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ポイズンバタフライ　/　Poison Butterfly

◆忍◆
つの版ニンジャ名鑑#008
【ポイズンバタフライ】
ソウカイヤのニンジャ。カナシバリ・ジツの使い手で、ワザマエも知能も高い。無慈悲だが無益な殺生はせず、スマートに事を進めるのを美学とする。男性の同性愛者であり、女言葉で喋る。ラオモトに心酔している。
◆殺◆

ニンジャソウル：不明。コブラ・ニンジャクランではないらしい。
身長：185cm
外見特徴：紫色のモヒカンヘアー、長身痩躯、ヤクザスーツ、攻撃的メンポ
戦闘スタイル：カラテ、スリケン、イアイドー、カナシバリ・ジツ
初登場エピソード：【レッスン・オブ・カルマ】

本名、カワヒラ・コマジ（川平・駒之）。年齢は20代後半。元ヤクザ・バウンサー（ヨージンボ）。有力なヤクザクランのワカガシラの家に生まれ、ヤクザ英才教育を受けてきた生粋のヤクザ。その反動でか少女趣味に走り、女言葉で話し、美少年を溺愛する同性愛者になった。性格は現実的でシビアでドライであるが、美少年が絡むと夢見がち。ヤクザクランが後継者を巡る内紛の末に滅んだ際、彼はニンジャ化して蘇生し、敵を皆殺しにすると、庇護を求めて自らソウカイヤに身を投じた。この時謁見したラオモト・カンの放つオーラに打たれ、熱烈なラオモト信者になった。彼がソウカイヤを裏切ることは決してない。現在はチーム・ヒップの一員である。

カラテとワザマエ

長身で手足が長く、蹴り技や貫手を得意とする。ブラッドカタナ・ヤクザクランから奪ったブラッドカタナに独特の美を感じ、いつも手入れしているがイクサ場ではここぞという時にしか振るわない。イアイドーのタツジンというわけでもない。ワザマエはチームの中で最も高く、スリケンを連射できるが、時間差投擲は習得していない。

ブラッドカタナは幾多のヤクザの血を吸ってきた名刀であるが、それ自体に神秘的なパワーは籠もっていない。タツジンとなったニンジャが長年使い続ければ、なんらかのカラテは籠もるであろう。

カナシバリ・ジツ

コブラ・ニンジャクランのニンジャソウル憑依者ではないようだが、強力な「カナシバリ・ジツ」の使い手である。目を輝かせて相手と目線をあわせると、精神力を削り取られてしまい、意志の弱い者であれば即座に昏倒する。数人をまとめて気絶させることもでき、ゼゲン・ジツのように自分を魅了させることは出来ないが、操り人形にすることは可能である。意志を持たない戦闘兵器には効果がない。ヤクザ・バウンサーとしての交渉でこのジツを使うこともあるが、大概はニンジャアトモスフィアで脅すだけで充分である。

ヤクザネス

ハウスバーナーやインパーミアブルと異なり、彼は生来のヤクザで、ヤクザ的価値観の中に身を置いている。現実主義者で享楽主義者なため伝統的ヤクザネスにはあまり重きを置かないが、よい靴やスーツを纏い、よいスシを食べよいサケを飲み、ミカジメ・フィーを取り立て、暴力と知恵と権威で従わせる生き方は、ニンジャ化した後でも全く変わっていない。そのためソニックブームからは信頼されており、チームの連絡・交渉係を務めている。なお所属していたヤクザクランは崩壊した後それぞれ独立し、別々にソウカイヤの傘下にあるため、彼がそれらを統合しクラン再興を目指すつもりはない。

美少年偏愛

彼は享楽的で美を好み、美少年を溺愛している。特定の相手がいるわけでもなく、美少年と前後することもなければ大概は触れさえしない。彼にとっての美少年は性欲の対象ではなく、宝物として鑑賞し、寵愛し、保護すべきものである。美少年同士のユウジョウや恋愛関係を特に尊重しており、美青年との関係や美青年同士をこれに次ぐものとし、彼が醜いと感じる者は排除の対象である。女性や通常の男性に対しては特にこれといった感情を抱かず、愛情や排除の対象にはならない。性自認も男性である（仕事やオヤブンの勧めで女性を抱く必要があれば抱くことは抱く）。自分もそれなりに美しいと思っているが、ヤクザとしての美であって、美少年の美とは本質的に異なるとみなす。ラオモトやソニックブームはあくまでヤクザとしてのソンケイの対象であり、特にラオモトにはブッダに対するような敬意を抱いている。なお、ラオモト・チバを見た時は全身に電流が走り、数秒意識が宇宙に飛んだのち、涙を流してひれ伏した。彼がソウカイヤを裏切ることは決してない。

つのメモ：ハウスバーナーがトンズラー、インパーミアブルがボヤッキーとするなら、彼はドロンジョだ。最初はバランスをとるため女ニンジャにしようかと思ったが、女言葉のオネエニンジャの方が面白そうなのでそうした。ネザークイーン＝サンを多分に参考にしている。ニチョームで出会ったこともあるかも知れないな。彼が美少年偏愛なのはおれの趣味だ（おれは美女や美少女もすきだが）。クールな戦士がなんかを偏愛してコミカルに崩れるあたりは、SWリプレイのエキューみもある。悩むことは少なく、割り切って前向きに生きているので動かしやすい。ソウカイヤが崩壊しても生きてはいけるだろう。美食家なので時々レインボーフード＝サンのスシ屋にいる。

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