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【つの版】忍殺TRPGリプレイ小説・ライナーノーツ14

おれだ。なんかGW(ゴウランガ・ワンダー)のアレでニンジャスレイヤーTRPGの機運が高まり、そろそろやるか、となったのでドバッとリプレイが増えた。ついにシナリオまでも作ってしまった。かつては週に2話、月に8話というペースで、それよりは少なくなるかも…と言っていたが、スマンありゃウソだった。というわけで、早めにライナーノーツし名鑑する。おまえもどんどんするといい。カラテでコービッド19=サンを倒せ。

前回◇ ◇ニンジャ総合目次

【クライマーズ・ハイ】

タイトルは『風夏』というマンガ作品のアニメOPからだ。おれは原作もアニメも知らんが、良いタイトルと良い曲だったので採用した。なんかティーンズがロックバンドを組んでラブ青春するらしい。BSSBとは関係ない。歌ってるのはアイマス765の我那覇響の人と言えばわかるだろう。

久しぶりにリプレイ記事を書いた後、もう少しなんかないか、と思ってnjrpgシナリオのタグを遡っていったら、フジサンが見えた。こないだ徐福伝説を調べて興味もあるし、ザヴとシルバーキーが転移したりしていてフジサンとニンジャとの繋がりは明らかだ。なのでやった。シンプルなソロアドなので誰を行かせようかと探したら、行けそうなやつがいたので遣わした。山で薬草を探すというお使いイベントはRPGの定番だと古事記にも書かれている。

ニンジャとはいえ、駆け出しがフジサンに行って帰るとなると相当キツイと思わなくもないが(岡山県のドラゴン・ドージョーへ行く時も結構苦労してたし)、まあニンジャだしフジサンだからミラクルも起きるだろう。歌詞の通りにハイテンションで爽やかな感じでGOだ。フジサンで修行するレベルのニンジャとイクサさせるのもどうかと思ったので、バイオズワイガニめいたマグマ・ゴーレムを出してみた。スリケンが効きにくいのでカラテだ。帰りで事故ってもアレだし、エピローグでの判定はオミットしてもいいだろう。

で、時系列的には「メナス・オブ・ダークニンジャ」の直前だ。おれの次元ではトリロジー第一部のイベントがおおむね時系列通りに起きていくが、やはり少しは違っている。ユカノがアムニジアになるとフェイスフル=サンも革命闘士化したりソウカイヤに始末されたりしてしまう。ユカノのまま残しておき、フジサンとかへ逃れてドラゴン・ドージョーを存続させるルートもありだろう。まあフジキドがいない時にアンサラーやヘルカイトが襲ってきたら手も足も出ないが。特に先のことは考えていない。

◆極限に達した拍動◆

◆吹き飛ぶ恐怖心◆

【エスケープ・トゥ・グローリー】

タイトルは音楽ではなく、映画『栄光への脱出(原題:Exodus)』の邦題を英訳したものだ。こないだからユダヤについて長々と調べていたので、その余波だ。ヤクザ天狗も出るしいいだろう。モーセは当然ニンジャだ。

これは確か、公式でシナリオが出た頃にやり始めたが、戦闘が始まったあたりで放置していたやつだ。グリッドマップ戦闘はなんかめんどくさいのであまりやらないようにしている。だいたいわかればいいのだ。前後編にわけるぐらいの文量はあるが、前半はほぼシナリオ通りであり、飛ばしてもよい。インパルス=サンはナムアミダブツだ。いずれコンパチでデンパルス=サンとか不死身の電撃漢(エレキマン)=サンとか出るかも知れない。

前回は善良な美少女ニンジャがフジサンを爽やかに駆け上がったので、今回は邪悪なソウカイ・ニンジャズが泥臭くネオサイタマを這い回る。カラテ担当とハッキング担当のコンビでわかりやすい。そこそこ顔は良いが顔が近いかどうかはわからない。ドトン・ジツはジョジョ5部のオアシスめいたジツとしてみた。ドトンで壁抜けとかするとよくないらしいが気にするな。

公式版ヤクザ天狗は、いつぞやおれがチーム・ヒップにぶつけたやつよりはだいぶ弱まっているが、アンブッシュと全弾射出がサンシタに決まれば戦闘不能に追い込める。原作のif展開としてそういう感じにしてみた。マーシレスフィンガー=サンあたりが死ぬかなと思ったが、どうにか生き残ったな。ソダワも生き残り、タロは男を見せることもなく逮捕されたが、まあどうにかなるだろう。別に原作をなぞらにゃならんわけもない。なおヤクザ天狗がジーザスの再臨めいてヤマヒロのもとへ戻ってきたので、ほだされたヤマヒロが聖戦士2号になって現れるかもだ。備えよう。

わたしはあなたがたを捨てて孤児とはしない。あなたがたのところに帰って来る。(ヨハネ伝14:18

◆栄光◆

◆脱出◆

【ハート、リターン・トゥ・ユア・オリジン】

タイトルはエヴァンゲリオンの曲からだ。アズラーイール主役回はそうしている(「リヴ・アンド・レット・ダイ」は違う)。いい曲なのだが本編では使用されず、パチンコ・パチスロ版でゆうめいになったという。それはそれでどうなのか。なお、おれはLAS派だ。シン・エヴァもLASだ。わかったか。

「子供をさらうハッカー・バロンのアジトを潰せ」というシナリオで、地下にチルドレンが監禁されているのでエヴァとか最近の陰謀論めいている。コナキ・ヤクザはそういうアレだろうと思ったので、わかりやすくコナキマスとした。ところどころ『忍者と極道』が混ざってるが気にするな。アズラーイールはそういう出自で、オリジンに戻るわけだ。でもふたりとも普通に邪悪なニンジャ、かつ底辺ネオサイタマ市民なため、大して義憤とかは抱かない。感情よりは勘定で動くやつらだ。

アサシンケイブ=サンは一応データ通りに持ってきて動かしてみたが、カラテの手数が単純に倍になるので、1人を集中して狙うとかなりヤバい。アトモスフィア上昇が起きればなおさらだ。今回は銃使いの2人組だったため、ワン・インチ距離に近寄られると射撃もままならない。そこで連続側転で先んじてメインUNIXルームへ飛び込ませ、リーダーを追い詰めれば勝利条件を満たすことにした。モータルは銃弾をまとめて回避とかできない。割とギリギリの勝負だったが、殺しに来たわけではないため結果はこうなった。因縁が出来たが、実際ニンジャスレイヤーが所業を知れば激憤怒(おこ)する邪悪ニンジャなので、いつかWasshoiされて死滅(くたば)るだろう。

◆惣流◆

◆式波◆

【フロム・ア・ディスタンス】

タイトルはジュリー・ゴールドの名曲からだ。1990年にベット・ミドラーが歌って大ヒットしたことでゆうめいだ。ブッダは寝ているしゴッドは遠くから見ているだけなので、おれたちはなんとか生きていくしかない。陰謀論とかにハマりかけたら距離をとれ。己を客観視し、家族や友人と会話しろ。

Discordで天狗ダイスを振ったらそこそこ強そうなニンジャが出来たので、いろいろ膨らませてデモゴルゴン=サンが誕生した。下劣なパパラッチなため残念な美人だ。本ルール通りのバイオズワイガニと戦わせたら事故って死にかけたが、どうにか生還した。深入りせずに近づかなければ完封できたのだな。そういうわけでタイトルも決まった。ザイバツの下っ端ニンジャが専務の護衛についていることも考えられたが、そっちは別のニンジャに始末されたのかも知れない。そういうルートもありだろう。連戦してもいいが、バイオズワイガニのハサミを食らったのでやめておく。

◆God is watching us◆

◆From a distance◆

【レッキング・ボール】

おれ史上初の自作シナリオだ。ソニックフィンガー=サンの強さやアナキストの数、トラップなどを調整してやってみろ。おれが喜ぶ。AoM次元のソニックフィンガー=サンは、ヒュージシュリケンめいてAoS次元からニンジャソウルが再ディセンションしたのかも知れないし、オヒガンでは時間も逆転し得るから逆かも知れない。フリックショット=サンのデータが出たら差し替えても問題ないし、他のウチコワシやザイバツのニンジャにしてもよい。政治的にセンシティブな気がするので受賞するかどうかはわからんが、他の二次創作小説もシナリオ化してもいいな。おまえも書け。

◆I came in like a wrecking ball◆

◆All I wanted was to break your walls◆

【ボール・ブレイカー】

そういうわけで、自作シナリオのテストプレイだ。やってみないと問題点とかがわからない。タイトルはAC/DCの曲からだ。ジョジョ7部スティール・ボール・ランではウェカピポがレッキング・ボールを、ジャイロがボール・ブレイカーを使う。ムテキ使いの相方がいればよかったかもだ。

増えすぎたニンジャを再利用して、チームでやらせてみた。確か去年別のシナリオをやらせかけたメンツで、めんどくなって放置していたのを再利用したものだ。ファイアシーフ=サンの代わりにフレイムスローワー=サンを入れた。それぞれに役割分担させて見せ場も作ったが、なんかインヴィテーション=サンが主役っぽくなったな。トラップ解除もハッキングもこなせる「忍者」らしいニンジャなので、シノビ・ニンジャクランかも知れない。元ネタの曲「Open Invitation」では歌詞で銀の合鍵についての言及もある。

フライングレッグス=サンはこの中では手練れの方で、2ダメージを食らわすトライアングルリープキックが実際強い。口調が渋いのはシュギ・ジキの影響だと思う。コズミックサイクラー=サンはカラテ2号機で、ヤクザめいた口調で軽口を叩いてくれるので動かしやすい。フレイムスローワー=サンは雑魚払い・煽り役・やられ役・コメディリリーフを兼ねてくれた。彼だけ借金が残ってるので稼ぐモチベーションにもなる。いいチームだ。

サンシタとはいえ高能力値のニンジャが4人もいれば、大概の障害は突破できる。囲んで殴ればソニックフィンガー=サンも倒せたかも知れない。敵側にもうひとりニンジャを出してもいいが、管理が面倒だし事故りかねないし長引いてもアレだ。最終目的を決めてシンプルにしよう。なお、おれは特に左右の思想をどうこういうつもりはない。テロは迷惑だなというだけだ。

◆You are a◆

◆Ballbreaker◆

【サマー・サスピション】

タイトルは杉山清貴&オメガトライブの曲からだ。「疑惑」を英訳したらSuspectionと出たので、なんかそれっぽい曲がないか検索して探し出した。昭和みがあり、山奥のオンセン旅館とかでBGMに流れてそうな感じがする。夏にオンセン旅行ってのもどうかと思うが気にするな。

割とバズっていたニンジャのマダミスを試しにやってみた。本来は多人数でワイワイやるのだろうが、おれは勝手にひとりでやる。PCニンジャたちを無から発生させ、シミュレートして動かし、結末へ持っていっただけだ。当然生かして帰す気はない。このところあまりニンジャが爆発四散していないのでナラク・フラストレーションがたまり、7人も爆発四散させた。結果的に厄介なカラテ強者のジツ持ちから殺され、ノーカラテのあほとジツなしだけが残されたわけだ。フジキドならそうするだろう。

転がしていくうちに愛着も湧いたが、まあどうせ全員死ぬしな……と思ってインガオホーな背景事情とかをセットした。ラストバトルはもはや処刑だ。サイコロ振って戦わせたが全く歯が立たず、最後はああいうことになった。なんか気に入っている。時系列上はどのあたりになるのだろうな。

◆こんな気持ちじゃ◆

◆気が狂いそうさ◆

今は以上だ。また溜まったらやる。次はニンジャ名鑑だ。

【以上です】

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