前回のあらすじ：ソウカイヤのニンジャ・フレイムスローワーとデンパルスは、野良ニンジャ・エーリアスを探していた。彼女の住むアパートの一室を調べたところ、近所のオイランマッサージ店に居るらしいと判明。店の前で暴れていた別の野良ニンジャを倒し、ようやく彼女とご対面だ。

◆

◆フレイムスローワー（種別：ニンジャ）
カラテ　　　　　　　４　　　　体力　　　　　　　　４
ニューロン　　　　　５　　　　精神力　　　　　　　５
ワザマエ　　　　　　６　　　　脚力　　　　　　　　３
ジツ　　　　　　　　３　　　　万札　　　　　　　１７＞１２（謝罪費５）
ＤＫＫ　　　　　　　１　　　　名声　　　　　　　　４

◇装備や特記事項
☆カトン・ジツLV３：隣接した３×３マス内の敵に１ダメージ（回避NORMAL）
　　中心点の敵はD６ダメージ（回避HARD）
　☆◉カトン触媒：即応ダイス１を消費し、ジツの精神力コストを１軽減
▶生体LAN端子：ニューロン判定ダイス＋２、イニシアチブ＋１

○生い立ち：テッポダマ
　◉挑発：手番終了フェイズに精神力１を消費し、同じ部屋にいるボス級１体か、
　　自分よりイニシアチブが低い雑魚全員の攻撃を１ターン引きつける
　　ボス級の敵はニューロンで抵抗判定可能（NORMAL）
　◉知識：ストリートの流儀
　◉交渉：威圧
○立ち位置：全能感や野望

能力値合計：２１　回避ダイス：６　即応ダイス：５

◆デンパルス（種別：ニンジャ）
カラテ　　　　　　　３　　　　体力　　　　　　　　３
ニューロン　　　　　４　　　　精神力　　　　　　　６
ワザマエ　　　　　　５　　　　脚力　　　　　　　　３
ジツ　　　　　　　　３　　　　万札　　　　　　　１０
ＤＫＫ　　　　　　　０　　　　名声　　　　　　　　４

◇装備や特記事項
◉疾駆：通常＆全力移動時の移動可能マス数＋２
◉忠誠心：ソウカイヤ（２）：精神力＋２
☆デン・ジツLV３：精神力１を消費し発動判定（NORMAL）
　離れていて射線が通っている敵１体に対し１ダメージ＆電磁ダメージ１、
　さらに回避ダイスダメージ２（回避HARD）
　★強化放電攻撃：精神力２を消費し発動判定（HARD）
　　成功すると自分を中心とする３×３マスの敵全員に電磁ダメージ２（回避HARD）
　　電磁パルスを帯びた腕で地面を殴りつけ、周囲の敵に強烈な電気ショックを与える
○生い立ち：言いくるめ（ホスト）　モータルハント時に万札＋１（余暇中１回のみ）
　◉知識：ストリートの流儀、高級嗜好品
　◉交渉：誘惑、共感

能力値合計：１８　回避ダイス：５　即応ダイス：５

&

◆エーリアス（種別：ニンジャ）
カラテ　　　　　　　３　　　　体力　　　　　　　　３
ニューロン　　　　１０　　　　精神力　　　　　　１６
ワザマエ　　　　　　６　　　　脚力　　　　　　　　３
ジツ　　　　　　　　５　　　　万札　　　　　　　１２＞１７

◇装備や特記事項
◆パーソナルメンポ（マフラー）：精神力と緊急回避ダイス＋１
◆ストリートウェア（パンクス）：緊急回避ダイス＋１

●時間差、マルチターゲット
☆謎のニンジャソウル、ジツLV５
　☆ユメミル・ジツLV３：精神力１を消費し発動（NORMAL）
　　視界内の敵１人か、クローンヤクザ全員に精神力ダメージ１（回避HARD）
　　時間差で２回攻撃可能
　★精神防火壁：精神力ダメージ軽減１
　★★マインド潜航攻撃：近接攻撃の出目６６で発動
　　回避U-HARD、命中時に精神力ダメージD６を与える
　◉◉グレーター級ソウルの力：精神力をニューロン＋ジツで算出
　◉ニンジャアドレナリン強化：アドレナリン・ブーストの上限回数＋１
　★◉ブレイズ化：気絶したフェイズ終了時に「ブレイズ」として復活

○生い立ち：アーチ級ニンジャソウルの片鱗
　◉知識：古代ニンジャ文明
　◉交渉：共感、独立小組織
◇カルマ：善

能力値合計：２９　回避ダイス：１０　緊急回避ダイス：２　即応ダイス：５

◆

オイランマッサージ店「愛スッキリ」

　気絶させ捕縛したハイパーボンバーを引きずり、3人は店内へ。「「オジャマシマス」」受付嬢が顔を出す。「イラッシャイマセ！あらエリちゃん、どしたの？」「前でオッサンが騒いでたろ。この人らが取り押さえてくれてさ。ちょっと知り合いなもんで、奥で御礼する」「あらそォ。ドーモ」

　デンパルスは微笑み、彼女にも名刺を渡してアイサツする。「あ、先輩も挨拶（アイサツ）したが善良（イイ）ッスよ」「俺はホストじゃねえんだがな……ま、いいや。こーいうモンで」フレイムスローワーの名刺には「ネコソギ・ファンド契約社員、ヒノツキ・ハヤオ」と書かれている。

　ふたりはエーリアスに先導され、奥へ進む。「御礼ったって、シツレイだが、そういうサービスってわけじゃなさそうだな」「ああ、俺はここのバイトじゃねえよ。鍼灸院でここの嬢の何人かをクライアントにしてて、今日は出張でさ」「へえ。免許（ライセンス）あります？」「事情があってよ」

　エーリアスは言葉を濁した。あからさまな偽名を使っているし、いろいろ事情があるのだろう。「了解（なる）。詮索（フミコミ）はしませんや」「けど評判はいいンだぜ。あんたらも受けてくか？」「真実（マジ）スか」「そりゃありがてェな。ここんとこ肩凝り気味でよ」

　奥の簡易医務室へ入ると、女性がひとりうつ伏せに寝ている。「このコがカエコチャンだ。ちょっと自我のバランス崩しちまっててさ。俺の治療を受けてる。実際多いンだ」エーリアスは苦く微笑む。「ストレスで壊れる人間が多すぎる。どンだけ治しても、社会の仕組みまでは変えらンねェ」

　デンパルスが感心した様子で顎を触る。ホスト然りオイラン然り、水商売の人間は、疲れた者の心を癒やすのが仕事だ。ストレスは水が流れるように下へ注がれ、溜まり、吐き出せなくなる。「偉大（エラ）いッスねェ。オレも心底（マジ）で心痛（ストレス）溜まって苦心（ツラ）いッスわ」

　エーリアスは椅子をすすめ、ふたりは座る。彼女を起こさないようにしなければ。「えと、あんたらソウカイヤだよな。たぶん、俺をスカウトしに来たんだろ？」「然様（ソ）ッスよ」「悪ィが、断る。俺はそういうの向いてねェし、互いに良くねェ」エーリアスは手のひらを突き出し、頭を下げる。

　もっともな反応だが、一応説得しなければ何のために来たかわからない。「気持ちは理解（ワカ）るッス。けど社会に貢献したいンなら、背後（バック）が巨大（デケ）ェ方が、現実（マジ）で楽勝（ラク）ッスよ」デンパルスが交渉にかかる。フレイムスローワーは指を組んで神妙にしている。

　交渉。ニューロンかワザマエで対抗判定、難易度HARD。「ストリートの流儀」「共感」で+2。デンパルスは5+2+2＝9D6[251133522]2成功。エーリアスは10+2＝12D6[156316235346]5成功。断られた。

「ああ、そンぐれェわかってる。けど、俺は俺の力でやりてェンだ。世の為っつーか、人の為にさ」エーリアスの決意は堅いようだ。こちらも絶対に彼女をスカウトしなければならないという理由もない。「あー、了解（りょ）ッス。オレも無理強いはしません。ソウカイヤと敵対しなけりゃいいスよ」

「なるべくな。あんまりそっちが酷ェことしてたら、俺だって文句言う権利はあるだろうがよ」デンパルスは笑って頷く。「了解（りょ）ッス。せっかくの縁なんで、揉め事（トラブル）あったら召喚（よ）んで下さいや。解決しますンで」「恩を着せられたくもねェが、話ぐれェは聞いとくよ」

　取り付く島がないでもないが、線引きはキッチリするタイプのようだ。デンパルスとフレイムスローワーは立ち上がり、握手を求める。エーリアスも応じる。「じゃ、話はこれぐらいで。後は軽く治療を……」その時だ！

「見つけたぜ」医務室の窓から声。女だ。エーリアスに似ている。窓の外で影が動き、ガラス窓が焼き切れ、溶け落ちる。「なンか、アタシに似てるやつがいるらしくてよォ。ソウカイヤとつるんでるってワケか？」痩せた、赤髪の女が入ってくる。剃り落とした眉に茨のタトゥー。顔にマフラー。

「ヘル・オー！　イグナイトです！」

◆イグナイト（種別：ニンジャ）
カラテ　　　　　　　５　　　　体力　　　　　　　　５
ニューロン　　　　　７　　　　精神力　　　　　　１３
ワザマエ　　　　　　８　　　　脚力　　　　　　　　４
ジツ　　　　　　　　６　　　　万札　　　　　　　１０

◇装備や特記事項
◆パーソナルメンポ（マフラー）：精神力と緊急回避ダイス＋１
◆ストリートウェア（パンクス）：緊急回避ダイス＋１

●連射２、時間差、マルチターゲット
☆タナカ・ニンジャクラン、ジツLV６
　☆カトン・ジツLV３
　☆◉発火能力者：自分か周囲２マス以内の好きな地点を中心にカトン発生可
　　火炎属性のダメージを無効化
　★カトン・ボール
　　視線の通る周囲２０マス以内の好きな地点を中心にカトンLV３発生可
　　出目６６６なら２ダメージ、中心点は２D３＋１ダメージ
　★★グレーター・カトン・ジツ：精神力２を消費し発動（HARD）
　　隣接する５×５マスに火炎属性ダメージ　中心点には２D３を２回（回避HARD）、
　　隣接８マスにはD３（回避HARD）、最外周には１ダメージ（回避NORMAL）
　★★カトン・ジャンプ：精神力１を消費し発動（HARD）
　　周囲１２マス以内の空いた１マスに瞬間移動
　　移動直後の近接攻撃の際、敵を「崩れ状態」とみなせる
　　出目６６６で成功すると出現時に隣接敵全員へ火炎ダメージ１（回避U-HARD）
　◉◉グレーター級ソウルの力：精神力をニューロン＋ジツで算出

◉知識：ストリートの流儀、現代的アート（パンクス）、ザイバツ
◉交渉：威圧、共感

能力値合計：３２　回避ダイス：８　緊急回避ダイス：２　即応ダイス：５

　通りすがりのイグチャンです。この次元では、どうしたわけかエーリアスとイグナイトが別々に存在しています。

「げッ！？」エーリアスは顔を蒼くし、脂汗を垂らした。そしてハンズアップする。「ど、ドーモ、エーリアスです！」「フレイムスローワーです」「デンパルスです」各々アイサツ。ソウカイ・ニンジャらはエーリアスを背後にかばう。「野良か？それとも」「ザイバツだぜ」

　イグナイトはキツネ・サインを向けた。見た目は若いが、かなり危険なアトモスフィアを感じる。相当の手練れ。「彼女は譲渡（わた）せねェッス。あと、そこに女性が寝てるンで、ここで闘争（ドンパチ）は」「それはそっちの都合だろーがよ。アタシはそいつに用がある」「ダメだ。出てけや」

「ア？アタシに指図すンな、ファック・ソウカイヤが。力づくでも貰ってくぜ」「そういうわけにゃあ行かねえなァ」「オレ、女性（オンナ）は殴らねェンスけど……ザイバツなら別ッスね。ソウカイヤの看板（カンバン）背負（しょ）ってるんで」一触即発アトモスフィア！

戦闘開始

イニシアチブ：エーリアス/AL（10）→イグナイト/IG（7）→フレイムスローワー/FT（6）→デンパルス/DP（5）

ニンジャ密度が高い！最初からハードモードだ！

1ターン目

　エーリアスは、下唇を噛む。一番見つかったらヤバい相手に見つかった。今いるこの肉体は借り物で、実際彼女、イグナイトのものだ。どうやら別の次元に迷い込んだようだが、ニンジャスレイヤーやナンシー、ユカノに連絡を取るにしても、どう説明していいやら見当もつかない。まして、彼女に。

「ええい、3人でやるぜ！イヤーッ！」こめかみに指を当てて精神攻撃！

15D6[454151255216133]成功、回避難易度HARDの精神攻撃を時間差で2連発。IGは2D6を2つで[52][31]1発命中！ALの残り精神力15、IGの残り精神力12で回避ダイス4！激昂したIGは連続側転でガードを飛び越えALへカラテ！8D6[52546232]成功、5D6[55546]4成功。ALは10D6[3634625352]4成功回避。IGの回避ダイスは2回復して6。

「グワーッ！？」エーリアスの謎めいたジツがイグナイトのニューロンを揺らす！「テメエ！何しやがった！イヤーッ！」激昂したイグナイトは連続側転で室内を跳び回り、エーリアスめがけカラテキック！「い、イヤーッ！」エーリアスは必死で回避！ソウカイ・ニンジャも動く！「「イヤーッ！」」

FTはカラテ、4D6[3451]2成功。IGは3D6[664]2成功回避。DPはデン・ジツを発動、7D6[2261643]成功。IGは難易度HARD回避、3D6[623]回避。DPの残り精神力5。

「イヤーッ！」フレイムスローワーのカラテ、デンパルスのデン・ジツを、イグナイトは紙一重で回避！ワザマエ！「ヘッ、ヌルいぜ！」

2ターン目

　エーリアスは状況判断する。カエコチャンは熟睡中だが、ニンジャアトモスフィアが高まれば起きる可能性がある。もしニンジャ同士のイクサを目撃したら自我が危険だし、カトン・ジツやデン・ジツの巻き添えを食らえば大変だ。ここは……外へ！「イヤーッ！」イグナイトが空けた穴から脱出！

6D6[161655]成功。IGへユメミル・ジツ、15D6[232212653155135]成功。IGは[31][32]2発命中！精神力に2ダメージを受け残り10、回避ダイス4！IGはALへ連続側転＆カラテ、[52354521][52251]2成功。ALは12D6[455164613212]4成功回避＆迎撃！IGは2D6[56]回避、残り回避ダイス4！ALの残り精神力14。

　さらに振り返って精神攻撃！「イヤーッ！」「グゥワーッ！」イグナイトがふらつく！「テッメエ！待ちやがれ！イヤーッ！」イグナイトは連続側転でエーリアスを追いかけトビゲリ！「い、イヤーッ！」「イヤーッ！」エーリアスはふらつきながらも必死に反撃！弱いながらもニンジャなのだ！

「俺たちも行くぜ！イヤーッ！」「イヤーッ！」ソウカイ・ニンジャたちが連続側転！

[231162][35213]成功、IGへカラテ。4D6と3D6で[2662][153]2成功＆殺伐、1成功。IGは[45][61]ギリギリ回避！

「「イヤーッ！」」「イヤーッ！」3対1だがイグナイトは手練れ、ギリギリでカラテを回避し続ける！しかしこのままではジリー・プアーか！

3ターン目

　エーリアスはさらに状況判断！仕方ないとはいえ、あのイグナイトを敵に回し、完全にブチギレさせてしまった！しかし、このままザイバツに拉致されてやるのもシャクだ。彼女の精神に潜航してもいいが、何が起きるかわからない。最悪「ブレイズ」か「エーリアス」のどちらか、両方かが消える。

　それに、カラテでもワザマエでもあちらが上。自分が掴みかかっても躱される可能性が高い。ならばここはソウカイ・ニンジャたちと協力して撃退するか、昏倒させてから精神潜航だ！「イヤーッ！」連続側転＆精神攻撃！

[622261][146444234244256]成功。ALの残り精神力13。IGは3D6を2つで[646][443]1発命中！残り精神力9、回避ダイス2！IGは連続側転＆グレーター・カトン・ジツ発動！[32354644][6164355541321]成功！残り精神力7、回避ダイス4。ALを中心点として3人を巻き込む。回避難易度HARD、12D6[235364611451]回避、8D6[55512133]回避、7D6[6441655]回避。

「グワーッ！」イグナイトが頭をぐらつかせる！「なんなんだよテメエは！クソッタレ、めんどくせえ！ブッ殺す！」イグナイトは完全にキレた！両手に火炎を集め、振りかざし、猛烈な爆炎を放つ！「グレーター・カトン・ジツ！」KA-BOOOM！「「「イヤーッ！」」」3人は跳躍回避！

「かなり危険（ヤベ）ェッスね。けど、大雑把（オオアジ）ッスわ」デンパルスが唇をなめる。「ああ、3人がかりなら勝てねェ相手じゃねえな！これが数の力だ！」フレイムスローワーも嘲笑う！「「イヤーッ！」」

連続側転＆カラテ、[166422][43554]成功、[6336][233]FTのみ2成功＆殺伐！IGは4D6[5353]回避！

「い、イヤーッ！」イグナイトは必死で回避！互いに肉体的ダメージこそないが、エーリアスの謎めいたジツはイグナイトの精神力を削り続ける！このままでは実際マズい！「クソが……！」大気にカラテが満ちる！「マッタ」エーリアスが手のひらをイグナイトに向けた。

「ア？」「これ以上はナシだ。おとなしく退いてくれ」「ンだとコラァ！このままじゃ、アタシがマヌケな負け犬なだけじゃねェかよォ！」「話を聞こう。話をさせろ。そのうえで、退いてくれ。俺はソウカイヤにもザイバツにもつきたくねェが、俺をこれ以上襲撃するなら、ソウカイヤに頼る」

交渉、難易度U-HARD。「共感」で+2、なんらかのなんかで+2。14D6[12562664131416]成功。

　イグナイトはギリギリと歯を食いしばり、そして……座った。「わぁったよ！このこと、ザイバツにゃ報告しねェ！アタシの恥の上塗りだからな！」ソウカイ・ニンジャらも構えを解く。「やれやれ、女の子を殴らずには済んだッスか」「そうだ、アンタもエーリアス＝サンの治療受けて行けや」

戦闘終了

エピローグ

　イグナイト、フレイムスローワー、デンパルスの3人は、口止め及び礼として、エーリアスから整体治療を受けることになった。猥褻は一切ない。3人の凝り固まった筋肉や筋膜が揉みほぐされ、血液や神経、カラテの流れが整えられていく。精神、自我に溜まった汚れまで洗い流されていくようだ。

「気力体力の充実（体力と精神力+1）」を取得。効果は次のシナリオが終了するまで続く。また、フレイムスローワーのDKKが0になる。

　イグナイトは、治療を受けた後、しばらく呆然としていた。首をひねり、頭をかきむしる。負けたショックというだけでもなさそうだが、ソウカイ・ニンジャたちには詳しい事情はわからない。やがてゆっくり立ち上がると、フラフラしながら立ち去っていった。「これで、しばらくは来ねえだろ」

　エーリアスは胸を張る。「あんたのジツかなんかか」「そんなところだ。さて、俺はそろそろ帰るぜ。名刺を渡しておくから、なんかあったら連絡してくれ」「心底感謝（マジサンキュ）ッス」「そっちもなんかあったら連絡してくれや」3人は再び握手をし、和やかに別れた。「あ、忘れてた」

　デンパルスは捕縛しておいた野良ニンジャ、ハイパーボンバーを米俵めいて担ぎ上げた。「こいつが手土産ッスね。タクシー使ってピラーまで戻りましょ」「おうよ。ヘイ、タクシー！」

【アイム・アン・イモータル・エレクトリック・マン】終わり

リザルトな

評価：A　エーリアスをソウカイヤに引き入れることは出来なかったが、友好関係を結ぶことができた。野良ニンジャ・ハイパーボンバーを捕獲し、襲撃してきたザイバツ・ニンジャのイグナイトを無傷で撃退した。万札30を山分けとし、名声+1、余暇2日。ハイパーボンバーから万札10を獲得しているため、これも山分けにすると1人頭万札20。なおフレイムスローワーはエーリアスに謝罪として万札5を渡したものとする。