのニンジャソウルはキンカクへ飛び去ったのである。彼のクランが遺した禁忌のマキモノは「エナンの書」と呼ばれ、混沌のちからを操るすべが記されているという。

つのメモ:元シナリオでアーチ級ニンジャが出現するので、デスドレインのコンパチみたいなやつを作った。モータルネームはここに書いたように落語「酢豆腐」の与太郎からで、ヨタロウだとセントールのモータルネームと被るので捻ってみた。そして豆腐の発明者は淮南王劉安だとする伝説があるので、それをUNIXディープラーニングしたらこうなった。八人の仙人と出会ったとか、鶏と犬を伴って昇天し仙人になったといった伝説もある。

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