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東京学芸大学附属の凋落について

小学校受験お疲れさまです。

本日は、東京学芸大学附属の凋落について書きたいと思います。本校は、売れっ子Youtuberである中田敦彦氏の出身校です。

彼は慶応出身ですが、自身も「私の高校から慶応に行くのは恥ずかしいこと。みんな東大か医学部に行く」と言及しているように超名門校でした。

20年前は100名弱の東大合格者を出すのが当たり前の高校だったのです。その数は筑波大付属高校よりも多く、「学附(がくつき)」というのは東大内でもブランド力がありました。

しかし、最近の東大合格者数は激減しています。

学芸大学附属の東大合格者数の推移
2004年 93人
2005年 81人
2006年 77人
2007年 72人
2008年 74人
2009年 74人
2010年 54人
2011年 58人
2012年 55人
2013年 68人
2014年 56人
2015年 54人
2016年 57人
2017年 46人
2018年 49人
2019年 44人
2020年 28人
2021年 30人
2021年 27人

この原因ですが、優秀な家庭が学芸大附属ではなく、日比谷高校を選び始めたことに起因しています。

戦後の名門校は、20年前の私の入試の頃には東大合格者数10名程度の弱小校でしたが、昨年の合格者数は65名と見事に復活しています。

正直、公立高校が伸びてくるというのは想像できませんでしたので驚いています。

高校の学費は最低限にして、その分を予備校代に注いだ方が絶対に合格確率が上がります。それを考えると、学芸大学附属ではなく日比谷高校でも同じなのでしょう。ブランド力も両校ともそれほど変わりませんし。


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